2018/08/10
ちなみに県民大会なのにこの参加者は県外からの参加です。
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主催者発表というフェイク
8月11日午前11時から那覇市の奥武山陸上競技場でオール沖縄の県民大会が開催され、毎日新聞などが「主催者発表で約7万人が参加した」と報じています。
この主催者発表というのは、「主催者が言ってるから確認してません」という責任転嫁のマスコミのフェイクニュースでしかないと常々思っています。
催し物の規模を判断する材料が参加者数です。それをニュースとしては正確に伝えなければ意味がありません。
それなのに具体的な数字をあげているのに、実際の数字と異なるのではインチキじゃないですか。
「純金ネックレス7グラム(主催者発表)が12万円」を、実際に購入してみたら2グラムしかありませんでしたって、これ詐欺ですよね。
マスコミはどうしていつまでも、このようなことを続けるのでしょうか。
人間一人当たりの専有面積で試算してみる
いろいろなイベントや集会で「参加者数○千人」とか出ますが、そもそもその数字が妥当なのか考えてみました。 集計方法は色々ありますが、今回の試算方法は「人間一人当たりの専有面積と会場の面積」というアプローチです。…というまとめを見つけました。
今回は、この「人間一人当たりの専有面積と会場の面積」という試算方法を参考に、オール沖縄の県民大会の妥当な参加者数を試算してみることにしました。
会場の那覇市の奥武山陸上競技場
※標準的な座布団の大きさが55✕50(cm)、これが人ひとりが座るのにちょうどのサイズと仮定。
2016年に産経新聞が試算
実は、2016年6月19日の奥武山陸上競技場での沖縄県民大会の参加者数を、産経新聞が試算しています。
こちらでは、全景写真を元に、
メーン会場となった陸上競技場のトラック内を5分割し、1つの枠内に約760人いたことを確認し、その5倍で約3800人と計算。トラック外については全体を14分割し、1つの枠内に約580人を確認し、その14倍で8120人とし、合わせて競技場全体で1万1920人
と試算しています。
閉会前には人数が増えたことや、補助会場や外周にも数千人がいたとして、それらを加えて、最大で3万人としています。(2016年の主催者発表は6万5千人)
2017年8月12日の県民大会は、主催者発表4万5千人でした。
今回2018年は、天候にも恵まれず2016年ほど盛り上がっていなかったようで、外周などの人数を加えても最大でも2万5千人程度ではなかったかと推測されます。
主催者発表の7万人とは、大きな隔たりがあります。