地名を聞いただけで胸が痛くなる青森県津軽地方は、私にとってノスタルジーの象徴です。
私の父は青森県出身。
小学生の頃の夏休み期間中は青森市の祖母宅に預けられていたため、夏といえばねぶたに海水浴にお盆……と青森で過ごした夏休みの記憶が蘇ります。
バーチャル駅長に立候補した理由のひとつとして、「最優秀賞でもらえる旅行券30万円分をゲットして青森に帰りたい」という願望がありました。
願いは届き最優秀賞は貰えましたが、肝心の青森にはまだ帰れていません。
ねぶた祭りを最後に見たのは6年も前。
今年は大阪・梅田のドージマ地下センターの青森・岩手えぇもんショップでお菓子を買い込んでネット中継でねぶたを楽しんでいました。
うめだ阪急・日本の銘菓撰で金魚ねぶた羊羹を発見
マザーリーフで桃パフェを味わったあとは、うめだ阪急の「日本の銘菓撰」コーナーでご当地のお菓子をチェック。
目に止まったのが青森土産としても人気の「金魚ねぶた」を模した羊羹でした。
金魚ねぶたとは
「金魚ねぷた」は組ねぷたの源であると言われています。ねぷた同様、昔は骨組を竹で作っていましたが、現在は針金で作られたものが主流となっています。昔から「幸福をもたらす金魚」として庶民に喜ばれてきた「津軽錦」と呼ばれる金魚を模ったものです。赤い色と愛嬌のある顔が可愛らしく、津軽一円の民芸品として親しまれています。
箱の中には手の平サイズの金魚がたっぷり詰まっています。
金魚ねぶたの親玉みたいなのは柳井の金魚ちょうちん。
タコさんウインナーのようにも見えますが……金魚ねぶたです。
金魚の包装紙を開けると、マスカットの果実のような丸い羊羹が登場。
ゴム製の風船が容器になった「玉羊羹」で、爪楊枝を刺すとゴムがくるりと剥けるのが不思議です。
紅玉りんごのジャムも混ざっているので、羊羹でありながらさっぱりした味。
羊羹のようなグミのような不思議な食感です。
なかなか行くことができない津軽を思って、ひとつひとつ大切に味わいました。
Amazonや楽天でも取り扱いがあるので、興味のある方はぜひ一度ご賞味ください。
贈り物にしてもきっと喜ばれますよ!
金魚ねぶたを作る武内製飴所は津軽飴の元祖
金魚ねぶた羊羹を作っている武内製飴所は創業1858年(安政5年)。
150年の歴史を持つ水飴、「津軽飴」の元祖店。
武内製飴所 -津軽の伝統菓子と津軽の素材を活かした創作菓子-
健康食品としても人気の「津軽飴」はAmazonでも販売しています。
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