2018年8月10日 05:00 | 無料公開
JR東京支社8日は、成田線の男性運転士(37)が、電車を運転中に私物のスマートフォンや業務用タブレット端末を使用していたと発表した。
同社によると、運転士は7月25日、我孫子発成田行き下り電車が途中の安食駅に到着するまでの午前6時半から約30分間、運転中に右手でスマホやタブレット端末を操作するなどし、業務と無関係の不動産に関するウェブサイトを閲覧していた。
8月7日になって同社社員が、運転士がスマホを見ていたとする画像がツイッターに投稿されているのを見つけ同社に報告。事実確認したところ、運転士は「急いで調べたいことがあった」と使用を認めた。
運転中に操作したのは、この時だけだという。私物スマホは乗務中、電源を切って業務用かばんに入れる決まりだった。
同社は「お客さまに不信感、不安を与えてしまい大変遺憾。社内規定にのっとり厳正に対処し、指導を徹底いたします」としている。