『釣り糸』が自転車乗った中学生の首に巻き付きケガ 電線に絡まった糸を釣り人が放置 金沢
釣り人のマナー違反でけが人が出てしまいました。7月、金沢市内で男子中学生の首に釣りで使う「釣り糸」が巻き付き、けがをしていたことがわかりました。
被害に遭った少年:「びっくりした」
当時の様子を話してくれた金沢市内の男子中学生。自転車に乗っていた男子中学生の首にいきなりあるモノが巻きつきました。
被害に遭った少年:
「ここ(首)に釣り糸がからみついてきた」
男子中学生の首に巻き付いたモノは釣り糸。“みみず腫れ”が2週間も残り、一歩間違えれば、大けがにつながっていました。
金沢市粟崎町。男子中学生の首に釣り糸が巻きついたのは、橋を渡っているときでした。
(記者リポート)
「ありました。電線に多くの釣り糸とルアーが絡まっています」
この場所はスズキがよく釣れるため、愛好家の中では有名な釣りスポットです。ここに、多くの釣り人が残していくのが釣り糸。投げ入れるとき、電線に釣り糸が絡まりそのまま放置されています。この糸が風で流され、男子中学生の首に巻きついたのです。
被害に遭った少年:
「ここで釣りをするのはいいけどマナーはしっかり守ってほしい」
釣り人のマナー違反が引き起こした今回の問題。男子中学生の保護者から相談を受けた警察は同様の事故がおきないようパトロールを強化する方針です。