起業家・フリーランスが読むべき本おすすめ50冊
様々な調査や研究の結果から、
読書の量と、年収やビジネスの成功には
とても大きな相関関係があることが明らかになっています。
有名なエピソードとしては、
マイクロソフトのビル・ゲイツは
相当量の読書家として有名です。
自宅にある私設図書館には
1万5000冊近い本が貯蔵されているということです。
世界一の投資家であり世界一の資産家でも
あるウォーレン・バフェットさんも
朝から晩までずっと会計資料や
書籍等を読み込むことで有名です。
他にも富裕層は1日に30分以上本を読む割合が
85%近くに達するのに対し、
年収300万円以下の人は
1日に30分以上本を読む割合は
2%に満たないというデータもあります。
他にも年収1000万円以上の人は
月に平均して5冊以上の本を読んでるとも言われております。
今回はサラリーマンを経て起業した僕が、
起業家・フリーランスとして
生きて行くために必要だと思う本と、
これから何度も読み返したい本、
そしてワクワクしながら暇潰しできる
おすすめ本をご紹介します。
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・定番の古典本
なぜ、数十年、数百年と読み続けられる
ような古典と呼ばれる本があるのか?
それは人間の真理や本質は
いつの時代もずっと同じだからです。
紙の時代でも、
インターネットの時代でも変わらないのです。
(人口知能の時代になったらどうなるか分かりません。)
なのでどんだけ小手先のテクニックを学ぼうとも、
最終的には古典と呼ばれる書籍の内容を
深く理解することが、
成功にとって一番重要だと僕は考えます。
ということで第一に、
ド定番過ぎる本からご紹介していきます。
1) 人を動かす
説明不要、まずはここからといった所です。
結局は人生、人間関係が全てです。
お客様がいなければ売り上げは上がらないし、
仲間や取引先の方々がいなければ
ビジネスどころか人生が成り立ちません。
いくら世界一の商品を販売していても、
砂漠でサソリ相手にビジネスはできないですからね。
僕は何度も復習したいと思い
オーディオブックも買ってみたのですが、
僕の理解力が足りないのか
それとも日本にオーディオブックの文化が
根付いてないのかは分かりませんが、
翻訳があまりにも棒読み過ぎて全く
頭に入ってこないので、
書籍で学ぶことをおすすめします。
2) 影響力の武器
説得・営業・人間関係の問題を解決する
テクニックは全てこの本に詰め込まれています。
“king of テクニック本”
です。
しかし、最終的にはテクニックは
全て捨て去る時が訪れるし、
そもそもテクニックを駆使して
良い結果が得られることはほとんどないので
あまり深入りせず、
参考程度に留めておくことをオススメします。
3) プロフェッショナル
『20世紀の最大のできごとは何だったというのだろうか。』
『私の答えは、人口革命である。』
これは冒頭文からの抜粋ですが、
木を見て森を見ずとも言われる通り、
ビジネスでも大局をとらえ、
時流に乗らなければならないし、
自分自身も時代に合わせて行かなければなりません。
ビジネスで成功する秘訣は
右肩上がりのエスカレーターに乗ることです。
時代の波を見極め、乗りこなすのが
プロフェッショナルなのかもしれません。
4) 世界一シビアな「社長力」養成講座
世の中には、建前と本音があります。
(ウソとホントと言えば分かりやすいかもしれません。)
世間で売られているほとんどの起業関連本が
建前(良い事だけを言っている)だとすると、
世界一シビアな「社長力」養成講座は
本音(経営者から見た会社組織の現実)です。
なぜ、『社長は孤独』だと言われているのか?
それはほとんどの場合、
本音を話せる人が社内にいないからです。
だから社長の友達は皆、社長なのです。
事実、僕自身も起業して気づいたことですが、
やはり起業の悩みは、起業家にしか理解することができないのです。
起業の本音を学べる本は数少ないので
ぜひ一読してみることをオススメします。
5) ビジョナリーカンパニー
社長の仕事は最終的にはビジョンを語る事であり、
よく言われる社長より優秀な人材を
集るためには、最終的にはビジョンを
しっかりと打ち出せるか打ち出せないかに
かかっていると考えます。
有名な話はスティーブ・ジョブズの
ヘッドハント時のエピソードです。
当時ペプシコーラのマーケティング部門の
トップを引き抜く時の決めセリフが、
『残りの人生で最後まで砂糖水を売るのか?それとも世界を変える仕事をしたいか?』
というのはとても有名な話であり、
最終的には人は金銭でなくビジョンによって動かされるものであり、
それは優秀な人ほどその傾向が強いと思います。
金銭よりもチャレンジや世の中への貢献に
意識が向いていますからね。
自分の成長と共に
今後も何度も読み返してみたい1冊です。
6) マネジメント 基本と原則
社会人になった時に最初の上司に
おすすめされた本なので
個人的にはとても思い入れのある本です。
最初は、
『読むの大変だぁ。』
というのが正直な感想でした。
当時はスラスラ読めるような
自己啓発本しか読んでいませんでしたからね。
これを機に読書する時に線を引かずに
ノートにメモと取りながら読むようになり、
それが習慣づいたのはとても大きいかなと思っています。
今も読み続けられているという事は
人間の本質はいつの時代も変わらないということです。
古典!?を読む事の重要さを実感することが
できた1冊です。
・成功から学ぶ
起業は精神力勝負の側面も大きいので、
心を奮い立たせる事も重要です。
ビジネスで大きな成功を収める起業家から
勇気をもらいましょう。
7) ZERO to ONE
ピーター・ティールからは、ペイパル、
テスラモーターズ、フェイスブック、
リンクトイン等、名だたるキーワードが
湧き出てきます。
そしてペイパル時代の仲間たちは
次々と世に革新的なサービスを生み出し、
一派は『ペイパル・マフィア』と呼ばれ、
そのボスこそがピーター・ティールです。
本当にここまで書いただけでゾックゾク
してきます。起業家であればぜひ一度は目をとすべきです。
同じ道を歩むかどうかは置いといて、
魂の鼓動を感じることが重要です。
後ほど紹介しますが、
瀧本哲史さんの序文もさすがの一言です必読です。
8) イーロン・マスク 未来を創る男
自他共に認める変人、イーロンマスクです。
念のために言っておくと、
テスラ・モーターズやロケットのスペースXの人です。
『僕のこと、まともな人間に見えないだろう。』
この冒頭の一文が、その全てを語ります。
起業家に必要なのは、
最終的には自分の信じる道を突き進み、
自分に没頭することなのかもしれません。
9) フェイスブック 若き天才の野望
僕は映画の『ソーシャル・ネットワーク』
を見てから本書をみたのですが、
圧倒的に本の方がオススメです。
なので映画⇒書籍の順番で見ると、
森を見てから木を見るという意味からも
すんなりと理解できるでしょう。
やはりFacebookから学べることは、
『ビジネスのスタートは小さな一歩からである。』
ということです。
一言でいえば大学のゼミ内の掲示板が発祥ですからね。
やはりスタートアップと言えば、
ベンチャーキャピタルや資金調達といった
派手な話題に意識が行きがちですが、
小さな一歩が全ての始まりであるということを
僕はFacebookから改めて学び直しました。
10) ツイッター創業物語
翻訳が若干イケイケなのが気になりますが、
サブタイトルにある通り、
金と権力、友情、裏切りが複雑に絡みあう
リアルなスタートアップ時からのドロドロなストーリーです。
正直、Facebookのようなスケール感や、
華やかさは感じることができないのですが、
それがまたTwitterなのかなとも思います。
(今でも社長交代劇でドタバタしてますし、
僕も感じていたジャック・ドーシーの
孤高のカリスマ的なイメージの理由も
本書を読めば理解することができます。)
他のスタートアップの本と読み比べることで、
またさたに新たな閃きを感じることができるでしょう。
11) ジェフ・ベゾス 果てなき野望
フラットな視点からAmazonや創業者の
ジェフ・ベゾスについて描かれているので、
とてもオススメの1冊です。
Amazonの影響力は本当にすごいですからね。
株主や関係者からどんな反対を受けながらも
自分の決めた道を押し通す姿勢からは、
やはり会社は社長の器以上には大きくならないなとも思います。
そしてとにかく顧客第一主義の姿勢が、
トップの強すぎるカルチャーとのバランスが
取れる理由なのかなとも思います。
・失敗から学ぶ
ビジネスに限らず、スポーツでも勉強でも
プライベートでも、人生において
100戦連勝はまずありえません。
そして起業においてもそれは動揺で、
幾度と心が折れそうになる時もあるでしょう。
先人達の失敗から学び、
同じ過ちを繰り返さないためにも
失敗事例を学ぶことはとても重要です。
こちらにもおすすめの書籍が並びます。
12) 社長失格
代々続く医者家系に生まれる著者であり
その流れを真っ向から否定する
元ハイパーネット社長である板倉さんが、
己が信じる人生を歩むために
1984年に若干20歳で起業して、
1997年に破産宣言を受けるまでの赤裸々な物語です。
先ほどファイナンス関連の書籍を
紹介しましたが、所詮は教科書です。
この社長失格では創業から終わりまでの歩みを
時系列で物語形式で読む事ができ、
銀行やVCとの付き合い等のファイナンス面
での実務や人間関係をリアルに学ぶことができます。
なので先ほど紹介した教科書的な
本を読み終えた後に本書を読むことで、
一層学習効果を高めることができると思います。
特にビル・ゲイツから直接アポの依頼が
来るまでのとんとん拍子でビジネスが
成長する様は圧巻の一言です。
13) 私、社長ではなくなりました。
著書の『千円札は拾うな。』は
33万部の大ベストセラーとなり、
25歳でワイキューブを創業し、
民事再生するまでの約20年間を
隠すことなく語ってくれています。
見栄・資金繰り・借金等の、誰もが隠したい
事実を赤裸々に語っており、
その自分の気持ちを全てさらけだす心意気は、
尊敬にも値します。
14) 30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度起業を決意した理由
業界最短48ヶ月、
当時最年少上場を達成した
元エスグラントコーポレーションの
杉本宏之さんの自伝です。
『踊るしかないパーティーの始まり。』
このフレーズが全てを表現しており、
頂点を極めてからどん底に陥る
社長の全てに共通する言葉でもあります。
15) 溶ける
大王製紙創業一家三代目の井川さんが、
カジノで106億8千万円失った事実を語った懺悔録です。
今まで紹介してきた失敗を経験してきた
経営者さんからは、
人間の止まらない欲望と
めまぐるしく変わる状況の変化、
どんどん規模がでかくなる事への不安等、
人間ドラマを感じる事ができます。
それらを含めて失敗も、
『だって人間だもの。』
というような感想を感じることがあります。
わざわざ自分の失敗を書籍にするという事は、
当時の関係者への懺悔、
そして未来の経営者へのアドバイス的な
意味も込められているのでしょう。
しかし、この本からは『懺悔』という言葉が
表紙に書かれているのにも関わらず、
全く反省の気持ちを僕は読んでて感じることができませんでした。
『なぜ、このような形で本を出版したのか?』
『この本は僕が理解できない、高次元の新しいスタイルのギャグなのか?』
というのが率直な感想でした。
しかしこの本からは、
帝王学とは何なのか?を学ぶことができます。
やはり名家には名家たる所以がそこにはあります。
16) 失敗の本質
6つの事例から失敗を学ぶことができます。
特に日本人の特質を捉える上でも
とても重要な書であり、
外国人トップが日本に来る時にも
おすすめできるのではないかと思います。
司令官同士のゴールが異なる点からも、
やはりトップに必要なのは
ビジョンを打ち出すことだなとも再度認識されます。
組織運営難しさを疑似体験できるでしょう。
17) 臆病者のための科学的起業法
ここまで起業の失敗本を
連続してご紹介してきましたが、
実は臆病者の方が起業では成功します。
『リスクを取らなければ
リターンは得られない!!』
『リスクとリターンは比例する!!』
これが世間一般の認識でしょう。
だから皆、起業で失敗するのです。
僕自身も過去にはイケイケドンドンで
借入額を増やし、無茶をし過ぎて
黒字倒産の危機に陥りました。
本当に髪の毛一本の差で生き伸びることができました。
真の成功者は皆、
徹底的にリスクを排除します。
それはウォーレン・バフェットを見れば
一目瞭然ですし、AmazonもGoogleも同様です。
もしあなたが80歳になっても90歳になっても
起業家として生きる覚悟があるのであれば、
今すぐにでもリスク管理について学ぶべきです。
・ファイナンス
ビジネスでの成功の秘訣は、
数字のゲームに持ち込むことです。
僕自身は細かな数字が苦手で
ずっと数字から逃げ回りどんぶり勘定を
続けてきました。
しかし、数字の読めない経営者は
経営者失格です。
ファイナンスの知識は
一生の財産となります。
絶対に身につけるべきスキルです。
18) 賢明なる投資家(財務諸表編)
著者のベンジャミン・グレアムさんは、
『バリュー投資の父』
と言われており、世界一の投資家である
ウォーレン・バフェットさんのお師匠さんでもあります。
特にバランスシートと損益計算書に特化して
学ぶことができます。
19) ビジネスマンのためのファイナンス入門
この本はビジネスマン必読の書です。
今では若者もニュースアプリで
情報を取得するのかもしれませんが、
僕が新卒だった数年前には
『社会人たるもの日経新聞を毎日読むべきだ!』
なんて言われたものです。
日経新聞を読む前に、この本を読む方が
ビジネスマンとして100倍重要だと考えてます。
20) 起業のファイナンス
個人経営から会社経営、
資金調達やベンチャーキャピタル、
ストックオプションやEXIT(出口戦略)等、
会社の始まりから終わりを1本の筋として
分かりやすく解説している数少ない良書です。
ある程度ビジネスが安定してくると、
ゴールを見失い立ち止まってしまう経営者が
多いのも事実です。
自分の大切な時間をムダにしないためにも、
ビジネスを始める前にぜひ一度軽く目を
通しておくべき1冊です。
21) 入門ベンチャーファイナンス
著者の水永さんは、東大を卒業し
UCLAでMBA取得、その後三井物産、ボスコン、
ゴールドマン・サックスと華々しい経歴を歩み、
ご自身の経営する会社も上場に導いています。
特に上場の際に肝となる資本政策、
ベンチャーキャピタル、コーポレートガバナンス、
企業価値算出からM&A、出口戦略まで
かなり細かく詳細に記されています。
先ほどの企業のファイナンスを入門書とすれば、
こちらは確実に実務書です。
僕自身は上場はあくまで通過点であり、
上場ゴールなんて言語道断だと思っていますが、
もし上場を視野に入れているのであれば
まずはこの本を参考にして全体像を把握しましょう。
仕事面でもプライベート面でも
かなり面倒臭い日々が続きますからね。
・お金持ちになる方法
世の中から、お金稼ぎ関係の本が絶えることはありません。
365日、毎日書店に行けば新たなマネー関係の本が並びます。
(そのウラで、書店にすら並ばない本も多数あるでしょう。)
でもなぜ一体、これだけお金稼ぎの
情報が出回っているのに
ごく一部の人しかお金持ちになれないのでしょうか?
それは本当の資産家は、表に出てこないからです。
本なんか出版しても目立つだけで
全くメリットが無いからです。
同時に本物の資産家は極めて地味であり
質素な生活を送っているため、
物語としても商品としても
まったく商品価値がないのです。
高級マンションや高級外車を
アピールしている人は見た目とは裏腹に
大体資金繰りでヒーヒー言ってますし、
今調子よくてもそれが10年、20年続くことは
ほとんどないでしょう。
もし、あなたが本当にお金持ちになりたいのであれば、
次に紹介するたった一つの本を読めば、
全て解決すると僕は断言します。
それほどまでに自信を持っておすすめできる1冊です。
22) となりの億万長者
もし、お金持ちになりたいのであれば、
その方法はこの1冊に全て書かれています。
アメリカの富豪と言えば、
塀で囲まれた高級住宅街に
住んでいるイメージがありますが、
富裕層の約半分は
高級住宅地に住んでいないということです。
高級マンションや豪邸、高級車とは
全く正反対の生活をしており、
質素倹約こそが全てであるということです。
実際に富裕層を長年調査してきた結果から
データの裏付けも多く、
細かな稼ぎのテクニックに惑わされず、
富裕層の思考法を学ぶことが成功への一番の近道です。
・起業
ここまで起業関連の本を紹介してこなかったですが、
その理由は優先度が低いからです。
結局は自分自身のスキルが無ければ
価値提供なんかできないし、
優秀な人材も集まることもありません。
なので自分にとっても、
仲間にとっても、
そしてお客様にとっても、
何よりも自分のスキルを向上させることが
第一歩であり、全てです。
例えば、株式会社なんて約25万円あれば
誰でも作れるわけですし、
会社の登記なんて専門家にお願いしなくても
自分一人で全ての手続きを完了させることができます。
実際に僕自身も、1社目の設立の時は
全て自分でゼロから書類を作り、
登記手続きを行いました。
(流れを把握したかった為。)
とは言え、全体像を想像するのも重要な
事なので、とても分かりやすい本があるので
ご紹介します。
23) 大富豪の起業術
起業やスタートアップの世界には、
年商1億円の壁、5億円の壁、
10億、30億、50億、100億~の壁が存在すると言われております。
壁の存在を理解しなければ、
せっかくビジネスを軌道に乗せても
ある日突然、海で溺れた人のように“もがく”ようになり、
いずれは資金的にも精神的にも
力尽き、ビジネス自体が破綻してしまう事も多々あります。
大富豪の起業術では、
幼児期:0~1億円
少年期:1~10億円
青年期:10~50憶円
成人期:年商50億円以上
と、起業を4つのステージに分類し、
起業家として確実に階段を登る方法を学ぶことができます。
起業を正しく理解すれば、
極限までリスクを排除することが可能です。
24) ゼロからはじめる起業のお金必ずしっておきたい100のこと
『起業に興味があるけど、
何がなんだか全く分からない!』
こんな場合はとてもおすすめの1冊です。
ゼロからシンプルにポイントが
まとめられているので、
起業の全体像をとても簡単に理解することができます。
この本を読んでから冒頭で紹介した
ファイナンス関係の本を読むと、
起業について一気に深いところまで理解することができます。
25) フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました
税金て怖いイメージがありますよね。
この本は著書も多数執筆しており、
フリーランスのプログラマとしても
活躍するきたみりゅうじさんが、
物語形式で分かりやすく税金・申告・記帳等
について解説してくれます。
こちらもとても初心者向けなのでおすすめです。
まずはこの本を読んで税金に対する恐怖を払しょくしましょう。
26) 勘定科目と仕訳が見つかる本
とにかくスタートアップ時に注意すべきことは、
ランニングコスト(固定費)を極力
少なくすることです。
なので初期段階では自分で会計処理を
するのも数字の勉強面としても重要かと思います。
そんな時に役立つのがこの本で、
勘定科目ごとに解説と処理方法が記載されており
とても重宝します。
税務署も帳簿については
とても丁寧に教えてくれるので、
この本をバイブルとして税務署のサポートも
見方につければ会計に対してはオールOKです。
税理士さん探しは
ビジネスが軌道に乗ってきてからでも
遅くはありません。
※節税との向き合い方
ここで1つ僕なりの節税についての
考えを述べておくと、
やはり起業家・フリーランスとして働く
大きなメリットは、節税であると考えます。
そして節税は認められている権利であり、
大いに活用すべきなのは当然のことです。
しかし、やはりビジネスをやる上で重要なのは
節税ではなく、利益を残すことです。
どういう事かと言うと、
結局、節税節税!と経費を湯水のごとくつかっても、
はお金って残らないんですよ。
投資と浪費という言葉がある通り、
ちゃんとビジネスを成長させるための
投資なら多いにすべきですが、
やはり人間は飲み食いしたり
浪費した方が気持ち良いですからね。
なんでわざわざこんな事を言うかといえば、
ビジネスは最終的には
税金をしっかり払い、残ったお金で
ビジネスを更に成長させるゲームだからです。
これは逃れられない事実です。
もちろん僕自身もまだまだ勉強不足なので
まだ知らない節税方法やスキームも
沢山あるでしょう。
ちょっと前に話題になったタックスヘイブンや、
簡単なところだと、香港やシンガポールに
移住するのも良いでしょう。
それらもひっくるめて、
攻めの姿勢で税金の支払いをしっかりと
頭に入れてビジネスに取り組む。
これが精神的にも健全にビジネスと向き合い、自己成長できる秘訣であると僕は考えます。
・ストーリー
人口知能や車の自動運転の話題が盛んになってきたように、
これからさらに時代の情報化は進行します。
そして情報化社会の特徴の一つとして
情報の価値は限りなくゼロに近づくという特徴があります。
今ではニュースアプリがあれば
新聞なんていらないし、
ネット検索すれば
有料級の情報がバンバン無料で公開されていますからね。
では一体、どうすれば情報に価値を
持たせることができるのでしょうか?
それが、
『Story(ストーリー)』
です。
情報にストーリー(コンテクスト・文脈)を加えることにより、
情報に価値を持たせることができます。
実際に、なぜWindowsと比べて機能が劣る
Appleが時価総額世界一の会社になることができたのか?
それは、ストーリーです。
ジョブズのストーリーであり、
iPhoneの開発に込められたストーリーなのです。
なのでこれからの情報化社会で
結果を出すには、ストーリーテリングのスキルが必須です。
27) 神話の法則(ヒーローズジャーニー)
ノウハウ本ではないので
難しと評判の神話の法則ですが、
ストーリーを学ぶには必須の書籍です。
おそらく映画監督や脚本家は、
徹底的にストーリーテリングを学んでいるハズです。
ストーリーを本気で学ぶのでれば、
絶対に外せない1冊です。
28) ストーリーとしての競争戦略
経営書としては異例の20万部を越えるベストセラー書です。
かなり分厚い本なのですが、
一気に読めてしまうほど面白い文章です。
一橋のMBAで教鞭を取り、
様々な企業のアドバイザーや役員も兼任しております。
本の中身としても
とても具体例が多く分かりやすく、
20万部突破は伊達じゃないなという感じです。
29) whyからはじめよ
TEDで爆発的なヒットを巻き起こした
ゴールデンサークルのWHYから始めよです。
ストーリーとも密接な関係性があり、
これから情報化社会で商品やサービスに
付加価値を付けるには、
WHYからはじまるストーリーを埋め込むことが重要です。
本を読まずとも、以下の動画がおすすめです。
・タイムマネジメント
人生の一番の資源は、時間です。
今この瞬間も、
誰もが刻一刻と終わりへ近づいています。
特にビジネスの世界では、
時間をしっかりと管理できなければ
それが命取りになる事もあります。
これだけ時代の変化が激しい今現在、
周りをとりまく環境は常に変化しますからね。
もしかしたら時間管理の技術が
何よりも重要なことなのかもしれません。
以下で紹介する3冊は結局は全て
同じことを言っているのですが、
とにかく1点集中こそが一番重要であるということです。
3冊とも必読です。
30) エッセンシャル思考
仕事を効率化させるためには
優先付けが重要だと考え、
何度も仕事日記を付けるものの
毎度挫折してました。
それは優先順位を付けることに
満足していたからであり、
全てをこなすことができず、
仕事でも結果は出ませんでした。
仕事の効率化に重要なのは
優先順位を付けることではなく、
“捨てる事” を徹底することだったのです。
特に起業後は湯水のごとく
日々ビジネスのアイディアが思い浮かぶし、
それに比例して様々なビジネスの話を
耳にする機会も多くなります。
それに振り回されて自分を見失い、
失敗する経営者がとても多いのも事実です。
なので限りある時間を最大限有効に活用するには、
とにかく捨てる技術が重要になってきます。
31) ワン・シング
僕は社会人になった時、
マルチタスクこそデキル男に
なるための必要なスキルだと考えていました。
しかし、ビジネスで結果を出すには
マルチタスクは『悪』だったのです。
『的を絞る。』
『先頭のドミノを見極め、それが倒れるまで強打し続ける。』
これこそが成功の要因であり、
要所要所で図解があり、読みやすさも内容も
バッチリの本です。
32) イシューからはじめよ
東大院、イェール(脳神経科学Ph,D)、
マッキンゼー、ヤフーと
華々しい経歴を歩いてきたの著者が、
圧倒的に生産性が高い人の特徴として、
『決して一つひとつのスピードが10倍、20倍早いわけではない。』
と冒頭で述べています。
ワン・シングよりかは多少は
読み進めるのが大変かもしれませんが、
このタイムマネジメントで紹介した
3冊は本当にリターンが高いので
今すぐAmazonで注文することを強くおすすめします。
33) 屁理屈無し!社長のための時間の使い方 ~改訂版~
社長の仕事は社長がいなくても
会社が回る仕組みを作ることです。
つまり一言でいえば、
『社長は働いてはいけない。』
という事です。
社長が倒れてしまったら
社員やその家族の生活を脅かしますし、
当然、自分の家族も路頭に迷わせることになります。
そして社長がいなくても
会社が回る仕組みを作るには、
時間術を身につけなければなりません。
なぜならどんな優秀な経営者でも、
どんな無能な経営者でも、
1日24時間という時間は
皆、平等に与えられているからです。
なので会社も自分自身も今よりさらに
上のステージを目指すためには
時間管理術をマスターする必要があります。
・なか見チェックする⇒屁理屈無し!社長のための時間の使い方 ~改訂版~
・広告・マーケティング
『良いモノ・サービスを作っていればいずれは世に認められる。』
こんな風に思っていた時期が僕にもありました。
しかし、時代はIT社会に突入し、
SNSやスマートフォンの普及により、
日々新しい情報が無料で飛び交う時代となりました。
なのでいくら良い商品・良いサービスでも
露出が無ければ情報の嵐に埋もれてしまいます。
良い商品でも広告(露出)なくして
世間に認知されることはないし、
逆に言えば悪い商品でも、
マーケティングが上手ければ売れてしまう時代です。
ビジネスをある一定の規模から更に
拡大させるには、
広告の力を利用することが必要不可欠となってきます。
34) シュガーマンのマーケティング30の法則
『最初の文章の役割は、
次の文章を読んでもらうこと。』
で有名なジョー・シュガーマンの
マーケティングノウハウを詰め込んだテクニック本です。
具体的なテクニックが網羅されているので
とても実践的な本です。
35) ザ・コピーライティング
経営者に最も必要なスキルは、
販売力であると僕は考えます。
なぜならどんな業種・ジャンルであろうとも
売る事ができればビジネスになるからです。
そして販売力を身につけるには、
コピーライティングのスキルが一番重要です。
著者のジョン・ケープルズは
“広告業界のキング”
とも呼ばれている人ですが、
このような古典的名著と呼ばれる本は
できれば原著で読んでみたいなと個人的には思います。
(英語を習得しなければ。)
36) デイヴィッド・オグルヴィ広告を変えた男
“広告の父” と呼ばれている
オグルヴィの半生が綴られてた本です。
自動車業界で最も有名な広告と呼ばれている
ロールスロイスのキャッチコピーも、
『3週間でキャッチコピーを100個
ひねり出し、結局過去に使われた広告
からアイディアを拝借しそれを認めた。』
なんてエピソードも語られています。
表紙でくわえられているパイプの写真が
かなりダンディなのですが、
そのハンサムっぷりは学生時代から有名だったそうです。
37) あなたの会社が90日で儲かる
日本のマーケティング業界を
変えたといっても過言ではない、
神田昌典さんの一番の代表作です。
起業・そしてマーケターを志すのであれば
必読の書です。
神田昌典さんから多くを学ぶ場合も、
とりあえずこの本を読めばOKでしょう。
38) あの繁盛サイトも「LPO」で稼いでいる
LPO(Landing Page Optimization)
⇒ランディングページ最適化です。
LPOとは何なのか?
一言でいえば申し込みページの成約率のことです。
例えば商品申し込みページで
入力項目を減らしたり、
デザインを変えるだけで成約率は変化します。
成約率を1%向上させることができれば、
100アクセスに対して1成約だった商品を、
100アクセスで2成約させることができます。
同じ広告費で売り上げを2倍にすることができます。
これがLPOの基礎的な概念です。
よく世間では、
マーケティングは花形部署だと言われますが、
実はマーケティングとはこのような
コンマ数%の改善を積み重ねる極めて泥臭い世界なのです。
39) Facebook広告成功のための実践テクニック
今流行りのFacebook広告ですが、
(若干旬は過ぎてる!?)
とても分かりやすくまとめられています。
このような小さなプラットフォームに
頼った広告出稿は時代の波の影響が大きいですが、
広告の本質自体は変わらないので、
時代に合わせて広告出稿先を
まるで波乗りのように乗りこなすことが重要です。
40) 社長の生産性を上げるシステム思考術
広告を活用すれば、
ビジネスを劇的に拡大させることが可能です。
しかし、それには一つの条件があります。
それは、
『ビジネスの仕組み化を完了していること。』
です。
例えば、広告を活用して1日に5000件の
注文を獲得することができました。
にも関わらず、その5000件の注文を
さばく仕組みや体制が整っていなければ、
お客様に商品を発送することもできないし、
顧客サポートをすることもできません。
社内は大混乱に陥り、
場合によってはクレームが連鎖して
ネット上で炎上してしまうかもしれません。
ではどうすれば社内の混乱を予防することができるのか?
それは社内業務を徹底的にマニュアル化することです。
マニュアル化の事をビジネスでは、
システム化(仕組み化)すると言います。
ビジネスの売り上げを利益を向上するには
必ずシステム化のスキルが必要になってきます。
・マンガ
マンガは日本が世界に誇れる文化の一つであり、
同時に人生に対してとても強い影響力を持ちます。
僕達の世代は、少年時代にJリーグが発足し、
多くの友人がサッカー選手に憧れて
少年サッカーチームに入りました。
それと同時にスラムダンクに憧れて
バスケをはじめた友人も多く、
僕の地元でも少年バスケや中学校のバスケ部員が
一気に増えたと言われておりました。
マンガが秘める影響力は
これほどまでに大きいのです。
そして僕自身もマンガから学んだことは
数知れずです。
起業家が読むべきマンガをベタ過ぎますが、
3つご紹介します。
41) キングダム
一時期、経営者仲間内でかなり流行ったのですが、
僕もブームに便乗して全巻セットを大人買いしてしまいました。
結果、超おすすめです。
ポイントを挙げ出したらキリがないのですが、
- 組織を率いるとはどういう事なのか?
- 小さな組織の限りある資源の中で戦う方法。
- そして勇気。
キングダムからは、
ここでは書ききれないぐらいの
多くのことを学ぶことができます。
僕はまだ1周しか読んでいないので、
今後も2周、3周と繰り返し読む事となるでしょう。
42) 三国志
歴史モノが続いてしまいますが、
やはり戦から学ぶ組織運営や人間ドラマ、
そしてビジネスでの組織運営や人間ドラマは
共通ポイントが多いのだと思います。
武将にも知略タイプや武力タイプ等、
様々な特徴を持った人間がいて、
右腕となる人間にも様々なタイプの人間がいます。
そしてこれはリアルな人間界も同様で、
誰一人として同じ特製を持った人間はいません。
この辺りがマンガから人生を学ぶことができる
大きなポイントだと思います。
様々なキャラに自己投影しながら
自分の理想像を思い描いてみるのも良いでしょう。
43) スラムダンク
僕は成人してからスラムダンクを読んで
読むのが3回目ぐらいにも関わらず
涙してしまったことがあり、
『俺もそんな涙もろい年齢になってしまったのかぁ。』
なんて思った事もあるのですが、
スラムダンクの何がスゴイって、
あの引き込まれ具合なんですよ。
一言でいえば、集中力ですね。
一度読み始めると、
寝食を忘れ読み入ってしまいます。
あの集中力ってすさまじいとおもう訳です。
マンガを読んでいる時でなくとも、
ビジネスの時もそうですし、
勉強の時もそうですし、
いつもスラムダンクを呼んでいる時の
入り具合、集中力を出せれば、
恐らく生産性は3倍とか5倍以上になるはずです。
なので自分の本気の集中力を確認するためにも、
僕は今でも、節目ごとにスラムダンクを読んでいます。
・ベストセラー
小手先のマーケティングテクニックを使えば
ある程度の部数を売ることはできますが、
やはり本物のベストセラーになるためには
中身が伴っていなければなりません。
今でも売れ続け、これからも
売れ続けるであろうベストセラー本をピックアップします。
44) 伝え方が9割
僕はコピーライターには大きく
2つの種類に分けられると考えております。
それはいわゆる一般的な広告代理店等に
在籍する広告コピーライター。
もう一方はダイレクトマーケティング界に
属するセールスコピーライターです。
著書の佐々木さんはいわゆる広告コピーライターです。
伝え方は本当に重要で、
言葉一つで全く違うニュアンスとして
伝わってしまう事もあります。
先日書店に行った時、
帯に『シリーズ累計75万分突破!』
と書かれていたのですが、
すでに85万分を突破しているそうです。
今なお勢いが衰えることのなく
売れ続けている大ヒット作品です。
先ほど商品が悪くてもマーケティングが
上手ければ売れると言いましたが、
やはり良い商品はそれだけで
ずっと売れ続けるものだと改めて感じさせられる1冊です。
45) 2045年問題 コンピューターが人類を越える日
起業家にとって未来を予測し、
先手を打つ事はとても重要な仕事の一つです。
具体的な未来が描かれている訳ではないですが、
それは現時点では誰にも予測できない事です。
2030年問題だろうと2045年問題だろうと
どちらでも同じ訳ですが、
入門書としては分かりやすいかなと思います。
特に今後20年~30年で職業が半減するとも言われておりますし、
ビジネスの世界はもちろんの事、
世界も人類の生活もガラッと変わるでしょう。
『IT革命でテレビや冷蔵庫の時代から、
パソコン・スマホの時代になりました!』
こんな変化をはるかに凌駕する変革が
これから地球上で起こるハズです。
これから起業家として生きる以上、
SF映画のような世界が訪れる事に対しても
今から頭の片隅で準備しておく必要があります。
46) FREE 無料からお金を生み出す新戦略
情報化社会の特徴として、
情報自体の価値は極限までゼロに近づき
付加価値を付けるにはストーリーが必要だと
ストーリーの章でお話しました。
そしてその付加価値をしっかりと利益に
結び付けるために必要なのが
ビジネスモデルの構築です。
そして、
『フリーミアム(無料を入口としたビジネスモデル)』
を徹底的に解説した書籍が本書です。
FREEを利用した50個の具体的な
ビジネスモデルも学ぶことができます。
ちなみに著者のクリス・アンダーソンさんは、
『ロングテール』という言葉を
世に送り出した人でもあります。
47) 思考の整理学
『東大生協人気No,1』
このような店頭POPを見て
この本を手にした記憶があります。
発刊30年で累計100万部を突破しているそうです。
学校は自力で飛べない
グライダー思考養成所だと比喩し、
自分の力で生きて行く人間を
飛行機人間と例えています。
ポイントは、
とにかくメモを取ること。
そしてアイディアは一晩寝かすこと。
3冊のノートの使い分け術の解説もあります。
ブログやメルマガ等の情報発信をされている
場合にも、この情報整理の方法はとても役に立つでしょう。
48) 僕は君たちに武器を配りたい
東大法学部→マッキンゼーから、
様々な新規事業立ち上げとエンジェル投資家
としての側面も持ちながら京都大学でも教鞭を取る著者が、
今後のビジネス界をゲリラ的に生き抜くための指南書です。
結構外資系上がりの人の本って
ドヤり口調の本が多い印象がありますが、
瀧本さんは学生相手に教鞭を取られているせいか、
まるで膝をついて僕達に目線を合わせて
くれているかのような文章が特徴で、
『これは僕に直接語りかけてくれているのではないか?』
と思わせるほどの愛情を感じることができる1冊です。
ライターさんがどこまで本の執筆にタッチ
しているのかは僕が知る由もありませんが、
おそらく最後まで責任を持って
瀧本さんが監修をしているハズです。
こんな文章を書ける人は、早々いないですからね。
これから起業を考える人も当然ですが、
就活を来年に控える学生や、
現時点で就職に苦戦している学生にも
大きな勇気を与えてくれるでしょう。
49) 世界の絶景・秘境100
たまには肩肘張らず心も休め、
完全休養を入れましょう。
せっかくこうして
人間として生まれてきた以上
世界の絶景を色々と自分の目で確かめてみたいものです。
50) 忙しい社長のための「休む」技術
仕事がデキル人には2つのタイプがあります。
・根っからの仕事人間で仕事だけが生きがい。
朝から晩まで年中休まず働くことができる。
・遊び上手で仕事上手。
趣味と仕事を両立し、毎日イキイキしている。
僕自身は趣味と仕事の両方を楽しみながら
充実した人生を送りたいと考えておりおます。
そしてこの本は、
仕事上手で遊び上手でになるための本です。
せっかく起業という道を選ぶのであれば、
目一杯仕事して目一杯遊びましょう。
なかなか本屋さんに行っても
このような本はないのでしょうか?
どの本も、お金を借りたり
売り上げをアップさせることに
フォーカスを当てている本ばかりです。
人生にはバランスが重要です。
余裕ある精神からでしか、
本当に世に革新を起こせるような
アイディアやサービスを生み出すことはできません。
ぜひ起業家やビジネスマンには、
燃え尽き症候群にならないように
休むスキルを身につけて欲しいと考えております。
・読書は起業成功への第一歩
僕の周りで結果を出してる起業家は、
例外なく読書の習慣を持っています。
なぜなら常に読書をして脳ミソを進化させなければ、
時代の変化についていくことができないからです。
僕自身も日々読書の時間を取り、
新しい知識や考え方のインストールを行っています。
そして目上の方や、
ビジネスで大きく結果を出されている
諸先輩方とお話する時も、
何度も読書から学んだ知識に助けられることもありました。
しかしながら何でも読めば良いという訳でもありません。
自分自身の読書スタイルを築くことが重要です。
最後に僕の読書スタイルを変えた
あるキッカケをご紹介します。
・正しい読書法の一例をシェア
一時期、1冊でも多く本を読むことに
重点を置いていた時期もありましたが、
結局は何も残りませんでした。
それと同時に東大や京大で
トップレベルの成績を収める友人達から
読書のやり方を聞いた時に違和感が言語化され、
今までのモヤモヤがクリアになりました。
それは、
『ノートをとりながらじっくり読みこむ。
とくに専門書等になると1ページ読むのに
数日を要することもある。』
という話を聞いた時です。
読書で重要なのは、
“数ではなく、質である”
という事です。
仮に読書のゴールを娯楽ではなく自己成長と設定した場合、
読むスピードの速さではなく、
熟読し、しっかりと身につけることが
本当の読書の方法なのです。
脳ミソに汗をかきながら本を読む、
その負荷が自己成長に繋がると今では考えています。
もちろん、スラスラ読める本からも
学べる事は多いですし、
今でもそれを実践しております。
なので娯楽なのか勉強なのか?
1冊1冊にしっかりと意図とテーマを持って
読書に取り組むことが重要です。
何から手を付けて良いか分からない場合は、
ぜひ今回ピックアップした50冊全てを
読破することを目標にしてみて下さい。