ドルフィンキャットでどうでしょう⑤ ~ドワドル編(中編)上から見よう!の巻~
こんにちわっす、
前編、後編の予定でしたが早速採集できましたので急遽中編として、上から見よう!の巻 いきます。
アマゾン本流砂浜から産地直送です。今日のお昼に採ってるので鮮度抜群ですぜ。

小さい引き網で、アマゾン本流の川岸浅い所を攻めました。
ぽつりぽつりと採れるのを考えると群れで生息している感じは無さそうかな?
群れで生息している魚ってポイントごとにごっさり採れる、一切採れないがはっきりしているので、
ドワーフドルフィンって水槽内でも各々自由奔放に泳ぎますもんね。まぁ濁ったアマゾン本流なんで確実には分からないですがね、想像です。
結果、2種類採集しました。
〇Tympanopleura brevis〇

〇Tympanopleura longipinna〇

採れたてはこんな感じで色が飛んでます。
同じポイントで採れてますので、さらに小さい個体だったら混乱してましたね。
何より、同じポイントで採れたことが驚きでした。
その前に、ドワドルは小さいので小川や支流に生息していると思われがちですが、本流にも生息しています。
上のTympanopleura brevisは、スプーンヘッドドルフィンとかの流通名で肩口から盛り上がるのと、15,6cmと大きくなるドワドルですね。これ6cmくらいで大きくはないですが、この時から肩口は盛り上がってますね。
対して、下のTympanopleura longipinnaは、spとかで混じっていくくらいかと思います。
ドワドルの中では少し長細くなるのと、ゴマ塩模様チックになります。最大でも12cmくらいです。
両者水槽に入れてみました。


(Tympanopleura brevis 6cm この底面に出る影が好きだったりする。)

(Tympanopleura longipinna 7cm 他のドワドルに比べると、目が小さいっすね、)
少しずつ違いが見えてきましたね。
雌雄差までははっきりしてませんが、同じくらいのサイズが採れたので比較しやすいです。
ドワドルは顔つき、体系、最大サイズ、模様で種類を判別することはできます。
そこにもう一つ付け加えるならば、上から見てください!
(最近ドワドルをまとめた論文みたいのもネットで出てるので、標本画像ですが参考になると思います。)
どうやら顔の形で種類差があるようです。

(Tympanopleura atronasus 前編のドワドル)

(Tympanopleura brevis)

(Tympanopleura longipinna)
大まかに、四角いか、丸いかです。
丸い顔の種類が多いので、丸い方はよく見ないと難しいかもです。
でも、目からの曲線距離で長細い楕円か、短い丸かでなんとなく違いますよね。
ちなみに、採集に難航しているグラスドワーフドルフィンは、四角いです。←めっちゃ探してます。後半はこれ次第です。
では、こちらはどうでしょう、

頭の形は、一番上の atronasus とほぼ一緒ですよね。
これアマゾン本流で採集される SPモノです。
どこで判断するかというと、尾ビレの模様です。ドワドルの中でこの模様になるのはこのSPモノだけです。

(Tympanopleura sp)
単にドワドルといっても1種類ごとに特徴がありますよぉ~とゆう事ですね。
どうしても混じって流通していると思うので(逆にそれが良かったりもする?)
色んな角度から見てあげて、うちの子はどの種類なんだろう?って水槽をのぞき込んであげてください。
私も水槽を横から見るの事が多かったですが、こちらではタライに無造作に入った魚を上から見る機会が多く、新たな発見があったりします。
どの熱帯魚もそうですが、横から、上から、下から、前から、3dで見てあげてください(笑)
さらに私からお願いするとしたら、泳ぎ方や仕草なんかも見てあげてください。
これって論文には書いてないことですのでね。
Tympanopleura brevisは、かなり泳ぎます。遊泳タイプ。
Tympanopleura longipinnaはそんなに泳がないです。そっとしておいてほしいタイプです。
そろそろ、ドワドル楽しくなってきたんじゃないですか?
チャオ♪
ブエノス・TGK
-現地からの追記-
Tympanopleura brevisの大型個体(14cm)の顔です。

かなりデカいですよ(笑)
前編、後編の予定でしたが早速採集できましたので急遽中編として、上から見よう!の巻 いきます。
アマゾン本流砂浜から産地直送です。今日のお昼に採ってるので鮮度抜群ですぜ。
小さい引き網で、アマゾン本流の川岸浅い所を攻めました。
ぽつりぽつりと採れるのを考えると群れで生息している感じは無さそうかな?
群れで生息している魚ってポイントごとにごっさり採れる、一切採れないがはっきりしているので、
ドワーフドルフィンって水槽内でも各々自由奔放に泳ぎますもんね。まぁ濁ったアマゾン本流なんで確実には分からないですがね、想像です。
結果、2種類採集しました。
〇Tympanopleura brevis〇
〇Tympanopleura longipinna〇
採れたてはこんな感じで色が飛んでます。
同じポイントで採れてますので、さらに小さい個体だったら混乱してましたね。
何より、同じポイントで採れたことが驚きでした。
その前に、ドワドルは小さいので小川や支流に生息していると思われがちですが、本流にも生息しています。
上のTympanopleura brevisは、スプーンヘッドドルフィンとかの流通名で肩口から盛り上がるのと、15,6cmと大きくなるドワドルですね。これ6cmくらいで大きくはないですが、この時から肩口は盛り上がってますね。
対して、下のTympanopleura longipinnaは、spとかで混じっていくくらいかと思います。
ドワドルの中では少し長細くなるのと、ゴマ塩模様チックになります。最大でも12cmくらいです。
両者水槽に入れてみました。
(Tympanopleura brevis 6cm この底面に出る影が好きだったりする。)
(Tympanopleura longipinna 7cm 他のドワドルに比べると、目が小さいっすね、)
少しずつ違いが見えてきましたね。
雌雄差までははっきりしてませんが、同じくらいのサイズが採れたので比較しやすいです。
ドワドルは顔つき、体系、最大サイズ、模様で種類を判別することはできます。
そこにもう一つ付け加えるならば、上から見てください!
(最近ドワドルをまとめた論文みたいのもネットで出てるので、標本画像ですが参考になると思います。)
どうやら顔の形で種類差があるようです。
(Tympanopleura atronasus 前編のドワドル)
(Tympanopleura brevis)
(Tympanopleura longipinna)
大まかに、四角いか、丸いかです。
丸い顔の種類が多いので、丸い方はよく見ないと難しいかもです。
でも、目からの曲線距離で長細い楕円か、短い丸かでなんとなく違いますよね。
ちなみに、採集に難航しているグラスドワーフドルフィンは、四角いです。←めっちゃ探してます。後半はこれ次第です。
では、こちらはどうでしょう、
頭の形は、一番上の atronasus とほぼ一緒ですよね。
これアマゾン本流で採集される SPモノです。
どこで判断するかというと、尾ビレの模様です。ドワドルの中でこの模様になるのはこのSPモノだけです。
(Tympanopleura sp)
単にドワドルといっても1種類ごとに特徴がありますよぉ~とゆう事ですね。
どうしても混じって流通していると思うので(逆にそれが良かったりもする?)
色んな角度から見てあげて、うちの子はどの種類なんだろう?って水槽をのぞき込んであげてください。
私も水槽を横から見るの事が多かったですが、こちらではタライに無造作に入った魚を上から見る機会が多く、新たな発見があったりします。
どの熱帯魚もそうですが、横から、上から、下から、前から、3dで見てあげてください(笑)
さらに私からお願いするとしたら、泳ぎ方や仕草なんかも見てあげてください。
これって論文には書いてないことですのでね。
Tympanopleura brevisは、かなり泳ぎます。遊泳タイプ。
Tympanopleura longipinnaはそんなに泳がないです。そっとしておいてほしいタイプです。
そろそろ、ドワドル楽しくなってきたんじゃないですか?
チャオ♪
ブエノス・TGK
-現地からの追記-
Tympanopleura brevisの大型個体(14cm)の顔です。
かなりデカいですよ(笑)