お題「好きな落語家はいますか?」に参加中!
6月5日は落語の日なのだそうで。
昭和の名人と言われるような落語家の大半はリアルタイムで知っているわけではなく、それ以前に落語を云々できるほど知識があるわけでもありませんが、私がこれまで一番うまいなと思った落語家さんは、四代目三遊亭小圓遊。
「笑点」が絶望的につまらなくなって久しいですが、故・三波伸介さんが大喜利の司会を務めていた頃の「笑点」は大好きで(週に1度の家族団らんの象徴だった思い出補正あり)、特にキザっぽい役まわりを演じていた小圓遊(当時は小円遊と表記されることが多かったと思いますが)と歌丸とのかけ合いというかバトルは大いに笑ったものです。
単なるおふざけドタバタではなく、プロの計算された仕事としての笑いというのは、今ではほぼ絶滅してしまった芸ですが、あの頃の「笑点」は本当に楽しかった。
が、私が小圓遊を好きになったのは、大喜利ではなく彼の落語を聞いてから。
もう演目が何だったかもわかりませんが、ガキながらにプロの落語ってこういうもんなんだと感じたことは覚えてます(すごく生意気ですけど)。
ちょっと話の上手いオジサンや大学の落研の延長みたいな落語家にはない、本当の意味での「芸人」の美しさが、小圓遊の話術や立ち居振る舞いにはありました。そして、やはり落語には”毒”が必要で、その”毒”は落語家自身の”陰”からにじみ出るものと教えてもらった、と思っています。
酒で命を縮めたような人で、43歳という若さで早世されたのはかえすがえす惜しまれますが、語弊があるのを承知で言えば、そうした破滅的な”陰”もまた小圓遊の芸の根柢であったのかなあという気がします。
まあ、冒頭書いたように私は落語好きでもないし詳しくもないんで、素人のたわごとに過ぎないと思っていただければと。
でも、今の「笑点」は見るに堪えないですよねえ。
小円遊なつかしいですね!!
笑点ほんとにつまらないようになりました、自分のこどものころは面白かったです。
故談志家元が最初に作った笑点ですが、昨年は立川流からだれが・・志の輔師匠が歌丸師匠のあとをやればとか・・思いましたが小円遊師匠も高座に色気があったでしょうね、志ん朝師匠は高座に花がありました。
ごちゃごちゃと7すいませんでした
立川志の輔の「笑点」入りが実現すれば、というのは私も同感です。志の輔師匠は現在一線で活躍する落語家さんの中でももっともうまい噺家の一人ですし、仕切りのうまさも折り紙付きなので、申し分ない人選だったと思いますが、なかなか難しい面もあったんでしょうね。
いっ平なんかがレギュラーやってる今の大喜利は見る気が起こりませんが、志の輔師匠を司会にしてレギュラーの半分くらい入れ替えたら、ちょっと期待しちゃうかも知れません(無理でしょうかねえ・・・・)。