セントレアのプレミアムカウンターにて
ちょっとこの前、セントレアから家族で旅行に出掛けまして、ANAさんには色々とお世話になりましたので、あれこれか書かせて頂きたいと思います。乗ったのはこれ。と言ってもどれかわかりませんね。あえて特定しません(笑)。
まずはチェックイン時の話なんですが、スマホを渡してチェックインをしようとしたときのことです。いきなり「お荷物を先に通してきて下さい」と言われました。
「あれ?プレミアムカウンターって地上係員が荷物を通してきてくれるんじゃなかったっけ?」と若干の違和感を覚え、ウチの嫁さんが荷物を持って行った後のことです。
「お客様、メンバーの方ですか?」とぶっきらぼうに言われました。
いきなり、ムカっ!
カウンターに行った際、「4人で予約してます。」と言ってスマホを渡しているわけですから、予約を開けば僕がメンバーかどうかわかりますよね?プレミアムカウンターに来てるんだから、何らかの資格を持っている可能性大ですよね。なのにその質問っておかしくないですか?
明らかに見た目で判断してる
ってことがよくわかります。
普段、一人でプレミアムカウンターに寄るときは、一度も「メンバー様ですか?」なんて聞かれたことはありません。財布を取り出すのが面倒ですし、いつもスマホで乗るので、ステータスがすぐわかるSFCカードではなくスマホを渡します。それでいつも何事もなく過ぎて行っています。僕はそれで十分だと思っていました。何もやましいことはしていませんので…。
でも今回は家族と来たもんですから、「まさか、こんなミーハーな家族がSFCのはずがない」って思われたんですよね。予約を開ける状態にも関わらず、それを確認せず「メンバー様ですか?」と聞くのは少々配慮に欠けると感じました。
「メンバー様ですか?」の質問に対し、僕は「はい、そうです。」と返事をすると、慌てて荷物を取りに行くありさま。
乗る前から何だか気分の悪い対応でした。
ちなみに、新千歳で同じこと(スマホを渡すだけ)をしてみたら何も言われず。ヤンチャ坊主にも優しく話し掛けてくれてとても気分が良かったです。新千歳の場合は、プレミアムカウンターは完全に別室ですから、そこに入る時点でメンバー以外の客なら躊躇するはずなので、セントレアのようなことにはならないというのは理解できますけどね。
セントレアのプレミアムカウンターには間違えてくる客が多いという事情は何となくわかります。でも万が一、僕みたいに「絶対にメンバーに見えない客」であってもメンバーである可能性がある限りはまずは予約を開くのが基本じゃないでしょうか?確認して違っていたら「お客様、こちらは、メンバー専用のカウンターですので」って断ればいいだけなのですから。混雑して行列ができているわけじゃないんですから…。(僕が行った時は他の客ゼロ)
子供の前だったので、あえて何も言いませんでしたが、一人だったら、「責任者出せコラー!」レベルの事案でした(笑)。
往路NHxxx便での出来事
今度は往路の機内での話。どこに行ったかはあえて言いません。ストーカー読者様にはすぐに分かっちゃうんですけれども、クルーの名誉のためにも記事単体ではわからないようにしておきます(笑)。ヤンチャ坊主2人なのでとにかく周囲に気を遣います。機内迷惑行為を避けるため最後に乗り込むのが鉄則です。
この機内で問題が…。
ちょっと機内が寒く感じ温かいお茶をもらったときのこと。冷たいのが出てきたので、「あ、温かいのを頼んだんですけど、、、」と言ったら、CAさんが言った一言。
口付けてないですよね?
そして無言で取り下げ、無言で温かいお茶が出てきました。
オイオイ、それ次、誰かに出すんかい!
本当に口を付けてないので別にいいんですけど、何となく嫌じゃないですか?仮に僕が病気に感染していたとすると、僕の唾液がお茶に入った可能性だってあるわけです。一度客に出したものは、他人には出さないというのが暗黙のルールなんじゃないかな?と僕は思います。些細なことかも知れせんが、日本文化で育った僕にはとても気になりました。
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復路NHxxx便での出来事
復路でも「ちょっとその発言はないんじゃない?」という出来事がありましたので書いておきます。クルーの名誉のために便名は伏せます。
巡航中、下の子供が寝てしまい、CAさんが子供におもちゃを持ってきたときのことです。「着陸25分前にベルトサインが点灯しますので、お子さんが起きましたら必ずトイレに連れて行って下さい。」と言われました。うちの坊主がおしっこを漏らすとでも言いたいんですかね?
それくらい分かってますよ。ベルトサイン点灯中に子供がトイレに行きたくなって迷惑を掛けちゃうかも知れないことくらい。
僕は乗る前、最後の乗客になるまで搭乗口前で待機して、乗る直前にトイレに行かせてるんですよ。しかもどれだけ子供が機内でお茶を飲んだかちゃんと把握もしてるんですよ(今回はほとんど飲んでいない)。
そして、もし起きていたら出る出ないに関わらず、降下直前に必ずトイレに行かせるつもりでいるんですよ。そしていざとなったらゲロ袋にティッシュを突っ込んでそこにおしっこさせるくらいの覚悟でいるんですよ。
こっちは、世間知らずのお姉様にいちいち子供の扱い方の指図をされたくないわけです。正直、「オマエにウチの子の何がわかる!」って言いたくなります。その子にはその子の特性があって、それを一番分かってるのが親なんです。
赤の他人に子供について指図されたくない
親というものはどれだけ自分の子がヤンチャで、うるさくて、時々嫌になって「オマエなんか出て行けー」って思っても自分の子は可愛いんもんなんです。人様が思う以上に自分の子には特別な思いがあります。だから、赤の他人から下手なアドバイスや指図を受けると「オマエに何がわかる!」って怒りにも似た感情が芽生えます。これは子供を持って初めて知った感情です。
子供がお漏らしをしてしまったら、次の便が満席だと、その席が使えなくなって一人降ろさないといけないことくらいちゃんと理解しています。
ちなみにうちの下の子は比較的おしっこを溜め込む方で、ギリギリまで言わない危険なタイプです。なので特に下の子のトイレにはかなり気を遣っています。子供のおしっこマネジメントは親ならば当然しているわけです。そんな親に対して「着陸前には必ずトイレに行かせて下さい」なんて、
言われなくても分かっとるわ!
って感じです。これは絶対に言っちゃいけないフレーズですね。僕なんかフライトレーダーで常に自機位置や高度を確認しつつ、機内エンタメのアニメの残り時間を見ながら、子供のトイレのタイミングを計っているくらいなんですから。
ピチピチのお姉様達はきっとわかっていないんだろうなぁと思います。その一言が、子供が迷惑を掛けまいと周囲に気を遣う親の気持ちを逆撫でするってことを…。
スカイトラックス5つ星エアラインの実力とは
いや~今回はセントレアのプレミアムカウンターと往復の機内で、地に墜ちたANAのサービスを見た感じがしました。スカイトラックス社で今年も5スターを獲得したエアラインとは思えないスタッフの教育ぶりです。やはりANA本体じゃないからでしょうか?中部の地上職はANAの子会社(のはず)。そして往復のフライトはANAウィングス。やはり子会社となるとサービス水準が落ちるんですかねぇ。
ANAウィングスによる運航というのは機体を見ただけでは判断が付きません
僕は子会社だと理解しているので「まぁそんなもんか」と諦めがつくんですが、知らない人にとってはANAの制服を着ていたら親会社、子会社関係なくANAなんですよ。
世の中にANAの廉価版はなく、子会社であってもANAという1つのブランドなんです。なのでやはり接客水準もたった一つのANA水準であって欲しいと思います。
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