プラント建設・カンパニー
Plant construction company傾斜地への挑戦
最大傾斜30度の斜面に設置された太陽光発電所
福島県田村郡、最大傾斜30度の斜面に設置された太陽光発電所です。
大規模な造成による地形変更を行わず、斜面に沿ってうねるようにモジュールを設置することで、山本来の形を残した『自然環境にやさしい発電所』となりました。
およそ3ヘクタール、最大30度の傾斜地に400kWという規模の発電システムを設置するのは、当時の藤崎電機にとって初の試みでした。
ドローンによる航空測量、3D CADソフトを用いた配置計画、斜面への杭打ち、角度調整機能付き架台の採用など、一つひとつ課題をクリアして竣工に至ったこの発電所は、当社の傾斜地施工の指針となっています。
2ヶ月という限られた工事期間中、雨の日が続き、ぬかるんだ現場で滑って転びながらの作業。
図面には無い多数の切り株を避けるため現場で微調整を繰り返しながらの杭打ちや、瓦揚げ機と呼ばれる簡易モノレールによる資材・機材の運搬など、地道で大変な作業の末、無事に竣工に至った思い出深い現場です。
熊田発電所
所在地:福島県田村郡
出力規模:400kW
運転開始日:2016年9月30日
現場代理人:大地昭綱
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