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2018年8月16日 紙面から
中日-DeNA 8イニング1失点で2勝目を挙げ、ファンの声援に応える小熊=ナゴヤドームで(中嶋大撮影)
投打がかみ合う理想的な展開で連敗脱出だ。中日は15日のDeNA戦(ナゴヤドーム)に5-1で快勝し、連敗を3で止めた。先発した小熊凌祐投手(28)が8イニング1失点と好投し、今季2勝目。打線も、ダヤン・ビシエド内野手(29)とソイロ・アルモンテ外野手(29)が計3打点を挙げるなど効果的に援護した。5位のDeNAとのゲーム差を縮め、このまま最下位脱出に向けて突っ走りたい。
マウンドでほとんど表情を変えない男は、お立ち台で少しだけほおを緩ませた。「これが僕の全力の笑顔です。最後までいきたいと思ったけど、勝てたことはよかった」。8イニングを毎回の10奪三振、1四球の快投でつかんだ2勝目。小熊の言葉に充実感がにじんだ。
不安定な立ち上がりからよみがえった。1回、先頭の荒波にストレートの四球を与えたが、先輩捕手のアシストでリズムを取り戻した。「武山さんが盗塁を刺してくれて楽に投げられた」。続くソトを空振り三振に仕留めると後ろを向き、珍しくほえた。「自分に活を入れました」
気持ちが引き締まり、6回まで許した安打は1本だけ。7回2死二塁から宮崎に適時二塁打を打たれ1点を失ったものの、直後に倉本を直球で空振り三振に仕留めた。最少失点で乗り切り「流れを向こうに渡さなかった」とうなずいた。
力強い直球は、オフから継続してきたトレーニングのたまものだった。上半身、背中、下半身に加えて瞬発系のものもこなした。「ローテーションの合間にも入れていました」。努力はトレーニング以外でも。スナック菓子や炭酸飲料などが好物だが、今はほとんど口にしない。「気持ちの問題かもしれないですけどね」。努力と節制の甲斐があって球威を取り戻した直球は、この日は最速148キロを計測。「自分の中で効いていた」という110キロ前後のカーブとの組み合わせで緩急をつけ、プロ初の2桁奪三振もマークした。
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