こんにちは。カルメンです!今回は、国際結婚雑記ブログらしく、メキシコ人であるうちの旦那さんとメキシコで入籍したときの、手続きのことなど、備忘録として残しておこうと思います。女だけの独身お別れパーティーのことなどもついでに。
ちなみに、この写真は私たちではありませんが、雰囲気的にこんな感じでしたね。お米がすごい勢いで投げられてて、痛かったです、、ちょっと、やめてよ!という感じでしたね。
メキシコ人との国際結婚、メキシコで入籍したときの手続きのことなど
結婚証明書
まず、メキシコは、日本と違って、結婚すると結婚証明書が出されるわけですね。これは、「この二人は結婚しましたよ」という証明書であって、「他の人とも結婚しているということはない」ということを証明するものではありません。
つまり何が言いたいかというと、結婚詐欺は簡単にできるということです。何人と結婚しても、毎回結婚証明書が出されますからね。これは、小説家や脚本家にとってはいい題材です。お金持ちの男が死んで奥さんが悲しんでいると、遺産相続のときに、何人もの奥さんや子どもが現れる・・・という設定はよくある話です。
メキシコで入籍するときの手順
それで、普通は教会で結婚式を挙げますが、教会で式を挙げるためには、この結婚証明書を取っておくか、申請しておかなければならないわけです。スペイン語で「BODA CIVIL(ボダ シビル)」と言いますが、教会での結婚式を省いても、法的に結婚を認められるためにはこのボダ シビルの結婚式はしなければなりません。
ボダ シビルの結婚式のために必要な書類などはいろいろあります。DIFという機関による、結婚前の講座をカップルで受講しなければならなかったりします。住所の登録書など必要な書類などは、メキシコ人が揃えてくれるでしょうから、ここでは日本人が用意すべきものだけ記しておきます。
- 出生証明書(これは戸籍謄本をスペイン語に翻訳して外務省に持っていって証明書を付けてもらっておく必要があります)
- パスポート
- メキシコに法的に滞在しているという証明書(観光ビザでも大丈夫なようです)
- 証人となる、友人か家族の人が2~3人必要
そして、ボダ シビルの後に、ほとんどの人が教会で式を挙げます。順番としてはこうなのですが、これだと、結婚式が2回あるわけなのですよね。それで、私たちは、どうしても結婚式を2回やりたくなくて、教会と交渉して、当日中にボダ シビルをやるのならと、特別な許可をもらって逆にしました。
ほんとはダメだけど、無理ではない、ということですね。それで、教会で結婚式をした後、披露宴にボダ シビルの公証人に来てもらい、証人の方たちとともに、皆の見守る中、ボダ シビルの結婚式も済ませてしまいました。
カトリックの教会での挙式
メキシコ人の大半はカトリック教徒です。うちの旦那さんの家族も皆カトリック教徒でしたので、カトリックの教会で式を挙げました。
カトリックの場合、片方がカトリック教徒でない、私のような者が教会で式を挙げられるでしょうか?子どもが生まれた場合、その子どもをカトリック教徒にする、という誓いをたてさせられました。ウェディング・ドレスを着たかったので、二つ返事でオーケーしました。約束は守って、二人の娘たちはカトリックの洗礼を受けております。
女だけの独身お別れパーティー
メキシコでは、結婚する前に、男は男だけの独身お別れパーティー、女は女だけの独身お別れパーティーというものをやる習慣があります。私もやってもらいました。
いろんなゲームをやって楽しかったです。2列に並んで順番に紐をスカートの下から通して首のところから出して、また次の人のスカートの下から通してって・・・どっちの列が早いかって。
来てくれた人たちがそれぞれ、結婚祝いのプレゼントとは別に、小さな贈り物を、願いを込めた言葉が書かれた紙とともにくれたりしました。それは、料理の小さな本だったり、毛糸と編み棒だったり、ほうきと塵取りだったり針と糸だったりしました。
壁にはたくさんの赤いハートが飾ってあって、それぞれに、結婚するにあたっての助言が書いてありました。
企画してくれたのは、私の旦那さんのお兄さんのお嫁さんでした。パーティーが終わった一番最後にサプライズで私の旦那さんになるべき人が入ってきたのですね。楽しくて、とても感激したパーティーでした。
披露宴で
披露宴は立食パーティーにしました。途中で私は振袖の着物に着替えたのです。そしたら、「なんで着替えたの?」なんて、びっくりされました。メキシコは、ずっとウェディングドレスで、着替えることがないですから。
実は、成人式用のお振袖だったんです。着物を持っていたのに、成人式の時、メキシコにいたので、着る機会を失ったのです。お振袖って、未婚女性が着るものですよね?どうしても、着たかったんです。
まとめ
メキシコで入籍したときのことを思い出して記してみました。結婚式って、やらない人もいますけれど、思い出に残って、結構いいですよ?