「Mr.サンデー」でスポーツ界の腐敗?独裁?を議論していたが、最後に木村太郎が、
「要はスポーツが勝ち負けばかり気にするようになったからでしょう。本来スポーツが持つべき精神の鍛練や肉体の成長に関心が行かず、勝ち負けばかりになっている」
と、鋭い指摘。
なるほどと思う。
スポーツでさえそういう根本的な問題を抱えているのに、オタクはまだアニメを「勝負」と捉えている。
どうしようもない。
しかし、オタクが異常だってだけではないだろう。
小学校の運動会でみんなで仲良くゴール、とかしているのに社会に出たら途端に情け容赦ない自由主義競争だ。
やってることがチグハグなのだ。
その中で埋もれた劣等なオタク達が、歪んだ勝負志向になるのは、ある意味仕方ない。
まぁ、オタクの「勝利」への同調圧力、引き続き前回割れしているコミケの衰退・老齢化をひた隠しにして負けを認めない「大本営発表」など、今のオタク文化ほど、あの一番残念だった戦時中の日本を模倣しているものはないだろう(ネトウヨ含め)。
アニメやオタク文化が完全に「無条件降伏」するまで、みんな薄甘い精神論を叫び続け、業界を脅迫し、負けや劣勢を認めず、真剣に考えずに現実逃避して、作品や文化をどんどん崩壊に追い込むことだろう。
これはオタクだけじゃなく、日本人の特性。
これはオタクだけじゃなく、日本人の特性。