ブログを始めるようになってから、よくセミリタイアを目指す投資ブログを見るようになりました。
また、リアルの場では同じ会社の人で、つい先日、不動産投資(アパート)をしていて、アーリーリタイアをされた方がいました。
スッキリとした顔をしていましたね笑。
また、夫の会社でも仲がよい同期が我が家の影響を受けて都内23区に1棟購入し、買い増しを進めてリタイアを目指しています。
会社が比較的安定していて信用力があると、その力を使いアーリーリタイアを目指すという人は、周囲に言わないだけで実際に一定数いると思います。
しかも若い世代(ミレニアル世代)に多いと感じます。
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ミレニアル世代とは?
一般的には下記のように言うそうです。
- 1980年代から2000年代初頭までに生まれた人
- ベビーブーマーの子世代にあたるY世代やデジタルネイティブと呼ばれる世代と重なる。
- インターネットが普及した環境で育った最初の世代。
- 情報リテラシーに優れ、自己中心的であるが、他者の多様な価値観を受け入れ、仲間とのつながりを大切にする傾向があるとされる。
コトバンクより
「働きたくない」訳ではない若者のアーリーリタイア思考の特徴
よく「アーリーリタイアしたい人」の特徴として、
- 仕事をしたくなくて、家でダラダラしたい人
を思い浮かべる人が多いと思います。
中にはそういう人もいると思うのですが、自分自身も含めて会って話をした方たちの中で多く感じるのが、
「決して働きたくない訳ではなく、会社員が嫌だ」
という人が多いなと感じます。
もちろん、アーリーリタイアしたいと心の中では思っていても、会社では
仕事はむしろバリバリやる営業マンであったり、社長表彰もらったり、
会社から与えられるデスクワークもきちんとこなし、勤務中はパフォーマンスをしっかり上げて帰宅します。
多くの人が抱く「アーリーリタイアしたい人」のイメージが大きく変わっているなと感じます。
「会社員」としてではなく、時間、場所に縛られずに人や社会に貢献していきたい、自分が好きな仕事していきたい
「会社員」ではなく、
- 自分の能力を発揮して物事を成し遂げたい、
- 好きな仕事をしていきたい
- 誰かの役に立つことをしていきたい(感謝されたい)
こういう想いが強い人が多いんではないかなと感じます。
ではなぜ会社員が嫌なのか
①自分の大事な時間、身体をむしばまれる要素が多い
会社で働く上の世代は仕事人間・仕事命という時代を生きてこられた方が多いです。
そして下の世代にも強要する人が多いという話をちらほら聞きます。
私の会社でも未だに上の世代で「自分が若いときは1週間泊まり込みが当たり前だった。(だからお前は甘い)」と言われる方もいますし、
「始業時間よりも、上司よりも早く来ないと頑張っているように見えない。そんな人に良い評価を与える訳がない」と平然と言う管理職もいて、ビックリしました。
(ちなみにその管理者は朝1時間前には出勤…そしてサービス残業)
今は、時代も変わって、ライフワークバランス、働き方改革ということも強く言われるようになったので、表では強制しなくとも、良い評価を与えないというのは、制度があるのに全く働く人の考え方が変わっていないということ。。。
また、仕事に頑張りすぎて、退職後すぐに倒れて長生きできない方もいます。
私の上司の事例で、まだ40代と若いのに、私の目の前で1年に2回も倒れた時は恐怖以外のものでもありませんでした。
その上司は病院で検査しても悪いところが見つからずで、そっちの方が怖すぎます、、、
「過労死」が一般的な言葉として普及しているのも日本くらいです。
どうしても仕事より自分の身体が大事だと考えてしまうのです。
参考過酷な残業は人格を壊す!?月間10時間~100時間~120時間毎の残業時間別の影響と女性会社員が体験した奇妙な行動
②出世しにくい、昇給しにくい
ミレニアム世代は大量採用された上の代が詰まっており、かつ入社する若手の数も少なくなっているため、頭でっかちな体制になっている会社が多いです。
そうすると、今頑張っても出世する管理者の倍率が厳しく将来給料が上がりにくいため、長いこと会社で頑張る意欲をそがれます。
私の会社もあと10年したら3割の人間が退職で減ると言われています。
上層部が減っても下の人数も少なく絶対数が減るため、管理者の数も多くは要らず、出世の競争率もすごく上がります。
昔より昇給しにくいというのも肌感覚で感じる人が多いです。
③会社に未来を感じない
昨今、大手企業でも次々と業績不良や倒産していく時代です。
また、今後、超ITの時代になり、波に乗れない企業はなくなっていくと言われています。
会社でやる仕事は大きいので、会社にしかない魅了もありますが、会社に依存して会社が倒産した場合、自分に残されるものは何か。
副業をやる人、転職をする人は、個人のスキルの重要性に気づき、会社に属するメリットが弱く感じられるようになります。
まとめ:ミレニアル世代は働きたくない訳ではない笑
今や、食べるために生活する「ライスワーク」よりも「ライクワーク」、「ライフワーク」という好きな仕事をして生きる働き方であったり、仕事とプライベートを分けずに自分の使命と思える働き方というのに変わる時代と言われてきています。
つい最近、親戚の副業をするミレニアム世代たちとも話をし、確実に働く目的が変わってきているのを感じます。
(みんな優秀でバイタリティーあふれる若者ばかり・・・)
生活するためというより、自分がやりたいことを実現させるためであったり、自分や家族も含め幸せになるための働き方であったりと自分軸で考えて会社に依存しないという意識を強く感じます。
好きなことを突き詰めることが人生の勝算であると考えさせられる本です。
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