Gyazo発明家、増井俊之氏の素顔と野望とは?! - Gyazo Blog
こんにちは、Gyazoの雇われ忍者です。故郷の父さん母さん、お元気ですか。相変わらず名前はまだありませんが、自分は元気にやっています。とりあえず@gyazo_ninja 、見てください。年末には帰ります。 ...
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お名前は?
伊藤 輝(ひかる)です。
あなたがイキイキしている写真を1枚くーださい!
あざ・・・あざとすぎる・・・
気を取り直して(笑)自己紹介を聞かせてください。
株式会社STRACTの代表をしています、伊藤です。
既存のサービスとしては、エンタメアプリをリリースしています。現在は新規事業のデーティングアプリや仮想通貨関連事業の企画・開発に取り組みつつ、既存のエンタメアプリの改修やさらなるグロースも同時並行でやっているところです。
デザインエンジニアを自称していて、iOS,Android,Webのフロントエンドはもちろん、API・データベース・サーバー構築などのバックエンド、UIデザインなど、モノづくりに必要な技術に一貫して取り組んでいます。
あなたの好きなもの・ことについて語ってください。
モノづくりが大好きですね。自分で想像して手を動かして創り出していく楽しさは他には変えられません。
モノづくり好きはプログラミングやUIデザインに限らず、DIYや料理なんかも好きです。
オフィスのデスクも実はDIYです(笑)デザイナーさんにももちろん入ってもらって内装とかやってるんですけど、置いてるものとかは結構こだわって自分も関わって作ったオフィスなんですよ。
なんでモノづくりが好きなんですか?
楽しいから、ってのが一番なんですが、人を驚かせることができるから好きなのかもしれません。
人に驚かれるものを仕込むのって楽しいじゃないですか。プログラミングやUIデザインも、DIYも。
大学時代はどんな学生でしたか?どんなことに熱中していましたか?
とにかくコードを書いてUIをデザインしてましたね。
大学時代の前半は受託開発をやっていました。今だから言えるのですが、作れるかわからない提案でもとりあえず受けて、大学の図書館でサーベイしながら作っていました(笑)
得意なアプリ案件はとにかくスピードで仕上げるのが楽しく、納期半年250万円の案件を2週間で納品したのは最速記録ですね。
すごい!(笑)身体壊しそう・・・。
案の定ですよね・・・(笑)とにかく不眠不休でコード書いていたので、3回ほど入院しました(笑)
働きすぎで突発性難聴になったときは、三半規管がやられて車椅子生活になってしまって本当に地獄でしたね・・・。
個人の活動にも力を入れる一方で大学での研究にもかなりコミットしていました。
慶應義塾大学の増井俊之教授というSonyでガラケーの日本語予測変換システム「POBox」を、AppleでiPhoneのフリック入力を発明した凄い先生のもとで、ユーザーインターフェイスの分野の研究をしていました。
UIの研究には実装が必ず付き物で、モノがなければ話すら始まらないような世界でした。思いついたらまず実装するというのが鉄則であり、そのために幅の広い柔軟な技術力が求められましたし、その過程で必要に迫られて身に付けることができた技術も多くありますね。
研究では、ノックやタップなどの叩打音を解析して家電やGUIを操作するための実世界指向なIoTデバイス「MagicKnock」を開発しました。
コア技術として、回路実装・音響信号解析・音響特徴量の機械学習による分類などに加えて、3Dモデリングなどを研究していました。
なぜその活動に力を入れていたんですか?何が楽しかったんですか?
「ICTの恩恵をすべての人が享受できるようなしくみの実現」を目指し、これまでものづくりをしてきたという一貫した背景があります。端的に言うと、僕のようなパソコンオタクではなく、女子高生やおばちゃんはもちろん、目の見えない人までが普通に使いこなせるような便利なモノをきちんと作っていくべきだと考えています。
特殊で複雑なシステムを一部のギークだけが便利に使えて他の人たちを置いてけぼりにする世界は目指すべきではないと思っています。自営業をしている70歳近い私の親が、パソコンや携帯端末をうまく使いこなせずに時代の流れに苦悩している姿を目の当たりにしたことが原体験になっているような気がします。
AIとかVRとかブロックチェーンとか技術は色々と出てきますが、最も重要なのは、それをすべての人が簡単に便利に利用できるようになること、できるようにしていくことだと思います。シンプルですけど。
その学生時代の経験から学んだことはなんですか?
邪念を断ち切り、病的なまでにものごとにストイックに打ち込むことがいかに重要かを知ることができたことは今後の人生においても役立つとても大きい学びになっていると思います。
少し遡ってここからは昔話を少し。伊藤さんはどんな子供、学生時代でしたか?
10歳のときにたまたま出会った電子工作にハマり、はんだごてを片手に謎の回路や、簡単なロボットなどを作っている変な子供でした。地元の図書館にあった電子工作の本に載っている面白そうな回路を見つけて、パーツを買い集めて色々作っていました。ウソ発見器やゲルマニウムラジオを作ったのを覚えています。
嘘発見器ですか!?
はい(笑)11歳のときには自分の写真が表示されるだけの簡単なWebサイトをホームページビルダーで作って公開しました。そのときにCGIの電子掲示板をレンタルしてページにリンクさせてクラスで広めてみたところ、荒らしやいじめの温床になってしまい、敢え無く閉鎖に追い込まれ、インターネットの怖さを実感しました。
12歳のときからは、当時流行していたPSPのファームウェアを改造(CFW)するためのプラグインやライブラリの実装をはじめ、CFW関連の情報ブログを立ち上げました。それが14歳の頃には月間200万PVほどまでの規模に成長して。
その過程で、HTMLやCSS、WebデザインなどのWeb技術の知識が自然と身についていきましたね。ある程度アクセスがある媒体を作れたので、広告枠を設けてアドネットワークの案件を表示して収益化を図っていたのですが、親には当然内緒で運営していたので銀行口座が開設できなくて。
アドネットワークからポイント交換サイト経由でEdyに収益を変換して、当時持っていたガラケーにチャージしてコンビニでこっそり使っていました(笑)やがて、今でいうキュレーションメディアのように外部リンクをまとめた記事を自動生成&自動投稿するためのプログラムをPHPで組み、SEO最適化をすることでかなりのアクセスを稼ぐようになりましたが、間もなくGoogleからスパム判定を受けてしまって検索順位もガタ落ちする結果になってしまいました。。。
やってることすごすぎるけど、Edyにチャージしてこっそり使うってそこは可愛いですね(笑)高校ではどんな活動を?
高校入学後はiOS, Androidなどのモバイルアプリケーションに特化したプログラミングに着手し、その中でもWeb技術を用いてクロスプラットフォームなスマホアプリケーションを開発する分野の技術(Apache Cordova)を研究しながらリッチなUIアニメーションや高速なDOM描画を実現するための実装ノウハウを身につけました。
地元の北海道のAppleStoreで開催されたセミナーでの登壇の機会もいただいたり。
いろいろWebサービスを作って公開していたのですが、高校2年のときに「Mashup Awards」というリクルートが2006年からやっている日本最大級のWeb開発コンテストに出場してみたら運良く予選を通過して(笑)
当時最年少でファイナリストになることができました。
そのときは本当にただの北海道のド田舎の高校生だったので、もちろん東京にも行ったことがなかったですし、他のプログラマーとも接したことがあまりなかったので何もかもが新しい体験になって新鮮でした。そこで評価されたことは大きな自信に繋がりましたね。
そんな感じでとにかくPCを触っているのが当たり前だったので、高校にもラップトップを持ち込んで机の下でカタカタしているという感じで(笑)周りから見たらちょっと異様だったかもしれません(笑)
小学生のときの夢が実は大工だったりするので、今にして思うと昔から一貫してモノづくりが好きだったんだなぁと思います。
一方で、小学生のときは剣道を6年間、中学では野球部に所属していたのですが、そっちはどっち付かずという感じで。結局突き詰められたのはPCとかプログラミングでしたね。
起業しようと思ったきっかけはなんですか?
両親がどちらも事業主だったので、起業することに抵抗はありませんでした。ただ、亡き父親が残した借金があり、早く稼がないとマズいという状況だったので、10代前半から実際に稼ぎ始める行動に至ることになったんだと思います。
実は、現在代表をしている株式会社STRACTは、個人で作ったエンタメアプリがヒットしたときに税金対策で作った会社だったりします(笑)
自分のことはどんなやつだと思いますか?あなたと接する上での注意点は何かありますか?
理屈っぽいですが、いいヤツだと思います(笑)
メンバーのことをそれぞれ1人ずつ簡単に紹介してください。
中山さんという僕のパートナーがいます。 「あなたに恋しています」といってJOINしてきたんですよ。
ちなみに男性です(笑)
写真左がその中山です(笑)今は本業の傍でプロボノで手伝ってくれています。よく喋る人なので、ずっと孤独だった自分には嬉しい存在です。ありがたいですね。
その他にも小林くんが採用を手伝ってくれたり、最近では吉田くんもマーケティング施策を一緒に考えてくれたり。少しずつチームが出来上がってきつつあるのかなって。アクセル踏んでいきますよ🤘( ˙꒳˙ )🤘
現在の事業内容、運営しているサービスを選んだ理由や背景を教えてください。
弊社で現在提供していて売り上げを立てている300万DLを達成したエンタメアプリは、私個人でやっていたコンテンツレコメンドアルゴリズムの研究で使うユーザーの嗜好データを集めるために始めた実験的なアプリがヒットしたタイミングで本格的に事業化することにしたものなんです。実は。
今目下新規事業で取り組んでいるデーティングアプリ事業を始めることにしたのは、既存のエンタメアプリがページビューを集めて広告枠を販売する収益モデルだったのに対し、一般ユーザーが直接サービスに対価を支払う課金モデルに挑戦したかったからです。
その前提のもと、マッチングアプリなどいわゆるラブテックと呼ばれる市場の伸びに注目して参入を検討するために市場調査をしたんですよ。その中で現状シェアの多くを占めているサービスの根本的な問題点が見つかってきて。この市場をディスラプトする新しいカタチのソリューションを提供できると確信できたタイミングで参入を決めました。まだ数ヶ月前のことです。
デーティングアプリと並行して企画中の仮想通貨関連事業については、仮想通貨トランザクション(取引データ)の部分に私が以前から構想していたあるアルゴリズムが適用できると考えていて。
そこに弊社の強力なUI/UXノウハウを活かすことで「キャッチーで誰でも使えるカタチのサービス」として提供することを目標に現在準備中ですね。
今後、何かやってみたいことはありますか?
「イノベーションを生み出し続ける、機構(ストラクチャー)を創る」という弊社のビジョンのもと、強力なモノづくり集団を作りたいと思っています。
それをスタート30人までの規模で基盤を完成させ、その後はそのしくみを継承しつつそこから先はとにかく大きい組織を作るのが夢です。 ソフトウェアにおける製品力でグローバルで戦える企業は日本からなかなか生まれていないですが、そこにメンバーたちと一緒に挑戦していきたいですね。
あともう1つ、技術的な視点から強く期待している未来構図があって。
それは、Web技術を用いてあらゆるGUIシステムをマルチプラットフォーム化することです。 これまで各種GUIを構築するにあたって、さまざまなプログラミング言語や環境を用いる必要がありました。その中でも、 近年の標準Web技術の進展はめざましいと感じます。
高いユーザビリティの実現において重要なファクターとなる、グラフィック表現やA/Bテストのようなフレキシブルさは、容易に記述できるHTML5/CSS3/JSを代表としたブラウザベースのWeb技術に強烈な強みがあります。電車や駅のサイネージなど、世の中に存在するあらゆるGUIシステムのほとんどはブラウザエンジン + Web技術で表現できるものばかりであり、レンダリングエンジン・メモリ・GPUなどの性能が年々向上し安価になってきている昨今の流れの中で、置換でき得る条件が揃いつつあります。
さらに最近のWeb標準規格にはハードウェアの機能にアクセスするためのネイティブコードを呼ぶAPIも用意されてきているため、それらをうまく継承すればセンサやカメラと連携したよりリッチなシステムの実装も容易にできそうなところまできています。実際MagicKnock関連で開発したMagicTVというテレビ向けのGUIシステムはWeb技術で作られていますし、WebAPIでセンサネットワークとも接続・制御しています。
Web技術であれば、ブラウザさえあればあらゆる環境で開発・検証でき、高い流動性を実現しつつ技術者のスキルセットを統一できることに加えて、既存技術者に対する莫大な雇用の創出にもつながると考えています。現在弊社でも新規事業で取り入れているPWAという技術、これ端的にいうとAppStoreやGooglePlayなどのプラットフォーマーが不要になるかもしれない、そんなかなり注目すべき分野です。
もちろんそんなことは簡単には起きないのですが、それを夢見て本気で挑戦しつづけていくことで革新の光は見えてくるのではないでしょうか。
あと今後、会社がどんなフェーズになっても自分自身でコードを書き続けていきたいと思っています。モノづくりすることのワクワクや辛さが自分を生かしてくれているので。
STRACTではこの先、こういった技術フィールドでの野望に挑戦するべく、研究開発やオープンソースへのコミットもどんどんしていきたいと思っています。
おわりに(これから御社のインターンに応募する学生や長期インターン先を探している学生に向けてのメッセージなども盛り込んでもらえると嬉しいです!)
最先端のWeb技術、UI/UXノウハウがSTRACTにはあります。
サービスのUIとそれを実現するWeb技術については徹底的にこだわり抜いています。
見た目のデザインは当然ですが、とにかく圧倒的にカンタンに使えるように考えています。
また、弊社のエンタメアプリのユーザーは現在国内だけで100万人以上いますが、毎日大量に叩かれるAPIリクエストを爆速で返すために、色々工夫してデータベースやアーキテクチャをゼロから考えています。これは、クライアントサイドで頑張って快適なUIを作っても、データを返すバックエンドが遅いとユーザーの離脱が顕著に現れるからです。例えば、レスポンスが3秒遅れるだけで驚く数のユーザーが離脱します。これは当然のことだと誰でも想像はつくと思うのですが、ちゃんと最適化できているシステムはそんなに多くはないのではないでしょうか?
Webの情報やトレンドを鵜呑みにして本質的な欠陥がある技術を取り入れる技術者も最近多いですが、STRACTではフレームにただ沿っていくだけでなく、ゼロから技術に挑戦できるようにしていきたいと思っています。
とはいえフルタイムは僕だけであとは複業/副業とかプロボノの人というまだまだ創業期の規模です。
ぜひこれからジョインしてもらって僕、そして既存のメンバーたちと一緒に新しい文化を作っていきませんか?僕のビジョンに共感してくれる方にぜひぜひお会いしたいと思っています。
まずピカピカの新オフィスで気軽に話ませんか?
エントリーお待ちしております🤘( ˙꒳˙ )🤘