今現在学生なのだが、夏休みの課題に読書感想文が出てしまった。
昔から読書感想文を書くのがどうも苦手で半分以上あらすじで埋めてしまうような子供だった。
なぜ嫌いだと感じるのか?
読書感想文を書くよう指導する教師やネットで書き方を紹介するHPの書き手は口を揃えて「心に残ったこと、自分に影響を与えたこと、自分の体験、これからどうしたいかを書け」と言う。
物語を読んで人生が変わった!と言える人間はどのくらいいるのだろうか?登場人物と似たようなドラマチックな体験をしたという人間はどのくらいいるのか?登場人物の真似をしてこれから生きていきたいと思う人間はどのくらいいるのか?
私はこの本に影響を与えられた、人生・価値観が変わったなんて感じたことは無い。
いや、もしかしたらそう感じていないだけで影響を受けている事もあるかもしれないが。
なぜ皆がみんな本によって影響を与えられた前提で『感想文』を書かされるのだろうか。
物語を読み終えて「あぁ、面白かった。」で終わる読み手がマイノリティなのだろうか。
そもそも本を選ぶ時に表紙やタイトルの感じから選んでしまう傾向にあるので、前評判なんて知ったこっちゃない。
作文が嫌いという子が割と多いと感じるのだが、ことある事に感想文を書かされる環境のせいでは無いだろうか。
別に読書感想文自体を否定する訳では無いが感想を書ける人と書けない人がいる、という事を知って欲しい。
感想文は、就職面接、企業で時々行われる愛社精神テスト、それらに望まれる答えを返す練習だと思えば、 楽しくはならないでしょうか?
愛社精神テスト、、 ああ北朝鮮からの書き込みですね
外資でも日常的にやるけども? 建設的でポジティブなフィードバックという名の愛社精神テスト
日本のホワイト企業ではもう無くなったよ
だといいよね でもそれブランド戦略の根本否定でしかないから。
たぶん、あなたはマイノリティ側なんだと思う。 普通の人は、「面白かった」と思うと同時に、 ・どこがどう面白かった ・どこの面白さが印象にのこった みたいな感想が溢れだすんだ...