合コンの後でラブホテルへ行くには?

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発想のターニングポイント
相手を先に理解しなければ、心も股も開いてくれない

大前提とも言えるルールですが、女性を理解してあげないと、我々男子の思いなど絶対に通じません。ラブホテルに女性を連れ込むための大まかな戦略を挙げると、

1、 彼女たちのベネフィット(嬉しいこと)をてこにラブホテルまで連れ出す
2、 ラブホテルに付いてきてくれそうな女性だけを相手にする
3、 ロジックでなく、感情に訴える

という3つになりますが、このどれを実現するためにも、まずは綿密なリサーチが必要になります。彼女たち、あるいは目の前の彼女にとって何がベネフィット(嬉しいこと)なのか、本当にラブホテルにまで来てくれる可能性がある女の子なのか、どんなシチュエーションで感情が揺れる女の子なのか、事前にしっかりと調べなければ手の打ちようがありません。

しかし、往々にして男はやりたい気持ちが先に走ってしまうので、自分に精いっぱいで女の子の話を聞いてあげるゆとりがありません。雑誌で勉強してきたテクニックを試そうとしたり、気付かれないように胸の谷間に目を走らせたり、とにかく忙しいのです。ガッツがあっても逆にそのガッツの鼻息が荒すぎて、女の子に逃げられてしまう男子も多いです。

よくある失敗例

Before
合コンで盛り上がってきた後、2人きりで会話するチャンスを手にできた男。
男:ねえ、この後、どうするの?
女:どうするって、別に帰るだけだよ。
男:どこか、2人でいかない?
女:ええ? どうかな。皆も帰ると思うし。
男:ねえ、この後さ、バッティングセンター行かない?(バッティングセンターとか意外な場所に誘うと、付いてきてくれると雑誌で読んだぞ)
女:バッティングセンター?
男:そう。ちょっとこの先にあるんだ。すごく面白いからさ。(ラブホテルも近いんだ)
女:ちょっと無理だよ
男:なんで? めちゃくちゃ楽しいよ
女:そんな格好していないし
男:いいじゃん。おごるから。
女:そういう問題じゃなくて、ヒールなんだよ。
男:裸足でやれば?
女:ストッキング破れるし。
男:大丈夫、ドンキホーテで買えばいいんじゃないの?
女:なんでよ
男:行こうよ。ストレス解消になるよ。すっごい楽しいよ
女:ねえ、しかもネイルしているから無理なんだけど。
女性はネイルを見せる。
男:でも
女は不機嫌に黙る。気まずい雰囲気。

以上のような失敗談はありませんか? 雑誌やテレビでいいと言われている手法を使ったのに、その作戦がかえって逆効果になってしまったケースです。この男性も、何かの雑誌を読んで、ラブホテル近くのバッティングセンターに誘うといいと勉強をしたようです。しかし、その雑誌で絶賛されていた方法はなぜこのときに通用しなかったのでしょうか? もちろん、相手の女の子をよく見ていないからです。思い出してください。

1、彼女たちのベネフィット(嬉しいこと)をてこにラブホテルまで連れ出す
2、ラブホテルに付いてきてくれそうな女性を相手にする
3、ロジックでなく、感情に訴える

以上が女の子をラブホテルに誘う基本でした。この男性は、1番目のポイントを完全に読み違えています。男性はバッティングセンターを女性のベネフィット(ストレス解消になる)としてプレゼンしていますが、このベネフィットはあくまでも男性が勝手に考えたベネフィットであって、彼女の本当のベネフィットかどうかは分かりません。

男性はあくまでも、自分が考えるベネフィットではなくて、女の子のベネフィットが何かを探らなければいけないのです。その上でベネフィットに的確に切り込む、一歩一歩の段取りが大切です。そのためにはまず、しっかりと相手の話を聞かなければいけません。自分の仕事話や、乗っている車の話、趣味の話、貯蓄の多さ、自分の時計の歴史、面白い話などどうでもいいのです。とにかく女性の声に耳を傾けてください。女性の表情、顔色、装身具、携帯電話のデコレーションなどからいろいろと読み取ってください。彼女が何を考え、何を求めて、何をすると嬉しくなるのか、丁寧に探るのです。

まして、合コンはチャンスです。相手の女の子もお酒を飲んで、食事をして、いろいろお話をするために集まっています。話しかけても無視されるナンパなどと違って、スタートの時点でトークが許されているという恵まれたシチュエーションなのです。その環境を大いに利用しない手はありません。

明日のための改善点
自分の話などどうでもいい。女の子に全ての神経を集中せよ!

改善例

合コンで盛り上がってきた後、女の子と2人きりで話すチャンスを手にした男
男:楽しんでる?
女:うん。
男:みほちゃんは、どちらかと言うと、インドアなタイプなんだね。(2人きりになる前にいろいろと会話を聞いて把握している)
女:うん。意外っていわれる。
男:そうかもね。何だかランニングとかヨガとか、いろいろやってそうだから。
女:うん。それもよく言われる。でも、実は体動かすの、あんまり好きじゃないんだ。
男:へえ、体動かすの、あんまり好きじゃないんだ。(なるほど、あの雑誌のバッティングセンター作戦は使えないかもな)
女:家で、ネイルとかして過ごしている方が好き
男:そうなんだ。そのネイル奇麗だもんね。自分でやったの?
女:うん。いいでしょ?
男:すごくいいよ。似合ってる。
女:ありがとう。
男:でもさ、明日レポート書くんでしょ?
女:え? 何で知ってるの?
男:さっき、まなみちゃんと話してなかった? ごめん、つい聞こえてしまって。
女:良いよ。別に。
男:これ嫌味で言っているんじゃなくて、純粋にその指で、パソコン打ちづらそうだなって。
女:さすがにこれでは無理だよ! だから、明日は落としてからやろうと思う。でもその前に、USB買わなきゃ。
男:USB? 何で
女:うん。持ってないの。パソコンを大学まで持っていくわけにはいかないから、データを持っていって、大学のプリンタを借りて印刷する。
男:なるほど。それなら早く買わなきゃね。せっかく書いたレポートが、消えてしまったら大変だ。
女:あれってさ、コンビニとかにも売ってるの?
男:コンビニ? どうかな。ちょっと分からないな。調べようか?
女:ううん。大丈夫。でも、うちの近く電気屋さんないから。
男:今から買えば?
女:今からやっているお店ある?
男:うん。たぶんドンキホーテに売っていると思うよ
女:ええ、でも、ちょっとあのお店、苦手なんだよね。
男:ああ、たしかに。ちょっとなんか、怖い人多いもんね。特に夜は。
女:うん。そう。どうしようかな。
男:なら、一緒に行ってあげたいな。1人よりは安心でしょ?
女:ええ? でも悪いよ
男:大丈夫だよ。俺もちょうどマジック用品買おうと思ってたから。
女:(笑って)マジック用品?
男:うん。俺もさ、どちらかと言うとインドア派で、何か家の中で楽しめる方法無いかな?と思ってたの。それでさ、マジックでも初めてみようと思って。
女:面白そう!
男:マジックできるようになったら、見てくれる?
女:うん! もちろん。見たい!
男:ならさ、本当にこの後、一緒にドンキホーテ行こうよ。
女:いいね。行く。」

いかがでしょう? 今回の彼は、2人きりになる前にしっかりと女の子の話に耳を傾け、2人きりになってからも、しっかりと女の子の声に耳を傾けています。彼女にとって何がメリットなのか、何がベネフィットなのかを忠実に探り続け、最終的にはUSBの買い物に付き合ってあげるという提案をてこに、彼女と2人きりになるチャンスを手に入れました。

もちろん、2人きりになっただけでは彼女をラブホテルに誘い込めませんが、2人きりのチャンスを作らない限りラブホテルには誘えません。

彼女に全神経を集中し、彼女の興味関心、ニーズを探って、そのニーズを満たす形の提案で2人きりになる

合コンでは、以上の基本を踏み外さないでください。自分の武勇伝などを披露する必要など全く無いのです。会話の中心は女性で、女性の言葉を膨らませるイメージを持ってください。

まとめ
合コンでは女の子が何を求め、次に何をしたがっているのか、その本音を探りだし、その本音に沿う形で次の一手を提案する