★九州の北の方へ旅に出ておりました、旅の印象続きます。
今回の旅の希望表。
①子ども=九州鉄道記念館、九州の鉄道を見る
②妻=太宰府天満宮を見る、梅が枝餠を食べる
③私=大宰府へ行く、金印の実物を見る、(できれば蒙古防塁を見る)
ということで、大宰府(政庁跡)を見に行きました。日本史の教科書に必ず載っている(と思う)大宰府。どんな感じのところにあり、どんな雰囲気なのか、本で読むだけでなく感じてみたいと、わくわくがとまらない感じで。
基本、広場でっす。もちろん、そんなことは百も承知。暑いので家族は傍らにある小さい資料館へ行ってしまったので、独りで広場を散策。柱の跡や石碑などを見てまわり、写真を撮影するなどして楽しむ。観光地としてはマニアックな部類だと思います。ただ、この体験を経て、歴史の本を実感を持って読むことができる、そこがイイ!
さて、今回は18-140㎜の高倍率ズームを持って行ったのですが、ここでも写真を撮るつもりです。さぁ、写真を撮りましょう。石碑があるところで撮りたいと思います。まず広角で撮ろうと何となく決めました、周囲の状況も取り入れたかったから。同じ理由で絞りも絞る(ピントが合って見える範囲が広がる)、それで、とりあえず撮る、パチリ(結局、全部広角端=18㎜で撮影しています)。
状況は分かるが、何が撮りたいかわかりません。青空を撮りたいならいいけど、ちょっと違う。もうちょっと寄ってみましょう。パチリ。
石碑が撮りたかったのは見えてきたけど。面白くないですね。実際、この手前の石碑。実は、私の背の高さより少し高い、結構大きい石碑なんですね。その感じが出ていないですよね。ついでにいうと、左の白っぽい石碑、字が大きいのでこっちを主役にしたい。あと、せっかく広角レンズを使っているのにその面白さが出ていないですね。よし、さらに「一歩前に出よう(この場合、何歩か前に出ていると思いますが)」。男子トイレの前に貼ってあったりしますケド。そして、少し見上げてみましょう。パチリ。
グッと迫力がでました。遠近感が強調されて、後ろの石碑が小さく見えます(実際は後ろの石碑の方が大きい)ね。ということで、広角側を使うときは一歩前に出て、写したいものに寄る!とそれっぽい写真になって面白いですね(使い方の一例にすぎませんよ、念のため)。最初からそうすればいいのに、いつもそのことを忘れてしまうの。
ということで、旅行記なんだか、写真をどうとっているかの紹介だかわかりませんが、そんな感じで。最初から絵を想定して撮っているときと、今回みたいに撮りながらイメージを決めていくときと二種類ある感じです。……旅先でも、こんな風にカメラで遊んでますよ、というお話でした。
写真に凝りだすと実に奥が深く、ムズカシイなぁと思いますが、こんな風に夢中になれるから楽しいですね。