自傷行為のウラにて



私は自傷行為をほとんどしたことない。せいぜい頭を壁に打ち付けたり、マフラーで首絞めたりとかそのくらいだ。


そしてその何倍も他害行為に明け暮れていた。人や動物にはしなかったが、物に当たりまくった。


・目覚まし時計とかを押入れの戸に投げつけて凹ませる、床に叩きつけるなど

・夜中に起きて、包丁持ち出してダンボールを刺しまくる

・コピー用紙に物騒な言葉を書き散らかしてペン先をへし折る。

・物騒な言葉をブツブツ言う

・ハサミをテーブルに突き刺す

・デッサン人形をバラバラにする

・トイレのドアを個室の中から蹴りまくる

・学校にて、消火器を持って窓ガラスを割ろうと思った(結局しなかったけど)

・誰もいない教室で椅子や机をひっくり返した後、元に戻す

・いじめっ子の頭に椅子を振り下ろして血まみれにする想像を何度もした。実行はしてない。


思い出すだけでこれだけある。


そして私にとって許せない決めつけがある。


「ストレスを感じると男は暴力に、女は自傷行為に走る」


それはお前の願望だろとと思う。お前、とは社会のことである。


「ルポ 中年童貞」と言う本には、リストカットする男性が登場するのに。

それに私のやって来たことはなんなんだ。


リストカットという女みたいなことする男なんか許さない。

でも自分を傷つける女性はかよわいから守ってあげよう。

暴力女は沽券の侵害だからいない事にしないといけない。でも暴力男は存在を認めてやろう。

ここで何度も繰り返した、加害者・被害者の性別固定が顔を出す。

残念ながら、この固定で得する人がいるんだよな。


(もちろん私は自傷行為をする女性は助けられるべきだと思っています。それを助けるのはヒーローじゃなくて専門家であって欲しいです。無論男性もです)



さっき上げた決めつけは、逆パターンが隠されているだけだと思う。

リスカする男性は治療に踏み切れないし、暴力女は自分をヤバいと考えられなくなるってわけですよ。


そしてヤバイと思っても治す方法が見つからない。それってすごく恐ろしい事だと思うのです。






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