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『「反日」という病』を読んで。

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■裏返されていた2冊の本

先日、行き着けのショッピングモールの書店に行き、政治・社会コーナーの書棚を覗いてみると、平積みされた2冊の本が裏返しになって置かれていた。何の本かと興味を抱き、手に取ってみると、以下の2冊の本だった。

 

この2冊から推察するに、どんな人(人々)がこういうことをしたのかは大体の察しが付いてしまうが、私はこういう姑息な真似が嫌いなので、親切に表向けておいた。裏返した人(人々)からすれば営業妨害(?)と言われそうだが、こういうことをすると、余計に目立って印象が悪くなると思わないのだろうか?と疑問に思ってしまう。

■「善い日本人」と「悪い日本人」

前置きは置いておいて、その日は同じコーナーに置かれていた『「反日」という病』(木佐芳男著)という本を購入した。



本書は、戦時中、戦争を礼賛していたはずのメディアが、戦後、急速に左傾化(反日化)した原因を心理的に探った本であり、戦後のマインド・コントロールの実体を事細かに記しているのが印象的だった。

キーワードとなるのは「善い日本人」と「悪い日本人」というもので、戦時中、戦争を煽ったメディアは、本来であれば「悪い日本人」にカテゴライズされるはずだったが、戦後、メディア自体が解体されなかったことによって、「善い日本人」の立場を演じることになった。

戦後の「善い日本人」というのは、進歩的文化人のことであり、ガラパゴス化した平和主義者を意味した。

逆に「悪い日本人」とは、どんな人々になるのかというと、「神仏や天皇制を含む伝統文化を重視し、ポリティカル・コレクトネスや共産主義、エセ平和主義などには本能的に大なり小なり抵抗を感じる人びと」(原文ママ)ということらしい。

そうなると、私も「悪い日本人」ということになってしまうのかもしれない。と言うか、大抵の日本人は「悪い日本人」にカテゴライズされてしまうことになると思われる。

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