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「六神合体ゴッドマーズ」アニメは、横山光輝の漫画『マーズ』を原作にすることで企画された。ただし、横山の了解の下、大胆な改編がなされた。主人公側のロボット・ガイヤー(原作ではガイアー)と六神体が戦うという原作に対して、本作ではガイヤーと五神ロボが合体するといったように、根本となる基本設定からして異なるなど、ほぼアニメオリジナル作品と言ってもよい内容となっており、結末も原作の衝撃的なものとは異なっている。共通しているのは一部の固有名詞、ロボットの名称、マーズの意思など
(資料出所:wikipedia)
こちらの大胆な改編は、「結果オーライ」型でしょうか?改編した作り手の力量が高ければヒット可能なのでしょう。
ただ、横山光輝先生にしても、そこまで大改編することをどのくらい納得していたのか?ちょっと疑問も残ります。
ここら辺は、版権元である漫画の出版社の販促方針が支配的ではないかと思います。
また、人気のガンダムでも、「赤い彗星のシャア」は子供に理解できないだろうとの理由で、途中降板、後半で復活したわけですし、功罪相半ばするのかもしれません。
また、原作を改編する場合でも、「原作の魂をつかんで離さず、さらに発展させる」(枝葉はターゲットに向けて改編する)方向性もあるわけで、それが高畑監督や片渕監督の方法論かと思います。
映画『この世界の片隅に』はその成功例の代表と思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E7%A5%9E%E5%90%88%E4%BD%93%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA
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