インストアイベント
8月11日(土)
HMV栄
司会→川本さん
川本さんが呼び込んでメンバー登場
川本「お一人ずつ自己紹介お願いします。」
怜「お久しぶりです!先程名古屋に着きました。ボーカルの怜です。ライブ前日にみんなに会えて嬉しいです。今日はよろしくお願いします。」
圭「ギターの圭です。今日はありがとうございます。短い間ですけど………めっちゃ声ぼわぼわしてない??」
川本「ぼわぼわしてる??(マイク調整する)」
圭「ローがちょっと多いんじゃない?で、上を少し上げて」
川本「わかりました!またなんかあったら言って下さい」
川本「名古屋ですよ!お二人さん!ようこそ名古屋へ」
怜「本当さっき来たんですよ」
圭「今日は昼から静岡でイベントやってて、静岡に来て、ここにも来てる人いるよね?」
手があがる
怜「お!やっぱ結構いるね」
圭「そう、さっきイベントやって、ちょっと時間があったんですよ。なんか肉とか食べてたんでしょ。自由時間があったから」
怜「そうそう。お腹減ったから。せっかく静岡来たし、予定がなければ普段あんまり遠出しないから肉でも食いに行こうかなって。さわやかハンバーグってあるって聞いたから行ったら2時間待ちって出てたから、これは浜松に行くまでお預けだなーと。そんな自由時間過ごしてました」
怜「やっぱそのマイクぽわぽわ言うね(圭のマイク指差し)」
川本「ちょっとマイク変えますか」
圭「いいよ」
川本さんのマイクと圭のマイクを交換する
圭「あー、あー、」
怜「うん!いい!いい!」
川本「あー、あー、あー、逆に僕がぽわぽわしてますね」
怜「ちょっとマイクの距離(口とマイクの距離を離して)こんぐらいで」
川本「こんぐらいですね(マイク離して喋る)」
怜「いい感じ!」
川本「ありがとうございます!ちなみに圭さんは静岡で何されてたんですか?」
圭「新幹線に乗る前?それはちょっと言えないっすね」
川本「言えない??わかりました(笑)」
圭「たいしたことはない、普通にご飯食べてました」
川本「じゃぁ皆さんからたくさん質問頂いてるのでさっそく答えてもらおうと思います!新曲2曲一言で表現するとずばり!どんな曲ですか!?」
怜「そうですね、一言というか、FLOWER OF ROMANCEで僕初めてギター弾きましたね。MVで。あとAN ETERNITYの方ではこれも久しぶりにロケでしたね。両方ともすごい貴重な体験したロケでした」
川本「圭さんは?」
圭「一言で…テーマ的にはAN ETERNITYの方は生きるとは?永遠とはなにか?っていうのがテーマで、FLOWER OF ROMANCEの方は折れた心から立ち上がるとかそーゆう。なんか立ち向かうみたいな。傷ついた人が立ち直るまでをテーマに作りましたね。」
川本「作る上で苦労した点とかレコーディング中のエピソードを教えてもらっていいですか?」
圭「前作PLANETARYを作って、その次のアルバムの流れなんですけど、そのアルバムは今作ってて、わりと現実を描いてることが多くて、自分の身の回りで起こったこととか、出会ったこととか、GIRLもそうだし、自分の現実世界にあったことが題材になってて。今ライブでやってるSKY FITS HEAVENとかも終戦、戦争がテーマだったり、そーゆう現実世界のことを描いてることが多くて、AN ETERNITYも FLOWER OF ROMANCEも最近自分に起こったこととか、思ってることがテーマになってるんで。苦労するのはいつもなんですけど、先にテーマが決まってて、この曲はこーゆう風にしたいって一番最初に怜に話して、その後スタッフさんに聞かせたりするんですけど、いつも自分が思ってるのは、曲を聞かせて、そん時に怜が歌詞を書く前にそれだけで言葉が見えるような、音を聞いただけで俺が言ってるような風景を、さっきのSKY FITS HEAVENの戦争だったりとか、AN ETERNITYの生きるとは、みたいな。そーゆうのがわかるとこまで持ってくのが苦労しますね。それがわからないと音だけでわからないものは言葉がついたところで伝わらないと俺は思ってるんで、そこに行くまでにいつも苦労、悩みますね。」
川本「では怜さん、歌詞を書く上、歌う上で苦労した点は?」
怜「いつもそうなんですが、レコーディングの前に何度も何度も歌ったりするんですけど、AN ETERNITYとか半分以上仮歌が使われてますね。全部準備ができて、改めてレコーディングスタジオで録ったりするんだけど、AN ETERNITYももちろん全部歌ったんだけど、歌った上で並べた時に初めて言葉をメロディーに乗せた良さ、そっちの方を重視したいなって今回は思って。綺麗じゃないけど、って天秤にかけて仮歌の方にしましたね。」
圭「結構歌詞をつめたよね」
怜「つめたねー」
圭「普段は結構書き終わって、どーしても気になるところ、メロディーをつくって、それに乗せたときに自分的にイメージしてる文字数とすり合わせしたりするんだけど、それを結構いつもよりやったね」
怜「それが個人的には凄い嬉しくて。圭にもLINEで俺すごい楽しい!って言ってたよね」
圭「うん」
怜「そのやりとりがね」
圭「色々あって、その中でも覚えてるのがAN ETERNITYの『でも愛はあなたの側に』が最初は『でも愛は心の側に』だったんだよね。それもいいんだけど、あなたはどう?って呼びかけたかった」
怜「あとFLOWERでもメロディーと歌詞の位置とかね。それが頭にくるのか、その次に入るのか」
圭「1サビでその言葉がくるのか、2サビでくるか。最後のサビの永遠にとか、あれは最後のサビで使いたいって。そーゆう自分のイメージと、怜のイメージを擦り合わせたりしましたね」
圭「あ、思い出した、今回セルフプロデュースなんですけど、kenさんがFLOWERのドラム録りの時に来てくれたよ」
怜「来てくれたね!」
圭「それでアドバイスくれましたね。そんなエピソードが(笑)」
川本「開演前に流れている曲がとても素敵なんですが、音源として聞くことはできますか?ということで開場中のBGMですね」
圭「Hammockってアーティストなんですけど、後でツイッターかなんかで送ります」
怜「それいいね(笑)」
圭「これ気に入ってて楽屋でもよく聞いてるし、部屋とか家とかホテルとかでも曲を流して適当にギター弾いて一人でロマンチックに浸ってる(笑)暗くして一人で怪しい人みたいな(笑)でも本当いい曲なんで後で教えます」
川本「ぜひみなさんツイッターチェックして下さい」
圭「あ!ごめん、もう1個いい?知りたいなって思った曲、検索するアプリがあるからそれみんな持ってればいいんじゃない?」
怜「なんてアプリ?」
圭「Shazamってやつ。街中とかで流れてるやつも俺凄いやってる。いいなって曲が流れてる時は」
川本「お二人は音楽をやってる期間が長いですが、今でもライブで緊張することはありますか?」
怜「俺の場合緊張しないって言ったら嘘になりますね。するもきもある。何かに挑戦しようと思ったときとか、それこそイベントに行くぞ!って思ってる時とかは、やっぱどっかで緊張してる。でも緊張よりもみんな居るし、とか、俺の失敗はドラマになるしって思ってその緊張を消化してる。自然とそうなるとステージ上がった時には緊張が溶けることが多い。あとMCの一言目とか心臓がぽろっと落ちそうになる時もあるんだけど、落ちたら落ちただなって、元に戻るというか。それが人間らしいなと思って。そーゆう意味ではワンマンもそうなんだけど、今もそうだし、好きな奴に会うのに不安もなにもないし。これから出会うやつにもそんな不安ないだろ!ってそんな気持ちですね」
川本「圭さんは?」
圭「緊張はしてないんですけど、スイッチを入れる、入れないみたいなのがあって、一時期平常心でやろうと思ってた時があって、でも平常心すぎてもつまんない時もあって、あと緊張はしないけど、よくトラブルがあるんで(笑)こないだのバクザミの1曲目とか、ギターの音が出ないって。PARTY ZOOの初日も音が出ないとか。それはビックリするね。だって1分前まで出てたのに出ないんだよ!なんでだろうね。でも俺よりテックの龍二の方が青ざめてるね。まぁでもそれはそれでね。悔しいけど、仕方ないじゃん。それを楽しまないと。」
怜「そう思う。そこで何が生まれるのか、それをどう思うかだから」
川本「たくさんある中からライブのセットリストはどうやって決めるんですか?これは…圭さん?怜さん?」
怜「今回は特に圭がセットリスト、バーって言ってたよね」
圭「だっけか?(笑)なんかやっぱバンドの気分があるからね。そん時のモードみたいなのがあるんで、今回のツアーだったらこれが合いそうだなとか。これは今ちょっと違うかなっていうのがあるんで、後はサポートメンバーが覚えられる限界値があるから。そこを相談しながら。俺たちは自分達の曲だからいつでもできるけど、そこは常に相談しながら」
圭「でも高松君とか結構(笑)高松君が一番新しいから、メンバーでは。気を使ってるんですけど、全然新しい曲やろうよ、全然平気!って」
怜「そう!すごい言ってるよね。この後のツアーももっと練習してる曲あるから」
圭「ちょうどこないだ楽屋でも言ってたけどこの辺そろそろ違う曲入れ替えたいなって言ったらKENZOはえぇー!!マジィ??って言ってたけど(笑)」
怜「逆に高松ちゃんはそうだね!」
圭「できるできる!って」
怜「できるできる!なんとかなる!ってKENZOに言ってた(笑)」
怜「だからちょっとずつ曲が入れ替わるかもな。そーゆうのもみんな楽しみにしてて欲しいよね」
川本「今までのライブで印象に残ってるライブってありますか?」
怜「そうだね….印象か…もちろんどこのライブもいいんですけど、いいライブって記憶が飛んじゃいますね。昨日の話すると、本当ホテル帰ったんだろうけど、気付いたら朝だったし。それぐらいいいライブはステージに全てを捧げてるというか、みんなに心ごとあげちゃってる。それが印象に残ってるのかな。それは僕は好きですね」
川本「圭さんは?」
圭「節目になったライブとか、ワンマンとかたくさんあるけど、最近いい意味で無心でやってるんで。こーゆうライブにしようってステージ上がってると、良くも悪くもそうならないんすよね。逆に決めつけてるとそうならないことで、あぁ!やばい!失敗しちゃった!って思っちゃうと終わりだし。そーゆうメンタルの世界の話になるから。俺らにとって失敗でもみんなにとって失敗じゃない時もあるじゃないですか。だから委ねるというか、いいライブの時は怜も言ったけど無心でみんなと繋がってるから。さっきのインストでも言ったんですけど、本当に一人ひとりがいるからできてて、一人がいなかったら違うライブになってるから、例えばライブ中に誰かと目が合って、それで感じたことが音になってるし、だからそーゆうコミュニケーションなんですよね。だから友達との楽しかった時間とか、恋人との時間とか、あんまり覚えてないじゃないですか。それと一緒ですよ。」
川本「ここら砕けた質問いきたいと思います!」
怜「砕けてきちゃうんだ?(笑)」
川本「砕けてくよー!名古屋の名物で好きなものはなんですか?」
怜「俺かなり名古屋来てると思うんです。ひつまぶしでしょ?あと何があるんだろ?」
圭「味噌カツとかじゃない?」
怜「味噌カツ食べたね!あと手羽先も食った!隠れ名物ってなに?」
あんかけスパ!
怜「あんかけスパ!?名古屋名物なの?」
圭「手羽先ってさ、手羽先が揚げてるやつでしょ?唐揚げみたいな」
怜「そうそう」
圭「昨日ビックリしたのが、昨日の夜川本と飯食いに行ったの。そしたら手羽先の唐揚げって言われたの。え??と思って。風来坊とかあるでしょ?あれが手羽先だと思ったの。それってもう揚がってるじゃん。もっかい揚げてんのかな??と思って。手羽先の唐揚げだから、フライをフライにしてるのかなって」
怜「え?で、実際どうだったの?」
圭「普通の手羽先だった」
怜「でも手羽先の唐揚げって言うよね?」
圭「言うの??」
怜「え?言うよね?あれ?俺だけ?」
圭「わかんない」
川本「一応風来坊のメニューには手羽先の唐揚げって書いてありますね」
圭「あ、そうなの?」
怜がガッツポーズ
川本「今一番のお気に入りはなんですか?」
圭「お気に入り?オールジャンルで?」
川本「オールジャンルで!何でもいいよ!」
二人とも考えこむ
怜が圭にあれじゃない?ってジェスチャーする
圭「あぁ(笑)ギターアンプで、KATANA-AIRっていうのがあって。知ってる?こんぐらいなんだけど(長方形ぐらいのジェスチャー)Bluetoothのスピーカーってあるじゃん?iphoneとかで音楽も流せるし、ワイヤレスでギターアンプにもなるの!繋がなくてもいいから、楽屋とかでウロウロしながら練習できたりするの。それ確かに気に入ってる。ホテルでもさっき言ったように一人でロマンチックにもできるし、楽屋でもできるし。こないだのバクサミの時も廊下で弾いてたし」
怜「絶対あれ高松ちゃん気になってるよね」
圭「気になってるね。欲しそう(笑)」
怜「あんだけ圭がこれいいよー!って言ってるから、俺も楽器屋で見てちょっと欲しいかもって思った」
圭「みんなあれ持ってたら楽屋で練習できるからね」
怜「全員並べる?(笑)」
圭「そうそう」
怜「でもあれ凄いよね」
圭「確かに気に入ってる」
圭「怜さんなにか気に入ってるものありますか?(笑)」
怜「気に入ってるもの???今圭にこうだよね?とか言ったけど俺なんだろ…今あんまりないかも。そーゆうの。これに執着してるとか。……あるかな??ないよね???」
圭「その帽子じゃない?」
怜「あ!(笑)これね!確かにひっついてるわ」
圭「その帽子率が高いね」
怜「ライブでも帽子被りたいんだけどさ(被ってたキャップ上げ下げして)こうなるじゃん?だから被らないんですけど。確かにそうですね。でもあんまり物に執着ないしですね」
川本「好きな色は何色ですか?」
怜「やっぱ黒が増えたから黒かな?」
圭「黒と白と青と金と銀(笑)」
怜「欲張りね!(笑)でもイメージ通りだな」
川本「なんかどう使い分けるとかあるんですか?」
圭「なんか油断するとそーゆう配色になりがち。今回のジャケットもそうだし」
川本「好きな動物はなんですか?」
怜「俺はもちろん犬好きなんですけど、獅子座だし、やっぱがおーですね。がおー」
クスクス
怜「みんなその笑いやめてよ!(笑)」
圭「好きな動物…俺も子供のころずっと犬飼ってたんで。後はジャンガリアンハムスターですかね」
怜「ちょっと思い出話してもいい?圭の家に、10代の頃寝泊まりしてたんだけど、めっちゃ怖かった!わんわんわんわんわん!って」
圭「あの犬は悪い人に吠えるから」
怜「あん時悪かったのかなー?」
圭「人を見分けるね」
怜「外に飼ってたんだけどさ、ギリギリのとこまで攻めてくるの!ドアのギリギリにいるの!怖かったー」
圭「結構色んな人から苦情来てた。怖いって」
怜「そりゃそうだ(笑)」
圭「でもさ、俺ん家変だったよね?あの頃さ、勝手にみんな入ってて、勝手にみんな出てってたよね?」
怜「なんかすごくフリーだったの!」
圭「俺がいないときに行ったでしょ?」
怜「行った行った」
圭「帰ると誰かいるの」
怜「そのイメージ強いかも」
圭「そうだよね。家に帰ると裕地が寝てんの」
怜「そうそう!裕地と俺で一緒にこたつに寝てたもん」
圭「そんな感じでしたね」
怜「あと1個、エアドラムあったじゃん?」
圭「エアドラム???????エアドラムってドラムじゃないよ????(マジで何言ってんだこいつの目)」
怜「エアドラム…違う!エレドラ!!エレドラ!!!!(顔真っ赤にして圭にしがみつく)」
怜「エレドラが部屋の角にあったじゃん」
圭「音楽が好きな家だったから」
怜「一式揃ってたよね。アコースティックからなにから。俺らからしたらすげーなって思ってたよ」
圭「怖い犬もいるしね」
川本「浴衣着るイベントのご予定ありませんか?」
怜「それは僕たちのですか?今のところ無いですね!」
川本「着てみたい?」
怜「みんなが着てくれたらね」
圭「俺持ってるけどね浴衣」
怜「持ってんの?」
圭「友達に昔もらったことあって。着たことないけど」
怜「着てあげよ」
圭「浴衣でみんなライブとかしてるじゃん?でもあれって結構リスキーだよね。多分いつもの俺の感じだったら」
怜「1曲目で脱げてるね」
圭「そうそう、下に何着たらいいの?」
怜「わかるわかる」
圭「それが解決しないとやれない(笑)」
怜「みんなも着てもらって構わないんですけど、最後まで着てられるの??って」
圭「そうだね。まぁ川本が着る分にはいいんじゃない?まずはスタッフから(笑)」
川本「男性ファンが増えるのは嬉しいですか?」
圭「それは嬉しいですよね。自分もバンドとか、アーティストのファンだったから、気持ちわかりますね。今でも気になってる海外のギターリストのイベントとかたまに行くんですよ。どんな感じでギター弾いてるんだろって勉強しに行くんですけど、何か質問したい方受け付けますよって感じで、手をあげればよかったんだけど、すっごい聞きたいことあったのに恥ずかしくて手を上げれなかった。悪目立ちしたくないなって。だから気持ちは凄いわかるし、勇気をもって来てくれたんだなってわかるから。」
圭「こないだ聞いたけどバロッカーの女の人達は優しいらしいんで。男の人にも」
怜「優しいよねー男性みんなうんうん頷いてるよ!」
怜「本当嬉しいですよ。遠慮せずに自由にやってくれればいいなと思ってるし、その心を開けられるように俺はしたいですね。全開にするから!」
川本「以前お二人とも別の劇場でお見かけしたことがあるんですが、最近は舞台ご観劇されましたか?おススメありましたら教えてください」
怜「圭どこ?」
圭「どこで見られたかわかんない(笑)」
怜「俺も何ヶ所か行ってますが、一番最近だとレミゼとか、僕のボイトレの先生がレミゼに出演されてたんで、それがあるときは観に行かせてもらってますね。レミゼが好きになったきっかけも、ミュージカルも勉強になるからって最初観てたんだけど、あの世界観がまた映画とは違うあのパワーを受け取りにいきたくなるんですよね。凄い刺激になります」
圭「確かに舞台観に行くときって出てる人が何かしら知り合いのことが多いんですけど、ライブ観に行くのとは違う刺激がありますよね。」
怜「知り合いじゃないので観に行ったのが、豊洲かな?あのぐるぐる回るやつ!そこが凄かった!」
川本「時間的に最後の質問になります。GIRLの花びらや円形ステージのように今後やってみたい演出があれば教えてください」
怜「空飛ぶしかないですかね?(笑)」
怜「さっきも言ったけどもう境界線がないんだよね。いい時って。本当みんなのそこにいる感じなんだよ(客席真ん中を指差し)それをいつもできるように、今小箱だからできるんだ、じゃなくて、例えばファイナルのEAST規模でもそこに行って歌ってるような感覚でみんなで過ごせたらいいなって最近本当思ってます」
川本「圭さんは?」
圭「今基本的に僕たち自由にやらせてもらってるんで。会社からも。自由すぎるかもしれないけど(笑)好きなスタッフとやってるし、好きな時にリリースしてるし、好きな時にライブやってるんで、凄い幸せな環境にいると思うんですけど、唯一あるとしたら、もっとたくさんの人に聞いて欲しい、もっとたくさんの人にライブに来て欲しいって、なんで思うかっていうと、やっぱりたくさんの人が来てくれれば当然たくさんのチケットが売れるわけだし、色んな演出できたりするじゃないですか。それはすごいあって。やっぱり目標にしていかなきゃいけないし。簡単に言葉にすればもっと売れたいなって思ったりするんですけど、曲作った時に、さっき言ったみたいにまず、自分自身が作るものに感動して、これは凄い感動したから誰かに伝えたい!って、それをまず怜に伝えて、周りの人達に伝える。その後にこれだったらファンのみんなも感動してくれるんじゃないかって思ってやっとリリースができるんで。じゃぁこーゆうビデオ撮りたいってなった時に単純にもっと予算があれば、もっと色んなことができるし、ライブもそう、たくさんの人が来てくれたらもっと色んなことができるから。自分が作るときに想像していたものをどんどん無限化できるから。」
圭「バンド始めた頃は勢いだけでそーゆうのわかんなかったから、今はそーゆうのわかるからこそ、もっとたくさんの人に聞いてもらって、たくさんの人に来てもらいたいなって思ってますね。それがモチベーションにもなるんで。だからやりたいことはいくらでもあるね」
怜「無限大だね」
圭「2人になったBAROQUEでは、たくさんの人がいるところで映える音楽をやろうっていうのがスタートになってるので、そこは頑張っていかなきゃいけないなと思ってます。」
川本「最後にお一人ずつ皆様にメッセージ頂いてもよろしいでしょうか?」
怜「さっきね、好きなみんなに恥ずかしいところも見せましたけど…エアドラムって言った?(笑)圭の家にエアドラムがあるって?」
圭「俺の家にエアドラムがあるって(笑)」
怜「いつもそうなんだけど、恥ずかしいことも恥ずかしがらずにそのままの僕でこのBAROQUEを歌えればなって今思ってるんです。今日もライブ前に会えるっていうのはエネルギーというか、パワーをもらえるんだよね。それを何倍にもしてみんなに返してやろう!って思ってて、それこそツアー、明日で7本目かな?各地で色んな奴と出会ってさ、そこでもらった感情もあってさ、それがどんどんどんどん歌にこもっていくの。いいものも、苦しいものも、悲しみもなにもかもみんなにあげたい!そんな日を明日は過ごしたいよね。そこには会場の大きさも距離も関係ないからさ。思ったままにぶつけてこい!何も緊張せず来てね。今日もそうだし好きな人に会えることはとても嬉しいです。本当ありがとうね。」
圭「今日はありがとうね。明日ライブなんですけど、さっきも言ったけど、なんでライブの演出とか音とかにこだわるかといったら自分が気持ちよく演奏したいとかよりも自分達の音楽とか、自分の作った音楽がどれだけのものか、それを1mmでも余さず伝えられたらいいなって。たまに思うんですけど、音楽ってコミュニケーションだと思うんですよね。ライブを作るのもそうだし。世の中に70億人?地球上のすべての人と1対1で話したら分かり合えるかもしれないけどそーゆう時間は人生にないし、でも音楽って誰かと一晩語るよりもたった5分間でもっと分かり合える気がするし、言葉も完璧じゃないじゃないですか。人間が作ったものだし。言葉にできないものを音に変えたり、音で伝えたりしてると思うんで。ライブやってる時は今考えてもそーゆうことだけっていうか、自分の中にある心なのか脳なのかそれはわかんないけど、それを与えるって言ったらおこがましくて、共有してみたいって思うから俺は演奏するし、彼は歌うんだと思います。」
圭「1人ひとりが心を開いてる時に繋がれたら楽しくなるんじゃないのかなって思いますね。あと個人的に明日は誕生日なんでね。あんまり恥ずかしいから言わないけど(笑)」
怜「言ってこーよ!」
圭「こないだ彼の誕生日ライブもやったんですけど、彼はそれで嬉しくなっちゃうタイプだけど、俺は恥ずかしくなっちゃうから、先に言っとくよ」
怜「恥ずかしい??嬉しいんでしょ」
圭「嬉しいよ。嬉しいんだけど、照れるじゃないですか。あとだいぶ大人になって、よく言われるんですけど、なんでそんな真面目になったの?お酒もタバコも辞めてんの?って言われんですけど、変わってないんですよ。昔、若い頃、周りが同い年ぐらいの子がやってなかったからやってただけで、今逆にみんなやってるからやんないって。本質的には一緒なんですよ(笑)別に自分の人生だし、自分がやりたいようにやればいいじゃんって思ってるんで、昔はいくら吸うな、飲むなって言われてもやってたんですけど、今はどんなえらい人に吸え!飲め!って言われても飲まないですね(笑)いくら俺の酒飲めないのか!って言われても飲まないです!って(笑)」
圭「それも音楽と一緒で、一人ひとり自分の良さってあるじゃないですか。10人いたら人生も性格も違う。なんか共通点とか共感する部分があっても、みんな違うと思うんです。もちろんそれを合わせることも大事だし、合わせることとか、受け入れることって愛情だと思うから、相手にリスペクトがあったら、それは違うけど、無理に自分を変える必要はないというか、みんながやってるからやろう、別に自分は好きじゃないのになって思ってるのに選び続けるのはよくわかんなくなっちゃうから、俺が思ってるのはそーゆうことで。だから昔は子供だったから単純にこーゆう大人になりたくねーな、こーゆう大人はFUCK OFFって思ってたんですけど、年齢的に大人になって、それは今でも思ってて、個人的なことですけど難民支援にコメント書いたりするのも、みんな自由に生きる権利があるのに、それを奪う大人は今でもFUCK OFFって思うし、そーゆう世の中にも。そーゆうのが全部なくなって、1人ひとりが自由に生きられればいいし。それは昔から変わってないから。それはBAROQUEの精神でもあるし、音楽ってそーゆうもんだと思うし。1人ひとりの自由を解放するというか。明日は誕生日だし、そーゆうことは話せないんで」
怜「いいんだよ、話したかったら話せばいいんよ」
圭「ステージで話す必要ない(笑)あ、もう一つ言ってもいい?」
怜「いいよ」
圭「俺ね、別に俺が喋んなくてもいいと思ってるの。彼が代弁してくれるし、喋んないのは別につまんないから喋んないんじゃなくて、いいライブは喋んなくていい、喋る必要ないなって思ってるから。だからそーゆうの心配しないで。俺が喋んないから今日機嫌悪いんじゃないかって、そんなことないから」
怜「大丈夫、俺ステージの上だとおしゃべりだから」
圭「そうだね。明日もよろしくお願いします。」
終わり