獺祭の旭酒造と共同出店のロブション氏死去

2018年8月7日 12:04「フレンチの神様」として知られ、山口県岩国市の旭酒造と共同でパリに直営店を出していたジョエル・ロブションさんが亡くなり、関係者からは悼む声が聞かれました。ジョエル・ロブションさんは、日本国内を含む世界各地でレストランの経営を手がけるフレンチの巨匠として知られていました。フランスの現地メディアなどによると、6日午前11時にスイス・ジュネーブで亡くなりました。73歳でした。がんを患っていたということです。岩国市の酒蔵、旭酒造と共同で日本酒「獺祭」を扱うバーやレストランをパリに出店し、5月には蔵を見学に訪れました。旭酒造の桜井一宏社長は「大事なパートナーであり、尊敬していた。ロブション氏の死に驚き、非常にショックを受けている。『フランスと日本の食文化を合わせ、新しいものを作り上げる』という夢を今後も変わらず追求していく」と、その死を悼みました。