孤独だった2011年(16歳)



 私の一連の症状が16歳の時に始まったことはすでに書いていますが、その年の昔話について少し書こうと思います。7年前の話ですね。


 

 暴力衝動や加害思想に取り憑かれた16歳女子は、あることに困っていました。同じ症状を持つ女子がこの世に存在しないかもしれない、という絶望に対してです。


 例えば、図書室で借りられる「思春期問題の本」をいくつか読んでも「暴力男子と自傷行為する女子」というパターンしか出て来ませんでした。また男子は「誰でもいいからぶっ殺したい」と言うのに対し、女子は「とにかく眠りたい」と訴えるとも書いてありました。

(本の内容はうろ覚えなので、あまり詳しくは書けませんが)

「ぶっ殺したい」だの「死ね」だの考えている女子なんかどこにも出て来ませんでした。


 こうなっているのは私だけかと思い「だったら前例(犯罪者の女子)に私がなるしかないんだ。そうしなきゃ社会はずっと私みたいな奴の存在を認めないじゃないか」と思い込んだこともあります。将来を考えて実行は思いとどまりましたが、当時はそこまで追い詰められていました。


 知恵袋にも「男は暴力で発散できるけど、女性はそれができない。だからリスカするんです」と平気で回答してるバカがいました。


 今の私なら「自傷男子と暴力女子は見つかりにくいだけ」と考えることはできますが、16歳には無理でした。


 



「暴言や暴力…被害者は男子生徒、女子の倍以上」という、ここでも取り上げてる高校生DVの調査結果が出たのも、「キレる私をやめたい」というエッセイ漫画が出たのも2016年の話です。

 たった7年前ですらそんなもんでした。



 しかし、はっきり言って2018年の今も理解なんかないです。ちょっとマシになった程度です。


 以上、2011年の話でした。

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