えりかとさとるの夢冒険

part32-403~409


403 :えりかとさとるの夢冒険:2007/09/02(日) 06:50:36 ID:Qq87IEty0
えりかとさとるの夢冒険


 序章

えりかとさとるは双子の兄妹。
長い休みの最後の日の夜、さとるは学校が始まる事に憂鬱になっていた。
えりかは、外の星空を見ていたが、そこで何かを見つける。家の前を変なのが通っていく、と言うのだ。
見てみると、人間の格好をした白い猫のような生物が2足歩行で歩いていた。
さとるの提案で、二人は後をつけてみる事にする。
一本の大木の前に来た時、猫?はそのまま消え去ってしまう。
二人が大木に近づくと、何か声が聞こえてくる。
「…子供たちよ…時の冠を探すが良い…それを手にした時、本当の幸せを知る事であろう…」

404 :えりかとさとるの夢冒険:2007/09/02(日) 06:51:35 ID:Qq87IEty0
 第一章

二人が目を覚ますと、目の前には虚無僧?がいた。
虚無僧によると、時の冠の力で動物も普通に会話をする不思議世界に呼び寄せられたらしい。
虚無僧は激励と、ドリーム・バッグ(何でも入り、8次元空間で2つのバッグが繋がっている)を一つづつ渡し、去って行く。
やむを得ず、時の冠を探すために行動を開始する二人。
二人は、道端でカバンを拾い、そのまま交番に持っていく。
お巡りさんに、落とし主が来ると思うから明日また来てごらんと言われる。
近くにあるヤギ婆さんの家を伺うと、今日はここで泊まって行ったら、と婆さんが言うので泊まる事に。
翌日、交番に行ってみると、丁度カバンの落とし主が。落とし主は、どんな乗り物にも乗れるパスポートをくれるのだった。
その後二人は公園に行き、走り回る。しかし、えりかは転んでしまう。
ワギャーーーン!と泣き叫ぶえりか(ちなみに背後にはワギャンの像があったりする)を病院に連れて行くさとる。
病院で診てももらうえりか。その後さとるは先生に、時の冠について聞き込みをしてみる。
先生曰く、友達のキツネ博士が研究していたらしい。しかしキツネ博士は滅多に人に会わない。
何か方法は…と考えていると、本の隙間にある美少女アイドルの生写真を発見する。
先生はそれを見て、内緒にする代わりにと紹介状を書いてくれるのだった。
紹介状を片手に、キツネ博士の家へ通される二人。家に入る前に、辺りを見ていると、なんと子供が溺れているのを発見。
子供を助け、キツネ博士の家へ。キツネ博士は息子の恩人だと、優しくしてくれる。
キツネ博士の研究によると、時の冠は大昔からあり、いつできたかはわからない。言い伝えでは冠の妖精が、被る人を決めるそうだ。
図書館にも資料になる本があるという話しを聞き、二人で図書館に。
図書館に訪れた二人はあっさりと資料を発見。しかし、それは貸し出し禁止だった。
どうしてもダメ?と言うと、クイズに答えられたら本を貸してやるという。
二人はクイズに正解し、本を借りるのだった。
冠の在りかは3枚の金貨と地図に託されている。金貨の1枚はゲンタノ市にある。この先は金貨を当てて読むが良い。という事が書かれていた。
二人はパスポートを使い、電車でゲンタノ市に向かうのだった。

405 :えりかとさとるの夢冒険:2007/09/02(日) 06:52:21 ID:Qq87IEty0
 第二章

ゲンタノ市について二人は早速聞き込みを開始。
街にいた兎のおばさんに聞いてみると、オコジョの長老に聞いてみると良いとの事。
長老に会うと、長老は既にこちらの事情を知っていた。何か困ったら(既に困ってるが)来なさいと言われる。
その後、町外れの地蔵の所へ来てみると、変な奴に絡まれているおばあさんが。
助けようと出て行くと、おばあさんを脅していた方にクイズを持ちかけられる。
クイズ対決で勝利すると、おばあさんは感謝し、今度家に寄ってくれと言い去って行く。
早速おばあさんの家に行き、時の冠について尋ねる。すると、家に伝わる古文書を出してくれる。
しかし、二人はそれを読めなかった。長老に見てもらおうとする。
長老はそれに対し、クイズに答えたら教えようと言う(なぜ?)。
クイズ後、長老に古文書を見せるが、肝心な所が虫に食われているらしい。
解読したのは、町外れ…踊る影…という事だった。
おばあさんの家に戻り、古文書についての報告をする。
そして、おばあさんの肩を叩いていると、おばあさんは感謝し、4つの頭巾をくれるのだった。
地蔵の所に行き、頭巾を被せていくと、踊っているような影が出現する。
影が指差しているように見える石があったので、それをどかしてみると、石の下から金貨を発見する。
金貨を当てて本の続きを見ると、2枚目の金貨はヨコハラ市にあると書かれていた。
二人は電車に乗り、ヨコハラ市に向かった。

406 :えりかとさとるの夢冒険:2007/09/02(日) 06:52:58 ID:Qq87IEty0
 第三章

ヨコハラ市は港町だった。
聞き込みを始める二人は、船長に聞いてみると良いという話を聞く。
ビストロにいると聞いて、やってきた二人。
ビストロの入り口にいたボーイさんに入れてもらうように言うが、子供はダメだと拒否される。
しかし、クイズに答えたら入れてやる。と言う事でクイズ対決を。
勝利した二人は中に入る。中にいた船長に時の冠について尋ねる。
船長は何か知っているらしく、答えかかったその時、別のボーイさんがやってきて追い出されてしまう。
しかし、船長にホテルのマッチをもらい、そこに来いと言われる。
ホテルに行き、船長のいる部屋に案内される。
船長の話によると、時の冠はヒランヤパワーを引き出すと言われる不思議なもので、何で出来ているかも分からないらしい。
もっと教えてくれと要求すると、クイズに答えられたらという条件が出る。
クイズが終わると船長から、ヤマネの物知り婆さんを訪ねると良いと言われる。
ヤマネの婆さんの所に行く途中の魚屋で、猿にクイズしないか、と誘われるのでクイズ対決を。
勝利後、魚をもらい、ヤマネの婆さん宅へ。
ヤマネの婆さんに船長の事を話すと快く迎え入れてくれる。
しかし、ヤマネの婆さんはなぜか時の冠について話したくないらしい。
二人は途中でもらった魚をお土産として差し出す。すると婆さんは、山の手の教会の神父が悪の十字架を隠している等と言う。
ヤマネの婆さんの家を離れ、町にやってきた二人を、虚無僧が待っていた。
虚無僧はいきなりサンゴの玉を渡し、去って行く。
その後二人が教会に行ってみると、神父が女神を信じるかと聞いてくる。
はいと答えると、まもなく女神は転生する、等と言い出す。
そんな中、近くにある十字架の台に異常を見つけるさとる。
台を調べていると、そこが開き中から巻物が現われる。
巻物について神父に聞くと、異人墓地にあったという。二人は異人墓地を訪れる。
異人墓地の墓の中に、十字架に穴が開いたものを発見する二人。
二人がその穴にサンゴの玉を入れてみるとピッタリと入ってしまう。
そして、墓が開き、中から金貨が出てくるのだった。
2つ目の金貨を手に入れた二人は、本の続きを読んでみる。
この本に綴られる地図の片割れは、オットリ市にある。と書いてあった。
オットリ市へと向かう二人。

407 :えりかとさとるの夢冒険:2007/09/02(日) 07:21:14 ID:Qq87IEty0
 第四章

オットリ市でいつもの如く聞き込みをする二人。
さとるが八百屋に行った時、配達を手伝ってくれれば教えると言われる。
配達を終えると八百屋は、ウソップ寺に関係するものがあると教えてくれる。
ウソップ寺の和尚に尋ねると、今日はダメと言われる。二人は八百屋の妹の家に行き、宿泊する。
えりかが和尚を尋ねると、教えてあげるが、チューをして欲しい。等と言い出す。
当然拒否するえりか。何か土産が無いと嫌らしい。
音楽が好きだという情報を掴んだ二人は、テレビ局へ。
歌い手にレコードが欲しいと言うと、クイズ番組をやっていると言うので、それに出てみる。
賞品はコンパクトディスク。それを手にウソップ寺に行く。
和尚は喜び、ギヤマンのグラスが冠を探すのに要るという事を教えてくれる。
そしてグラスを貸してくれる。更に、兄もグラスを持っているらしい。
その後、再び町で聞き込みしていると、正直寺に行くといいと言われる。
正直寺の和尚に時の冠について尋ねると、それなら持っていると幸せになれるものだと言う。
そして、何処かの洞窟に冠の在りかがわかる地図があるらしい。
和尚は去り際に、グラスも貸してくれるのだった。
町では再び虚無僧が待ち受けていた。双子岩にグラスの謎が隠されているらしい。
虚無僧からさんごの玉をもらい再び聞き込み作業に戻る二人。が、えりかが町を訪れた時、攫われてしまう。
攫ったのはハライソ団という組織らしい。
さとるはえりかの監禁されている家に行き、近くにあったナイフでえりかの縄を切り、脱出するのだった。
その後、町に居た寺の和尚に、双子岩の元へは港にいる漁師に送ってもらうのが良いと聞き、漁師の所に。
漁師に頼み、双子岩までやってきた二人。岩の内部で二人は一筋の光を見る。
その光があたる場所にグラスと、グラスの中に入れたサンゴの玉を置いてみる。
すると、反射した光で隠された洞窟が照らし出される。
そこらか奥に行き、洞窟深部の壁をナイフで削ってみると、何かを発見。
そして、時の冠の地図を入手した。
二人が本を見てみると、示す場所はクマソ市。最後の金貨がそこにあるとの事。
二人はそのままクマソ市行きの電車に乗るのだった。

408 :えりかとさとるの夢冒険:2007/09/02(日) 07:22:11 ID:Qq87IEty0
 第五章

クマソ市に辿り着いた二人は恒例の聞き込みを始める。
ある民家にお邪魔してみると、三日に1度、町に占い師が来るので聞くと良いとの事だった。
民家で何日か過ごし、町の占い師のもとへと向かう。
占い師の所では、占い代金の代わりにクイズをする事に。クイズを終え、占ってもらう二人。
探し物はアセ山にある。恐れずに火口に飛び込むのじゃ、と言われる。
二人はアセ山に飛び込む。アセ山の奥では宝箱があり、その中には金貨が。
遂に金貨が3枚揃ったのだった。二人が本の続きを読むと、時の冠はブジ山の裾にあるストーン・サークルにあると書かれていた。
その後、博物館では時の冠を守るとされる時の剣を、クイズで勝利して貸してもらう。
そうこうしている内に3日経ち、再び二人は占い師の所に行ってみる事に。
恒例のクイズを終え占ってもらうと、何者かに追われているという結果が。ツボをお守りにくれるのだった。
町でブジ山について聞くと、ブジ山は深い森に覆われているという。
聞き込みを続けていると、ハライソ団のボスが現われる。
またまたクイズで決着を付けることに。
ここで不正解になり、先ほどのツボを使ってみると、中からハライソだんの守り神?とやらが出てくる。
ボスによると、占い師は生き神様、との事だった。ボスはそれに怯え、今までのおわびにとコンパスをくれる。
その後、神社で一休みする二人だったが、眠りからさめてみると荷物が盗まれていた。
神社では鉄の棒が落ちていた。とりあえずそれを拾っておく二人。
途中の町で虚無僧が、盗まれたものは時計台に隠されている事を教えてくれる。
時計台に行き、トラップを鉄の棒を駆使して突破した二人は、荷物を奪還する。
そして、神社に行き神主に時の冠について尋ねる。言い伝えではブジ山の樹海深く、ストーンサークルの中にあるらしい。
二人は樹海へと入っていく。コンパスを使い、ストーン・サークルを見つけだす。
しかし、サークルの中央は何やら穴が開いてるようだった。
ナイフで穴の中にある小石をどけ、穴に時の剣を挿す。
周りの石造の下に穴が開いたので、二人は行って見る事に。
穴の奥では冠の妖精が待っていた。彼によると、二人は時の冠を手に入れたと言う事だった。
冠なんて持っていないと言うが、時の冠は暖かな心でしか見ることができない物らしい。
二人は目を閉じて、お互いの頭に触れてみる。暖かさを感じる。
これが時の冠なんだと気付くさとる。妖精から、その暖かい心を忘れないようにしてねと言われた二人は・・・

409 :えりかとさとるの夢冒険:2007/09/02(日) 07:23:15 ID:Qq87IEty0
 最終章

ベッドで目を覚ます二人。
えりかが凄い夢をみた、とさとるに言ってくる。
さとるも同じ夢を見たらしい。
不思議な事もあるな、と言う事を言い合っていると、父が二人を起こしに来る。
父は、二人の見た夢について、意外と本当の事かも知れないと言う。
なぜなら、父も二人くらいの年齢の時に同じような夢を見たと言うのだ。
その時、父は母と一緒に夢を見ていたらしい。
父に、冠を探したのかと尋ねる二人だったが、その答えは言えないという事だった。
それは、二人がもう少し大人になれば分かると言われる。
そして、最後に父は言う。「お前達が借りたものは返しておくからな」
そういった後、ウィンクする父親だった。      家族写真を背景に、おしまい。

余談・ひでむしの隠しメッセージについてはここでは触れません。知りたい人は検索すれば簡単に引っ掛かります。
   このゲームが好きでひでむしを知らない人は、鬱になるのを覚悟の上でお調べください。





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