大学教育のグローバル化に伴い、海外留学や海外インターンシップ・ボランティアなどの研修は増加傾向にありますが、送り出す側の大学は海外での様々なリスクに対する備えが必要です。2015年11月のパリ同時多発テロ事件以降も頻発するイスラム過激派等による国際テロの脅威、近年頻発している米国での銃乱射事件など海外で重大な事件・事故・テロ・災害・疫病が多発しており、それらに迅速且つ適切な安全対策や危機管理が求められています。また万が一、学生が事件・事故に巻き込まれた際のメディア対応は、想像以上に大学に対する評価を左右し、大学ブランドにも影響します。危機事象発生時には、学長をはじめメディアの窓口である広報担当者は、それらに迅速且つ適切な対応が求められます。そのためにも日頃からの備えが大切です。
そこで、今回は以下のとおり事件・事故発生時の緊急記者会見・メディア対応に関するセミナーを企画いたしました。貴学の安全対策の一助となれば幸いです。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
危機管理対応の原則、危機管理広報の重要性、メディア対応の前提、緊急記者会見での注意点(ポイント)など危機発生時に大学が求められること、危機発生時に伝えるべきメッセージ、記者会見での基本的な対応知識などについて
海外留学中の事件・事故を想定し、模擬緊急記者会見を実施します。司会役、会見者役、マスコミ役などに分かれて実際のメディア対応をシミュレーションします。記者会見終了後には、ポイントの解説を行います。
篠崎 良一(しのざき りょういち)
共同ピーアール株式会社顧問(前取締役副社長) 『PR総研』顧問。
早稲田大学第一文学部社会学専攻卒。出版社を経て、共同ピーアール(株)入社。取締役、常務取締役、取締役副社長を経て現職。企業・団体の広報・危機管理コンサルティング、広報・危機管理研修担当。2003年5月『広報の学校』を開校。2013年1月『PR総研』を設立。
企業・団体の広報カウンセリング、TOP広報コンサルティング、広報戦略選定、広報活動調査、広報部創設・育成指導、メディアトレーニングを担当。危機管理では、欠陥商品、リコール、企業不祥事、訴訟問題、企業秘密・個人情報漏洩、内部告発、差別・人権問題等、数多くの危機管理実務、クライシスコミュニケーションのコンサルティングを実施している。
(社)日本PR協会認定資格『PRプランナー』試験委員。
参加ご希望の方は、2018年 9月5日(水)までに以下のボタンからお申込みください。