ときどきやる一件で一記事にするほどでもない小ネタ集です。
目次
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台風13号と15号の予想進路キャプチャ
台風が接近するたびに、自分の記録のつもりで経路のスクリーンショットを残すというヘンな習性があることを、記事に書いたことがある。直近の記事はこちら。
今年は台風の当たり年らしく、それ以降も次々に台風が接近している。そのたびいくつかスクショを撮っている。
これは13号が8月9日に関東、東北に最接近したときのもの。例によって 台風情報 - Yahoo!天気・災害 からいただきました。
本日(8/14)の台風15号。九州に上陸する可能性が、きわめて高いとのこと。進路にあたると予想される地域にお住まいの方は、くれぐれもご注意ください。
愛知ボランティアセンターさん主催8/17発ボランティアバスは中止とのこと
8月12日付拙記事に、今週末8/17発のボランティアバスにも応募することをほのめかすようなことを書きました。
その後、愛知ボラセンさんから、今週末のボラバスは応募者が最少催行人数に達しなさそうなので中止との告知がありました。
行くようなことを言いながら、正式応募をぐずぐず先延ばしにしたのがいけなかったかな? なんか済まない気がしたので謝っておきます。ごめんなさい m(_ _;)m
たびたび書いているが、災害ボランティアはマッチングが一番難しいのだ。弊ブログでも過去記事を検索してもらうと、行こうと思ってさまざまな理由で行けなかったり、行ったけど空振りに終わったりした記事が、いくつかヒットするはずだ。いや検索してもらうほどのことではないが。
参加するもしないも自由の個人でそんな調子なのだから、大勢のボランティアを集めてコーディネートを行うボランティア団体スタッフの気苦労といったら、ちょっと想像を絶するものだろうと思う。
『地球防衛家のヒトビト』のネ申回
朝日新聞夕刊に連載されている しりあがり寿 氏の四コママンガ『地球防衛家のヒトビト』には、たまにネ申回としかいいようのない作品がある。東日本大震災直後の、四コマ全部ガレキという回とか。しりあがり 氏は確実に被災地を訪れたのだな、と思った。
これは昨日(8/13)付名古屋版に載った作品。これもまちがいなくネ申回だと思う。著作権法に定められた報道、批評、研究その他の目的上正当な範囲内で引用させていただきます。
口はばったい言い方だが、災害ボランティアをやっていると、「もっとやりたい」「もう一度来たい」と感じてしまう瞬間が、確かにあるのだ。
危険地域に赴くジャーナリストの大変さは、遠さにしろ、滞在期間の長さにしろ、過酷さにしろ、災害ボランティアとは桁がいくつも違うと思う。それはわかっている。だが災害ボランティアで遠出したときなどに、つい彼らのことを考えてしまう。
一例として、私はカメラマンの故 鴨志田穣 氏の著書の愛読者である。鴨志田 氏は人気漫画家 西原理恵子 氏の元夫と言った方が、一般には通じがよいかも知れない。
『アジアパー伝 (講談社文庫)』所収の「雇われて戦地へ」の章(名作です!)などで本人が述べていることをうのみにすると、氏は、いわば食い詰めて日本を脱出し、内戦中のカンボジアに赴く。師匠筋の故 橋田信介 氏は一癖も二癖もある人物であり、決して聖人君子のようなタイプではない。戦地の映像は、身も蓋もなく言うと世界各国のメディアに「高く売れる」のだそうだ。
鴨志田 氏はその後、世界各地の紛争地域を歴訪するが、おそらくはそこで見た現実の過酷さが原因で精神を病み、最終的に自らの命を奪うことになるアルコール依存症を発症する。
橋田 氏はイラク戦争下のバグダッドで銃撃により落命する。
私が頭で考えた想像にすぎないのだが、ジャーナリストが自ら危険地帯に足を向ける理由として「名声を得たい」「一旗揚げたい」「大金を手にしたい」というリアルなものは、確かにあったろうと思う。
しかし、「もし自分が伝えなければ、この現実を知る者はここ以外の世界のどこにもいなくなるのではないか?」という衝動もまた、確実に彼らを突き動かしていたのではないだろうか?
少なくとも私は、取材が原因で命を落としたジャーナリストたちの名を、最大級の尊敬を込めて記憶に刻んでおきたいと考えるのである。