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あの白さがよみがえる!シャツの黄ばみ一発解消SP

あの白さがよみがえる!シャツの黄ばみ一発解消SP

2017年11月1日(水)午後7時30分
2017年11月4日(土)午前0時10分

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NHKオンデマンドでご覧いただけます 番組内容を印刷する

衣類の襟元や袖口に現れる、いやーな「黄ばみ」。
ちゃんと洗濯しているのに、なぜ黄ばむのでしょうか?
原因は、繊維の奥に残った「皮脂」。これが酸化して黄ばみとなります。
ならばクリーニングに出して解決、と思っても、
時間がたつとやっぱり黄ばんだという経験談をよく聞きます。

そこで番組がおすすめしたのは、どこの家庭にもある「あるもの」で洗う裏技。
頑固な黄ばみがスッキリ消滅!
しかも3か月に1回、よく着る服でも月に1回行えば、黄ばみ予防に!
黄ばんでしまった思い出の洋服も、真っ白に復活できます!

今回のお役立ち情報
01

なぜ洗濯しても黄ばむのか?

「洗濯してきれいになったのに、いつの間にか黄ばんでいた」。黄ばみに対して、そんな印象をお持ちの方も多いはず。実は、洗濯洗剤や漂白剤を使って水洗いしても、皮脂(人のあぶら)の汚れを完全に落としきることは難しいのです。洗い方や洗剤の種類にもよりますが、汚れの2~4割ほどが、繊維の中に残ってしまうと考えられています。着用→洗濯を繰り返す中で、皮脂汚れが徐々に蓄積し、それがしだいに酸化して黄ばみとなります。湿度や温度が高いなどの「黄ばみやすい」環境なら、洗濯して4日目ごろから黄ばみ始めます

02

なぜドライクリーニングしても黄ばむのか?

ではクリーニングを行えばどうでしょうか?クリーニングの一種であるドライクリーニングは、有機溶剤という油の一種で洗うもので、皮脂を落とすことが得意。ところが時間がたつと、黄ばみが現れることがあります。 実はドライクリーニングは、水溶性のタンパク質の汚れを落とすことが苦手。繊維に残ったタンパク質が酸化して黄ばみになることがあるのです。

※クリーニング店では衣類や汚れの種類に合わせたさまざまなサービス (「ドライクリーニング」「水洗い」など)が提供されています。
ワイシャツの場合は、「水洗い」がよく行われています。
お持ちの衣類にどのサービスが有効かは、クリーニング店でよくご相談ください。
今回の番組では、「皮脂汚れ」を落としきる実験として、「ドライクリーニング」を 行いました。

03

洗濯の達人に学ぶ!黄ばみ落とし術

1、クリーニングで「タンパク質」まで落とす法
クリーニング店で「ドライクリーニング」と「水洗い」の両方を依頼する。
※皮脂やたんぱく質汚れ以外が原因で黄ばんでいる可能性もありますので、クリーニング店でご相談ください。

2、家庭の水洗いで「皮脂」まで落とす法
用意する物

  • 台所用洗剤(濃縮タイプ)  大さじ1(通常タイプの場合は大さじ2)
  • 酸素系漂白剤(粉末タイプ) 大さじ半分
  • 水             大さじ2
  • 洗濯洗剤          適量

(用量を守ってください)

  1. 台所用洗剤と酸素系漂白剤、水を混ぜ、軽く泡立つまでかき混ぜる。
  2. 黄ばんだ部分に、歯ブラシなどで塗り込み1分ほど置く。
    (黄ばみの程度に合わせて、置いておく時間は調節してください)
  3. 洗濯洗剤を使って、通常どおりに洗濯を行う。

着るたびに通常の洗濯をしていれば、この方法は3ヶ月に1回程度、もしくは衣替えの前に行えばOK!

※すすぎは十分に行ってください。
※台所用洗剤の種類によって効果は異なります。研磨剤入りのものはおすすめしません。
※ウール・シルク・金属繊維には、粉末タイプの漂白剤は使えません。液体タイプの漂白剤をお使いください。(漂白剤の「使用上の注意」で確認してください)
※液の作り置きは効果が薄れ、また密閉容器に保存すると破裂する恐れがあるので、やめてください。

3、全体的な黄ばみを落とす法

  • 2の方法で紹介した台所用洗剤、酸素性漂白剤、水を混ぜたものを、2リットルの お湯に溶く。(黄ばみの程度がひどい場合は、台所用洗剤を足してください)
  • 衣類を10分程度つけ込む。
  • つけた液体ごと洗濯機に入れ、洗濯洗剤で通常どおりに洗濯を行う。

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