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ジョー、体絞りキレ増す 母の前で大爆発再現だ

2018年8月11日 紙面から

ミニゲームで軽快な動きを見せるジョー=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで

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 名古屋グランパスは11日、リーグ第21節鹿島戦(豊田)に臨む。前節で1試合3得点と大暴れした元ブラジル代表FWジョー(31)は「勝利のために全てを出す。点も取りたい」と意気込み、来日中の母親も見守る大観衆のサポーターに4年ぶりのリーグ3連勝を届ける。チームは10日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。

 Jリーグで今が旬の助っ人は、イニエスタ(神戸)でもトーレス(鳥栖)でもなく、ジョーに違いない。体が絞れて動きのキレが増し、ここ2試合で4ゴール。4年前のW杯ブラジル代表は当然とばかりに「勝ち始めてモチベーションは高いけど、何も変わることはない」。ただただ次の戦いを見据える。

 得点数も10と2桁に乗せた。チーム総得点20の半分をたたき出す192センチの大男は、文字通りチームの大黒柱だ。

 俊敏性が向上したことで攻撃のバリエーションが増えた。最前線に張りっぱなしが多かった前半戦と比べ、中盤に下がり、持ち前のキープ力を生かして攻撃の起点になることも。好調がチームに与える効果も感じ「一番大事なのは自信を持ちながらプレーすること。そこはチームでしっかりやれている」と話す。

 対戦相手の鹿島とは、2014年からリーグ戦6試合で未勝利(1分5敗)が続く。中断明けの後、鹿島は3勝2分1敗と6位に順位を上げ、ジョーも「カウンターが速くて守備が固い」と警戒する。

 

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