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日本の若者はウスラ馬鹿化している。
日本の空港が世界で一番喧しい。
日本の海岸線はコンクリートばかり、漁港が整備されていくが漁船は減っていく・・・・
これらは作家・椎名誠さんの言葉です。

そして世界中を、日本中を、旅する椎名誠さんは日本は明る過ぎるという。

『こういう日本旅館の立派な離れにいて思ったのは・・・
どうしてかな、と思いいろいろ考えたら日本旅館の照明が明るすぎるということに気がついた。谷崎潤一郎の「陰えい礼賛」は日本間の美しさがその暗さにあることを説いている。部屋のしつらえも庭の景色も素晴らしいのにこの落ち着かなさは、それらの静かなたたずまいを全部だいなしにする蛍光灯の明るすぎる白系統の照明にあるようだ。』
by焚火オペラの夜だつた


伝統と歴史の日本を見直す。
それが節電につながるのなら素晴らしいことです。
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石原都知事は夏の電力不足を補うためにパチンコと自販機を無くせという。
石原氏の真意は・・・
我欲。物欲、金銭欲に溺れた日本人に対する激です。

我欲に溺れず少し我慢してライフスタイルを変えよということ。
何も、自販機とパチンコに限ったことではない。
経済的繁栄にうつつを抜かしすぎた日本人は、この震災を機会に変わるべきで、魂の空白状態からの脱出しろと石原氏は説いているのだと思う。
東日本大震災 「暗さ」「陰影」歓迎するムードへ 東京の夜は明るすぎた

産経新聞 4月18日(月)7時56分配信

東日本大震災の影響で、首都圏を中心に繁華街のネオンが消え、経済活動が沈滞ムードに包まれる。一方で、節電が暗さに対する日本人の意識に変化をもたらしている。「陰影」という日本建築の概念に光が当てられ、夜の暗さを再評価する機運が出てきた。「東京の夜はこれまで明るすぎた」-。そんな自戒の念が聞こえてくる。(日出間和貴)
東日本大震災から1カ月近くが過ぎた4月上旬、東京都内の駅構内で「地下鉄の暗さ」について、2人の中年男性が気になる会話をしていた。
「震災以降、東京の地下鉄はまるでロンドンのように暗くなった」
「ヨーロッパを旅すれば分かるけど、駅の構内はこんなもの。この暗さにもだんだん慣れてきた」
企業や家庭で進められる節電の励行。夏場に向けた電力抑制を控え、まちの暗さを受容する感性はさらに歓迎されていいはずだ。
昼から夜へ、明るさの谷間に当たる「たそがれ時」に対する意識は、国民性や気候風土が反映される。日本の夜の明るさや派手なライトアップに長年、疑問を投げかけてきた東京工大の乾正雄名誉教授(建築工学)によると、日本では日没の1時間前に照明をつけるが、ヨーロッパではほぼ日没の頃。明るさの余韻を惜しむかのように照明をなかなかつけないという。
乾名誉教授は、過度に明るい夜間の環境が「人に常に動き回ることばかりを強いて、じっと考える能力を喪失させたことはうたがいようがない」と、『夜は暗くてはいけないか』(朝日新聞社、1365円)で指摘する。確かに、こうこうと輝く蛍光灯のもとでは哲学することは向かない。
昭和8年、作家の谷崎潤一郎(1886~1965年)は47歳のときに日本家屋が織りなす薄暗さの美について論じた『陰翳(いんえい)礼讃』を刊行した。この一冊は、海外の建築家の間でも建築思想の「手本」として読み継がれてきた。
米国の現代美術家、ジェームズ・タレルも影響を受けた一人。設計した宿泊・体験施設「光の館」(新潟県十日町市)の館内には、光を知覚するさまざまな仕掛けが施されている。「来館者は寝泊まりしながら、自然光と人工光が織りなす『陰影の美』の作品世界を肌で触れることができる」(同館)。明るさに慣れた都会人に、夜の闇と隣り合わせだった時代へのタイムスリップが人気を呼んでいる。

 ◆無駄な光なくす

一方、全国に先駆けて、平成元年に「光害(ひかりがい)防止条例」を制定した岡山県美星(びせい)町(現井原市)。天文台のある美星町の区域内に適用される条例で、過剰照明の自粛を呼びかけ、夜10時以降は各家庭でも消灯することを励行する内容だ。条例には「美しい夜空を見よう」という目的があり、星の見え方は市民のモラルにかかっている。
美星天文台の綾仁(あやこ)一哉台長は「暮らしの中から無駄な光をなくし、照明を水平よりも上に向けないようにするだけでも星はきれいに見える。都会の空に本来の夜空が戻ることは、節電による一つの形といえる」と評価する。
谷崎の『陰翳礼讃』にある一節。〈暗い部屋に住むことを余儀なくされたわれわれの先祖は、いつしか陰翳のうちに美を発見し、やがては美の目的に添うように陰翳を利用するに至った〉
「闇の世界」を完全に忘れ去る前に、現代人が心に留めておきたい警句といえる。

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閉じる コメント(4)

無駄に明るくする必要は無いですよね

24時間営業。要らないと思う

夜になったら家に帰る
そういう習慣がなくなって
夜の街にばか者、もとい、若者がたむろしてる

蛍光灯、外人さんの目は日本人と構造が違うらしくて
眩しく感じるらしい。
なので、白熱灯や蝋燭しか使えないらしいです

2011/4/19(火) 午後 5:39 ふう 返信する

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ロンドンの街灯はブルーです。
そして日本ほど明るくない。
癒しの効果があるそうです。
日本も考えるべきでしょうね。

目の色で見える色が違う。
同じ青空を見ても、黒い瞳の人と青い瞳の人では、見える色合いが違うらしいです。
眩しいのかな?
サングラスは外人さんの必要アイテム?


ど田舎では、若者はコンビニに集まります。
周りに灯りがないから明るい光を求めて、蛾のように集まるんです。
コンビニも照明を控えて欲しいですねw

2011/4/20(水) 午前 9:14 kyogoku 返信する

これ実験で確かめた効果なんだけど
寝る時の部屋のカーテンとか、パジャマは青にしたら寝つきの悪い人や
不眠症の人でもよく眠ることが出来るらしいです。

暗い部屋で目を瞑って寝るのに色は関係ないと思ってたけど不思議でしょう?

コンビニ、モスキート音出せばいいのに
効果ないのかしら(笑)

2011/4/20(水) 午前 9:59 ふう 返信する

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寝室でハッスルしたい人は赤色にするとかww

モスキート音は、深夜の公園やコンビニなどつければ効果ありでしょう。
でも、コンビニはお客が減るかも。



モスキート音、どんな音なんかね?
もう加齢耳で聞こえませんけどw
┐(´ー`)┌

2011/4/20(水) 午後 0:44 kyogoku 返信する

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