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平田、竜8人目のサイクル安打達成 7回左安で決めた

2018年8月17日 紙面から

中日-DeNA 7回裏1死、左前打を放ちサイクル安打を達成し、花束を手に声援に応える平田=ナゴヤドームで(中嶋大撮影)

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 中日・平田良介外野手(30)が16日、DeNA戦(ナゴヤドーム)で自身初となるサイクル安打を達成した。プロ野球史上73度目、68人目の快挙でチームは11得点の大勝。5打数5安打で前日のリーグ5位から打率トップに再浮上した新リードオフマンが、逆襲の担い手になる。

 打った瞬間から白い歯がこぼれた。大記録がかかった7回1死、平田の打球が三遊間を抜けた。最後は左前打でサイクル安打を達成だ。プロ13年目で初の5安打をマークしただけではなく、球団では史上8人目の快挙。「後はシングルだと分かっていた。ホントはいけないけど、前の回に守っている時から打撃のことばかり考えていました。本当にすごくうれしい」。お立ち台でちゃめっ気たっぷりに、狙い打ちだと明かした。

 今回のDeNA3連戦の初戦、14日に1番に座った時から、快挙への道が始まっていたのかもしれない。京田や大島の不振から5年ぶりに抜てきされたリードオフマン。そしてこの日の初回、カウント2-2からの高めのスライダーを振り切った。打球は左翼フェンス上部で跳ねてスタンドに飛び込んだ。

 平田の本塁打自体が久々で、6月29日の巨人戦(ナゴヤドーム)以来の6号ソロ。2012年7月11日の阪神戦(甲子園)以来、自身2度目の先頭打者弾が猛打ショーの口火となった。第2打席から左越え二塁打、左中間二塁打、相手のまずい守備もあっての右翼線三塁打ときて左前打。土井打撃コーチは「うまく機能してくれた。1番は中軸に匹敵する重要なポジション。いいのがやっと見つかった」と、安堵(あんど)の表情だ。

 

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