Digitimesは、台湾Quantaが12月期の出荷台数が1000万代に達するとの予測を報じました。Appleから安価なノートPCを受注したことによるものであるとしています。
Digitimesは記事の信憑性は疑問の余地もあるものの、台湾のエレクトロニクス業界に関する情報では高い精度を誇ります。Digitimesはサプライチェーン筋に精通した台湾メディアであり、Appleの主要サプライヤーはFoxconnなど、台湾に事業所や本社を置く場合が多いので、こうした情報については一定の注目を置く必要があります。
2018年1月、エントリーレベルの低価格な13インチMacBookが登場するとの噂が流れ、2018年3月には、予測精度に定評のあるMing Chi Kuo氏がこの噂を肯定。新しいMacBook Airとしてブランド化されるではないかと予想しました。
この低価格MacBookは6月に発表されるとの噂もありましたが、実際には発表されていません。
今回のDigitimesの報道はこうした噂を追認するものと言えます。報道を信じるならば少なくとも今年の年末までには発売されていることになるでしょう。
近年、GoogleやAppleは教育市場に力を入れています。MicrosoftのSurface Goもこれを見据えたものです。低価格のMacBookも当然、教育市場での需要を取り込む狙いがあるのではと考えられます。今後の続報に期待したいところです。