「あの人」たちは周回遅れでやってきた新右翼になってしまったように思います。 | 天才伊藤浩士先生の末の世の憂鬱ブログ

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 長いシリーズになりましたが「あの人」たちに関する記事は今回をもって終わります。最初は、私への「あの人」の集団いじめなどといったデマに反論する、リベラルへの批判は永田洋子の陥った感覚に似ていると指摘する、裁判で暴力事件に不関与が認定されている李信恵さんへの非難に反論するの3回の予定でした。

 ところが書いている最中に、杉田水脈の暴言に抗議するデモを中傷する、アメリカ出て行けデモ以外のデモをやっている人は嵌められている、などの暴論をやり出したので、「あの人」たちへの怒りが改めてこみ上げて来て長くなってしまいました、読んでいただいた皆様にはご退屈さまであったと思います。

 「あの人」たちは今から何処へ行こうとしているのか、反リベラル、反左翼であることは間違いなく、日本でのリベラルや左翼の運動への憎悪が募っていることは見れば分かりますが、反米への傾斜も著しいものがあります。

 「あの人」が英語でアメリカ人と議論していていろいろあったようで、日本はアメリカの植民地である、この国を独立させることが最優先する、といった考え方になってしまったのです。そこから見ると、人権を守り生活要求を実現させようとしているリベラルや左翼は、植民地であることに気がつかず詰まらない運動に労力を費やしている、嵌められた人たちといったことになってしまうわけです。

 戦後の安保闘争は、反米でしたがマルクス主義社会を目指すもので、日本の独立などといった感覚はなく、ベトナム反戦運動は反米でしたが、アメリカのベトナムでの悪事に日本が加担していることが批判の対象であり、日本の独立運動ではありません。

 戦後の右翼は一貫して親米反共でした、最近巨大化しているネトウヨは親米嫌韓反中です。80年ころから、反米で、ヤルタ・ポツダム体制打倒を唱える新右翼と呼ばれる勢力が出て来ます。ヤルタ・ポツダム体制で日本は植民地状態に置かれているから、その打倒から始めなければならないという主張でしたが、指導的存在であった野村秋介氏が揉めていた朝日新聞の社内で、拳銃自殺する事件を起こしたことによって、拳銃をふつうに持ち歩く人たちなのかと世間は思い急速に支持を失います。

 「あの人」が新右翼の思想書を読んでそうなったというのではなく、アメリカ人と議論するうちに反米、日本の独立が最優先とする考え方に至ったのだと思いますが、「あの人」と子分2名の3人党は、周回遅れでやってきた新右翼であり、そちらの方向へ行こうとしていると考えるべきではないかと思います。

 
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