Successfully reported this slideshow.
We use your LinkedIn profile and activity data to personalize ads and to show you more relevant ads. You can change your ad preferences anytime.

だいじょうぶキャンペーン2009スライド

5,414 views

Published on

2008年から2009年にかけてのだいじょうぶキャンペーンのキャラバンで用いていたスライドを発掘したので掲載
あれから10年経ったがあまり当時と観測結

  • Be the first to comment

だいじょうぶキャンペーン2009スライド

  1. 1. 安全・安心な街のために 本当に大切なこと ~「だいじょうぶ」キャンペーンシンポジウム・パネル~ 京都大学 学術情報メディアセンター NPO情報セキュリティ研究所 (RIIS) 上原哲太郎 http://uehara.tetsutaro.jp http://tetsu.kmc.jp/
  2. 2. そもそも「社会性」とは・・・? 社会と自己の「つながり」 役割・立ち位置の認識
  3. 3. 遠くなった「社会」 社会は「うまくやってる」 奴らのためにあって 俺のためにはない・・・ 何故俺は奴らになれない? 社会は俺を助けてくれない 俺は社会を変えられない 俺が幸せになれないのは 奴らのせいではないのか
  4. 4. 「匿名ネット社会」の距離感 見知らぬ人たち同士の ゆるく細いつながり 希薄ながら連帯は 確かにある 孤独と連帯がないまぜになった心情が 実社会の状況とマッチしている??
  5. 5. ネット社会の特徴 試されるのは コトバ+知識+技術 金銭も社会的地位も ほとんど役に立たない →誰にでもチャンス 「安全」な場所 自分に危害が及ぶことはない →安心して暴れられる 文字情報だけでは「キュー」が少ない コトバは自然とエスカレートする結果 むき出しの感情的なコトバが飛び交う 不満のはけ口として恰好のメディア 「誰にでもなれる」 人格の使い分けなどができる 自己達成感が容易に得られる マイノリティに優しい 仲間が容易に見つかる 権力から「自由」な世界 一種のアナーキズム これが「アタリマエ」に なるのはどうか?!
  6. 6. 必須アイテムになるケータイ 6 ※ドコモ調査 2007年
  7. 7. 「社会」に出るための訓練の欠如 実社会へ 学校という社会での訓練 教師の指導 保護者の見守り ほとんど 何の訓練も 知識もなく・・・・ ネット社会へ 身を守る術を 知らないまま デビューする
  8. 8. 特に心配なのは・・・ コドモvs(悪い)オトナ コドモvsコドモ 詐欺のカモとして (ワンクリック詐欺 個人情報詐取etc) (特に女子を) 性の対象として ネットの匿名性が 犯罪の「敷居」を下げ マイノリティに優しい性質が 性異常者を「勇気づける」 ネットいじめ 学校裏サイト問題なども含む 保護者や教師から 見えにくいところで 問題は進み 深刻化
  9. 9. まず必要なのは 親子とも「知る」こと  被害者にならないために ◼ 詐欺等の一般的手口を子どもたちに知らせよう ◼ 最低限の技術的対策を取ろう  「フィルタリング」は有害サイト規制法施行に伴い義務化  加害者にならないために ◼ まず必要な「決まり」を知ろう ◼ いじめ問題を知ろう  その他のこととして・・・ ◼ 「ケータイ依存」に気をつけよう ◼ 決まりを作って守らせよう
  10. 10. 「加害者」になることも考えて 不正アクセス禁止法違反 検挙犯の年代別統計
  11. 11. ネットいじめの事例を知る  いじめ防止ネットワーク http://www.ijimesos.org/ に詳しい ◼ いじめ全般を扱うNPOだが、いまいかに いじめにネットが「効果的に」使われているか判る  その他学校でのネットトラブル事例は NPO情報セキュリティフォーラム 「教育現場における情報セキュリティ事故・対応事 例集」 http://www.isef.or.jp/rd/jirei_web/top.html
  12. 12. 参考となる書籍  ネット犯罪から子どもを守る 被害者にも加害者にもしないために親がすべきこと ◼ 唯野 司 著 MYCOM新書 819円 (2006)  子どもにケータイもたせていいですか? ◼ 高橋 暁子 著 インプレスジャパン 1554円(2009)
  13. 13. 国の活動  e-ネットキャラバン http://www.e-netcaravan.jp/  インターネット安全教室 http://www.jnsa.org/caravan/
  14. 14. 企業の活動  マイクロソフト インターネット安全教室  ドコモ モバイル社会研究所 「みんなのケータイ2」

×
Save this presentationTap To Close