猛暑でぼんやりした脳も活性化してしまう美味しさ「大葉サーディンパスタ」

猛暑を超えて酷暑とまで呼ばれる今年の夏。熱にうなされて頭がぼんやりしてしまう人も少なくないはず。今回は働かない頭でも簡単に作れて、しかも脳を活性化してくれるという一挙両得なレシピ。ぜひお試しください。

cakes読者のみなさま、こんにちは。

いつまで続くのかこの暑さ。みなさん、ちゃんと食べてますか? 帰りのコンビニで買ったビールとから揚げとカップ麺だけじゃだめだめ、もっと自分に栄養をあげましょう。

同じコンビニで買うものでも、今日はオイルサーディンと唐辛子、大葉でできるパスタ。酷暑のおつまみ麺、2品目はこちらです。

鰯を骨ごと油に漬け込んだオイルサーディンは、栄養が余すところなくそのまま閉じ込められた優秀保存食。ビタミンB群やD、ミネラルを多く含み、さらにDHAやEPAといった身体の中では合成できない必須脂肪酸を含むので、血管を柔軟にし、脳機能や免疫機能を高めたりしてくれます。

暑さでぼんやりしがちな脳も、これで活性化してくれそうな気がする! 酷暑でクタクタの身体も喜びそうな食材です。なんといっても、缶を開けて中身をバサッと出して、フライパンでほぐすだけというのがいい。レシピでは玉ねぎやにんにくのみじん切りをコク出しで加えていますが、オイルサーディンだけでも十分においしいので、面倒なら缶詰と大葉、唐辛子だけでも大丈夫。うま味の染みたオイルももちろん料理に使います。

では、ぱぱっと作っていきましょう。

Menu do dia 本日のメニュー

「大葉サーディンパスタ」

材料 2人分
パスタ 160g
オイルサーディン缶 1個
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1片
赤唐辛子 1本
大葉 5枚以上好きなだけ
オリーブオイル 大さじ1/2
塩 適量

つくり方

パスタは袋の表示通りに茹で、水気をしっかり切る。今回は太さ1.4mmのものを使いました。にんにく玉ねぎは粗みじん切り、大葉もみじん切りにする。フライパンにオリーブオイルをひいて玉ねぎにんにく種を取った赤唐辛子を入れ、しっとりするまで炒めたらオイルサーディンをオイルごとすべて加えほぐしながら炒める。

全体によく混ざったらパスタを加えて火を止め、パスタにソースを絡める。水分が足りなくて絡みづらいときは、パスタのゆで汁を少し加えて伸ばす。仕上げに大葉をたっぷり加え、よく和えて完成。

鰯のうま味に唐辛子のピリッとした辛さと大葉の爽やかな香りが、食欲をそそります。仕上げに好みでレモンやすだちなどの柑橘を絞ってもいいですね。

それでは、鰯のうまみと大葉の爽やかさで、元気な週末を!


ポルトガルワインと料理を楽しめる夏のイベントのご案内
「あなたと旅するポルトガル ワイン&フード2018」VOL.5

9月12日(水)18:30~20:30
夏の終わりを楽しむ 味わい豊かなワイン
うま味たっぷり白、辛口ロゼ、ジューシーな赤、こっくりポート、深い余韻のマデイラ、甘旨酸のモスカテルほか全8種を味わえます。
フード/ビファーナ(豚肉サンド)、にんじんとオレンジのクミンマリネ、ハーブサラダ、ピリ辛オリーブマリネ
場所:IDEÉ CAFE PARC(東京ミッドタウン3FのIDEE店舗隣)
内容:ポルトガルの食文化・ワインに関するショートセミナーを開催。 その後テーマに沿ったポルトガルワイン8種の試飲と、 ポルトガルを感じる軽いおつまみをポルトガルの器でご提供し、今回も器を参加者全員にプレゼントします。

定員:着席20名様
会費:6000円(税込)
申し込み:私宛メール pufu@lilac.plala.or.jp、または03‐5413-3455(IDEÉ CAFE PARC)

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ポルトガル食堂

馬田草織

ポルトガルや南蛮絡みのエピソードが大好きな編集者・ライターの馬田草織さんが、仕事現場や旅先、日常で気になった食のサムシングと、それにちなむおつまみ&ぴったりなお酒を月替わりでご紹介していく、家飲みも外飲みも楽しむ人へ捧げる至福のほろ酔...もっと読む

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コメント

moxcha これ良いな。 約5時間前 replyretweetfavorite

mubkk 食べたい(>_<。) 約10時間前 replyretweetfavorite

naagita 素麺で代用すれば更に楽だな(最近そればっか)。 約11時間前 replyretweetfavorite