九州大学基幹教育

2018年度前期 法学入門

定 期 試 験

2018年7月30日(月)13h00~14h30 於 2403&2404教室

担当教員:南野 森・井上宜裕・遠藤 歩

 

1.問 題

 

【大問1】

(1)Aが不動産をBに売却した後、同一の不動産をCにも売却した。不動産の所有権を取得するのがBであるかCであるかという問題は、どのような考え方にもとづき、何を基準として判断されるべきか。  二つの異なる考え方を示した後、日本民法典の採用する立場を明らかにしなさい(条文番号は明示してもしなくても良い)。

(20点)

 

(2)先の問(1)において、日本民法典の採用する立場(原則)には、判例上、例外が認められている。その例外は、どのような考え方にもとづき、具体的にどのような場合に認められるか。原則を支える理念との関係で、詳しく論じなさい。

(30点)

 

 

【大問2】

 以下の用語をすべて用いて、刑罰の正当化根拠について説明せよ。

   「応報刑」「目的刑」「一般予防」「特別予防」

(50点)

 

 

【大問3】

 憲法と法律を比較すると、憲法にはどのような特徴があるか。重要なものを2点挙げ、その目的や理由は何であるかを、簡潔に(それぞれ3~5行程度で)整理して述べなさい。

(20点)

 

 

 

2.受験者等の数

 

法学部1年生
197名
法学部2年生以上
1名
他学部1年生生
4名
合  計
202名
未受験(他学部生を含む)
10名

 

 

3.得点分布状況

採点中

2018年8月6日更新

得  点
人 数
 受験者に占める割合
90点以上
80点以上89点以下
 名
70点以上79点以下
 名
60点以上69点以下
 名
59点以下
 名
合  計

 

問題別得点の平均点
大問1(50点満点)
29.0点
大問2(50点満点)
大問3(20点満点)
8.8点
合  計(100点満点)

 

お知らせ
答案用紙を別々にしなかった者:該当者なし  
解答に鉛筆・シャープペンシルを用いた者:該当者なし
答案用紙のオモテに解答番号を記載しなかった者:17名
*なお、不正行為を行ったことが明らかになった場合、前期のすべての科目の登録が取り消されます。さらに、所属学部による処罰が加重されることがあります。

 

 

4.成績分布状況

成績評価中

2018年8月2日更新

旧評価方式
新評価方式
人数
 受験者に占める割合
優上(90点以上)
A
優下(80点以上89点以下)
良(70点以上79点以下)
可(60点以上69点以下)
単位取得者数
「不可」(未受験者除く)
合  計

 

 

南野のHPトップ  >  南野的授業  >  2018年度前期法学入門 

 

 

inserted by FC2 system