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グラ、逆転連勝 最下位脱出へ勝ち点差1

2018年8月6日 紙面から

名古屋━G大阪 後半、自身2点目のゴールを決め喜ぶ名古屋・ジョー=豊田スタジアムで(木戸佑撮影)

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 名古屋グランパスはG大阪に3-2で逆転勝ちし、3月3日の第2節以来、今季2度目の2連勝となった。G大阪に2点を先行されたが、FWジョー(31)のハットトリックで残留争いの直接対決を制した。首位の広島は湘南に終盤追い付かれて2-2で引き分けた。勝ち点は45。2位のFC東京は神戸に1-0で競り勝って同40に伸ばし、3位の川崎は小林の2ゴールで横浜Mに2-0と快勝して同36とした。柏は4位の札幌を2-1と破って連敗を4で止め、磐田は仙台に勝った。

 試合の終了を告げる笛が鳴った後も、スタジアムを揺らし続けるホームの大歓声。中心にいたのは、大一番で真のエースとしての姿を見せつけた“背番号7”だった。G大阪に0-2からFWジョーが、圧巻の3得点。劇的な逆転で残留を争う相手に土をつけ、チームに今季2度目の連勝をもたらした。

 2点ビハインドで迎えた後半だったが、ジョーは闘いの炎を燃やし続けた。決定機を外した前半を受け、「得点を取るための我慢が必要だ」。後半の16分、自らが得たPKを確実に決めると、同34分には仙台戦に続いて新加入・FW前田との連係がぴたりとはまり、2-2の同点に。反撃ムードを一気に高めた。

 仕上げの3点目は、5分後の同39分。MF小林からのロングボールをジョー、MFシャビエルとつなぎ、足元に落ちたボールを再びジョーが右足で振り抜いた。今季10得点目で、江蘇蘇寧(中国)に在籍した2016年以来というハットトリックを達成。ジョーは「3得点できて率直に幸せだ。難しい試合だったが、逆転に向けた努力で勝利できた」と白い歯を見せた。

 

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