スマホを置いて、街を歩く。
もう、何も面白いものもないなと感じながら電柱の監視カメラを探し出す。
そして、店の中では当たり前のように大量にある。
当たり前だが、今ネットに繋がっている状態でもログを取られたりしている。
「自分のやっていることにだれも関心なんか持たない」という言説はもはや説得力を持たないのかもれない。
監視社会と言っていいのだろう。
顔認証技術も進んでいるなかで、国家やらが一日の行動をすべて把握するのも可能になり始めているのかもしれない。
そのような社会は大資本やら国家という権威的なものが圧倒的な力を持つ。
容姿の良い人間がやはりそのような社会でも上手に振る舞えるのではないか。
ウェブで写真をさらすとコレくらいなら手術で良くなるとか言われた。
なんというのだろうか。これが希望とでも言おうか。様々なことに対するやる気が出てきた。
そして、従属はしたくないと思うのだ。それは現状に対してだ。
彼とは食事をするが凄く考えが薄い。
映画は見ているようだが、何か一冊の本に書かれた思想なども読んだことがなさそうだ。
ただ、モノにするだけ偉いのだろう。
監視社会でもテーマにして自分も何か書こうかとか現実逃避的なことを考える。