ずずずです。
投資ブログを見ていると金融資産1000万以上の投資家が多く存在しております。
普段から投資界隈を見ていると普通に見えてしまいますが、それ感覚マヒしてますから気を付けてください。
本記事で伝えたいこと
・他の投資家資産額は気にせず、投資を継続することが大事。
・平均貯蓄率ではなく、中央値を見よう。
人生において、お金は生活する上で大切な一部であることは間違いないでしょう。
生活する上で必要ですから当然投資家がいるのは当たり前なのですが、いつもみている投資クラスターでみる金融資産1000万円以上というのは普通なのか。
ふと疑問に思いました。
上には上がいるし、下には下がいます。
世の中に1,000万以上の金融資産(貯蓄)を保有しているのがどのくらいいるのでしょうか。
確認していきましょう。
総務省統計局の情報
信頼できるデータの1つである総務省が管理しているデータとなります。
<世帯分布>各種世帯属性別世帯分布
「貯蓄現在高,貯蓄・負債現在高の差額階級別世帯分布」にある「第8-30表 各種世帯属性,貯蓄現在高,貯蓄・負債現在高の差額階級別世帯分布」を参照します。
セルAW-80からAW90を抜粋させて頂きます。
※貯蓄=金融資産として考えております。
現在の投資家ブログ界隈ですと20代~50代がメインであるため抜粋します。
年齢 | 貯蓄(金融資産) |
20~29 | 386万円 |
30~39 | 591万円 |
40~49 | 1,114万円 |
50~59 | 1,842万円 |
となります。
金融広報中央委員会の情報
こちらも信頼できるデータの1つとなります。
2-1 金融資産にある「2-2 金融資産の有無と金融資産保有額(2016年/平成28年)(Excel 56KB)」を確認し抜粋します。
こちらも20代~50代がメインであるため抜粋します。
年齢 | 貯蓄(金融資産)平均値 | 貯蓄(金融資産)中央値 |
20~29 | 184万円 | 0万円 |
30~39 | 395万円 | 167万円 |
40~49 | 588万円 | 200万円 |
50~59 | 1,128万円 | 500万円 |
平均値と中央値がありました。
総務省統計局の情報と少し数字が異なりますが、集計方法や回答者が異なることから誤差はあまり気にしないこととします。
ここで見るべきデータは、平均値よりも中央値です。
平均値
対象者の金額を合計して、人数で割った本当の平均値です。
0円が5人、500万円が5人となると
((0円×5人)+(500万円×5人))÷10=250万円
このように平均値は1人250万円が貯蓄している。となります。
貯蓄0円の人も250万円持っていることになってしまいます。
中央値
貯蓄額を少ない順から多い順に並べて、真ん中にある数値を指します。
0円が5人
100万円が1人
500万円が4人
とすると中央値は100万円となります。
数字を並べて、真ん中を取ると言うことですので、こちらを見た方がよいでしょう。
結果
金融広報中央委員会の情報で考えると、中央値で考えた方が良いことになります。
もう一度、中央値を見てみましょう。
年齢 | 貯蓄(金融資産)中央値 |
20~29 | 0万円 |
30~39 | 167万円 |
40~49 | 200万円 |
50~59 | 500万円 |
いかがでしょうか。
いかに投資クラスタの方々が金融資産保有者として、多いのか。と言うことが分かるのではないでしょうか。
残念ながら私はお魚投資家なので金融資産は現在500万円少しですので、凡魚でした。
投資を行っていたことから少しは良い方かもしれません。
最後に
1000万円以上は普通じゃない。
(500万以上も普通じゃない)
分かりましたね。
私も凡魚(人)だから投資を継続してます。
投資ブログ界隈としての方々が一般的に公開されるニュース資産が多いのは事実であると言うことが言えます。
投資家も世間一般的には数パーセントであり、日本全国民から見ると少数精鋭の中にいることがおわかりになると思います。
ですので少額投資でも決して焦らなくて良いと言うことです。
リスクを承知で投資を始めた事ですでに少数派であり、夢を語る権利は手に入れました。
後はインデックス投資や米国、日本株など自分の投資法を見つけて継続して行くのみです。
良いときもあるでしょうし悪いときもあるでしょう。
投資は金額関係なく泥臭いもので、地に這ってでも浮き足だってても継続すること。
それが1番大事なことでしょう。
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