PT2で録画用サーバーを組んでから、約3年。
ほぼ毎日24時間休みなく稼働させているものの、大きなトラブルや故障に悩まされることなく今まで運用してきました。
でも、Epgtimerで録画済み一覧を見てみると、数行にわたって赤い表示がちらほら・・・。
頻繁にDropしてました・・・。いよいよPT2の経年劣化なのか・・・?
視聴にはさほど影響が無いとは言え、気になるので対策してみることにしました。
このPT2録画サーバーで発生するDropの症状をまとめるとこんな感じです。
1.地上波の場合はほぼ発生しない
2.BS/CSの録画時にちょこちょこ発生する
3.実は3年前にサーバーを組んだ時から2.の症状があった ←!!
3年間気になりつつも放置していました。いやぁ、ずぼらな性格が出ますねw
サーバー導入時から発生していたので、PT2自体の経年劣化が原因ではなさそうです。
となると、原因として考えられるのはBS/CSアンテナか分配器です。
アンテナ交換となると敷居が高いので、今回は分配損失を低減させる目的で分配器を良い物に交換してみました。
購入したのは日本アンテナの「DI4WCP-SP」、全端子電流通過型です。本来PT2とテレビへ分配するだけなので3分配器で良かったのですが、Blu-rayレコーダーを導入する可能性を考えて4分配器を選択しました。
左のものは今まで3年間使ってきたノーブランドの分配器です。たしか日本橋のパーツ屋で購入した記憶がありますが、それと比べると日本アンテナの分配器の作りの良さが際立ちます。F型接栓のメス端子の精度が高くて、ノーブランド品と比べ物にならないぐらいスムーズにネジが回って、取り付けがすごく楽になりました。
厚さも2倍ぐらい違うし、さすが日本のメーカーの製品は違いますね。
というわけで、どれだけ性能差があるのかワクワクしながら、Tvtestに表示される信号レベル(dB)を使って、ノーブランドの分配器と日本アンテナの分配器を比較してみました。
ノーブランド分配器の信号レベル
S1(ノーブランド分配器)
S2(ノーブランド分配器)
ノーブランド品は同じチャンネルでもS1とS2で信号レベルが異なっています。(S2のほうが少し良い。)
QVCチャンネルなんか1dB以上差があります。どの端子に接続するかで信号レベルがこうも違うと信頼性に欠けます。
S2で録画予約した時はDropする確率が低かったのはこういうことでした。
日本アンテナ製分配器の信号レベル
S1(日本アンテナ DI4WCP)
S2(日本アンテナ DI4WCP)
素晴らしい!
S1とS2で信号レベルがだいたい同一なのはもちろん、ノーブランド品と比べて信号レベルがかなり良くなりました。
やはり分配器はちゃんとしたメーカーの物を使わないとダメですね。
まだ確認はしていませんが、おそらくこれでDropすることはなくなると思います。
Dropにお悩みの方はまず分配器の交換が手軽でオススメです。