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【芸能・社会】

中村雅俊&松岡充&中山優馬 トリプル主演音楽劇開幕

2018年8月12日 紙面から

公演に向けて意気込みを見せる(左から)演出の鴻上尚史さん、中山優馬、松岡充、中村雅俊=東京・新宿で(稲岡悟撮影)

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 俳優で歌手の中村雅俊(67)と松岡充(46)、中山優馬(24)がトリプル主演する音楽劇「ローリング・ソング」が11日、東京・新宿の紀伊國屋サザンシアターで初日の幕を開けた。

 それぞれの実年齢と同じ20代のミュージシャン(中山)、40代のビジネスマン(松岡)、60代の結婚詐欺師(中村)がぶつかりながら、それぞれの「夢」に向かって奮闘する物語。

 演出の鴻上尚史さんによるリクエストで、中村は自身の楽曲「あゝ青春」を劇中で歌い、中山も歌声を重ねる。松本隆さんが作詞し、吉田拓郎が作曲した同曲について「いい歌には時の流れは関係ないと思った。詞のすばらしさを再度発見できました」としみじみ。

 中山も「雅俊さんが歌っている姿をテレビでしか見たことがないのに、自分が隣で歌わせてもらっているのは不思議な気分です」と語りながら、中村に尊敬のまなざしを向けた。劇中でギターを弾くシーンがあり、けいこ中は中村と松岡からアドバイスを受けたという。

 腕前について中村が「すごい、すごい! 見事です」と太鼓判を押せば、松岡も「この顔だったら努力しなくてもいいのに努力するから」と称賛しつつ、「歯で弾きますからね」と関西人らしくボケも一発。中山からツッコミが入ると「ボケも全部突っ込んでくれる。かわいくて仕方ない。このまま食べてしまいたい!」と目を細めていた。

 東京公演は9月2日まで。大阪公演は9月14~16日、サンケイホールブリーゼで。

 

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