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【格闘技】

岩佐、V2戦で全米デビュー インターネットで生中継

2018年8月16日 紙面から

計量をパスし、ポーズをとる王者の岩佐亮佑=東京都内のホテルで(斉藤直己撮影)

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 国際ボクシング連盟(IBF)スーパーバンタム級タイトルマッチ(16日、東京・後楽園ホール)の前日計量が15日、東京都内で行われ王者・岩佐亮佑(28)=セレス=が100グラムアンダーの55・2キロ。挑戦者の同級1位TJ・ドヘニー(31)=アイルランド=がリミットちょうどの55・3キロで1回でクリア。米放送局ESPN(電子版)からは同日、この試合が傘下のインターネット放送ESPN+で全米生中継すると発表され、岩佐はV2戦で“全米デビュー”することになった。

 そのことを振られると岩佐の目が輝いた。「聞いたのはつい最近。うれしいっス。海外で活躍できる選手を目指しているので、そのスタートラインに立てる」

 WBAミドル級王者・村田諒太(帝拳)と同バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の2人をのぞけば、国内の世界戦が米国へ生中継されるのはきわめてまれ。米国の大手プロモート会社トップランクのモレッティ副社長はESPNに「この勝者を25日に行われるWBO同級タイトル戦ドグボエ-大竹の勝者と対戦させたい」と語った。

 「向こうで見てる人にも強い印象を残す、強い試合がしたい。1ポイントもとらせず、チャンスで詰め切り完ぺきに勝ちます」。力を込めた岩佐はこの試合から米国へ、世界へはばたいていく。 (藤本敏和)

 

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