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Photoshopで人や物を削除する
5個の超簡単テクニック 完全まとめ

Photoshopで画像から人や物などのオブジェクトを除去する方法は、デザイン制作において重要なテクニックです。しかし、用途に応じてツールを使い分け、除去レタッチ作業を行っているというひとは、どれだけいるでしょう。

今回は、Photoshopの各種ツールを駆使した除去、消去テクニックと、いつその技を使うのがベストなのか、各サンプルと一緒にまとめてご紹介します。これらの方法を実践することで、写真に写り込んでしまった不要なモノを、2〜3分の短時間で、スピーディーに除去することができるので、フォトショップ初心者のひとにもオススメです。

“5 WAYS TO REMOVE ANYTHING
FROM A PHOTO IN PHOTOSHOP”

除去、消去テクニックをえらぶ

※ 左上のナビメニューより各ツールの詳細へ移動することもできます。

テクニック1 塗りつぶし「コンテンツに応じる」

自動選択ツール

まずは消去したいエリアを大まかに選択しましょう。ツールバーより「なげわツールなげわツール」(ショートカット: L)などお好みのツールで選択します。メインメニューより「編集」>「塗りつぶし」を選択し、「カラー適用」にチェックを入れ、内容「コンテンツに応じる」を適用しましょう。

あとはCommand/Ctrl + Deleteで選択を解除すれば完了です。尚、この機能はPhotoshop CS5以降で利用できます。

「クイック選択モード」で選択範囲を指定する。2

「なげわツール」で描いた選択範囲は、メインメニューより「選択範囲」>「選択範囲を変更」より「拡張」または「縮小」を選択することで、より詳細な選択範囲を指定できます。もし選択範囲が広がりすぎてしまった場合は、Option/Altを押しながら、ペイントすることで、範囲を削除することができます。

Pic このツールを利用するタイミングは?

背景が複雑すぎる場合は、うまくコンテンツに応じた塗りつぶしができないときがあります。選択範囲を適用するときは、画像がスマートオブジェクトになっていないか、きちんと画像が選択されているかを確認しましょう。

テクニック2 パッチツール

消しゴムツール

「パッチツールパッチツール」を使って不要なモノを大胆に消去できるテクニックのひとつ。ツールボックスよりツールを選択したら、まずはツールバーよりパッチ「コンテンツに応じる」、構造「7」、カラー「10」となっているのを確認しましょう。

「クイック選択モード」で選択範囲を指定する。2

そのまま消去したいオブジェクトの周りを選択したら、選択範囲をドラッグしながら左右に移動させてみましょう。このときに、水平線が周りの風景とマッチするように移動させるのがポイントです。

「クイック選択モード」で選択範囲を指定する。2

一発で人物を消去することができました。パッチツールの適用範囲が広い場合は、気になる部分に再度パッチツールを適用することで、より自然な仕上がりを表現できます。

Pic このツールを利用するタイミングは?

調整したい範囲がより狭い場合は、ツールバーより「パッチツールパッチツール」の「構造」を小さくしてみましょう。また、画像を複製コピーしておくことで、元の画像を編集しない「非破壊編集」が可能となります。

テクニック3 修復ブラシツール

修復ブラシツールでオブジェクトを除去する1

「修復ブラシツールパッチツール」を使った消去テクニック。まずは元の画像を残しておくために、新規レイヤーを作成しておきましょう。次にツールバーよりツールの設定を行います。このときにソース「サンプル」、サンプル「現在のレイヤー以下」となっているか確認しておきましょう。こうしておくことで、元の画像を残した非破壊編集が可能になります。

修復ブラシツールでオブジェクトを除去する2

ここでのポイントは、コントラストの高いところをサンプルすることです。たとえばこのサンプル例では、波際がもっともコントラストが高くなっているので、ブラシサイズを調整しながら、サンプルしたい範囲をOption/Altを押しながらクリックし、消去したい部分をペイントしていきましょう。

「修復ブラシツールでオブジェクトを除去する3

このテクニックを繰り返すことで、不要な部分をすべて消去することができました。

Pic このツールを利用するタイミングは?

サンプルする範囲は、適用したい大きさに応じて調整しましょう。コントラストの高い範囲を選択することで、よりナチュラルな仕上がりとなります。また、作成したレイヤー上で加工を行うことで、元の画像をそのまま残すことができます。

テクニック4 コピースタンプツール

コピースタンプツールでオブジェクトを除去する

除去したいエリア周辺に、同様のパターンがあるときに活用したい、「コピースタンプツール多角形選択ツール」を使ったお手軽テクニック。

ここでは、中央に配置されている白い窓を除去していきます。窓全体をカバーできるように、写真の左端をサンプルすると良いでしょう。あとは、サンプルしたパターン、模様を背景に合わせながらペイントすれば完了です。

コピースタンプツールでオブジェクトを除去する2

まるではじめから何も無かったかのように、手軽に背景をペイントすることができました。

Pic このツールを利用するタイミングは?

コピースタンプツールで画像をなぞるだけで、直感的にオブジェクトを消去できるので、制作時間が限られた急いでいる状況でも応用しやすいと言えるでしょう。

テクニック5 遠近スタンプツール

ペンツール

遠近感のある画像の一部を消去、除去する新テクニック。こちらも「コピースタンプツールコピースタンプツール」を利用しますが、まずは遠近感をきちんと計測しましょう。

ツールバーよりより「フィルタ」>「Vanishing Point」を選択し、プロパティパネルを表示します。「面作成ツール」を使って、建物全体をグリッドで囲みましょう。

ペンツール2

同プロパティ上で「スタンプツール」に切り替え、Option/Altを押しながら、サンプルしたい範囲をクリックしましょう。あとは、不要なオブジェクトに沿ってなぞるだけで完了となります。

「クイック選択モード」で選択範囲を指定する。2

特に立体的な範囲を消去、除去したいときに活用できるテクニック。サンプルしたパターンの柄を合わせることで、よりリアルに表現できます。

Pic このツールを利用するタイミングは?

これまで諦めていた立体的な画像でも、見事にオブジェクトを消去できるテクニックで、遠近感を保ったまま編集できる優れもの。

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