ブギーポップは笑わない?Boogiepop Phantom?evolution 1 [DVD]
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ブギーポップ・デュアル―負け犬たちのサーカス (1) (Dengeki comics)
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自分が口を挟むような話では全然ないんだけど。
色々あった、アニメ『ブギーポップは笑わない』のPVが、今日になってようやく正式に公開された。
「正式に」というのがクセモノで、実はこのPV自体は以前からネット上で公開されている。公式アカウントのツイート内にもあるように、このPVは3月に開催された電撃文庫春の祭典2018というイベント内でアニメ化決定の発表と同時に公開されたもので、その模様がイベント直後から動画としてアップされているのだ。
イベント動画内の一部ではない、単独での公開は今回が初めて(イベント動画から勝手に切り出してアップした動画は一応あった)だが、PVの内容そのものは、自分の見る限り3月の時点と全く変わっていない。放送時期が2019年1月からに決まった(当初の予定は2018年)にもかかわらず、ラストにはご丁寧に「2018」の数字すら表示される。
つまり、この動画から得られるアニメ新情報はほぼゼロである。制作、大丈夫なのかな?と少し心配にはなるが本題はそこではない。
今回の正式公開で初めてこのPVを見た人々の間から、
「誰だこのキャラは!?」
「またオリジナルストーリーになるのか!?」
「“夜の果てを視るように、心の闇にすみれを咲かせよ”」
といった声が上がっているのを見かける。たしかにPVの内容は、原作には無いシーンやキャラのオンパレードなのだが、これは単純に情報の不足による誤解である。この行き違いをサクッと解消しておく。
初公開の時点で、イベントやその動画内でPVを見た人の多くは知っているはずだが、この映像についてはアニメのプロデューサーから以下のような補足説明があった(上のイベント動画のだいたい1時間6分〜)
「一つだけ言い忘れたことがあったので、最初に御覧いただいたPVなんですけれども、ほんとに本読みを始める前から作っていた本当に先行のPVになりまして、特に、出てくる合成人間とかが、本編に出てきません」
「これ用に、ちょっとアクション見せたいよねって作ったキャラクターなので、そこはご容赦いただければと思います」
「ハッタリです、ハッタリ!ハッタリなんですけども、まあこういった形で、素晴らしいクオリティのものを作りますよというスタッフの意気込みが詰まったプロモーションビデオになりますので、そこは、なんだよコイツ知らねーよ、みたいなことを言わないようにお願いします」
とのことだ。
それに加えて、同時に発表されたコミカライズ(『イマジネーター』『夜明け』)に関連して、アニメが「どこら辺をやるのか」という発言もあったため、少なくとも完全に原作に無い新規のエピソードとなる可能性は低そうだ。というわけで、今回初めてこのPVを目にした人々もどうか落ち着いてもらいたい。
以上。
(あのPV(だけ)を見た原作読者がそういう不安を抱くのは、簡単に予想できそうなものなんだから、正直こういうのは騒がれる前に公式アカウントがちゃんとフォローしておいてほしい……(でも、もしもスタッフが強い意志をもって“二度目の”アニオリをやるというのなら、それはそれで受けて立ってやろうじゃねーのよという気持ちもあるし、アクション・バトル成分増量ぐらいなら原作改変にすら当らないのではないか。最近の原作準拠ってことで))
(参考?)
ブギーポップ新作OVA版
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