好きな女が社内やサークルにいる!メールの送り方を教えて

社内やサークル内などリアル(実生活)での関係性がある女とのメール攻略をつらつらと書き連ねてもわかりずらくなるので、段階を追って解説していこうと思います。

あなたの今の状況にあわせ、移民→市民→官吏→英雄→皇帝と5段階で戦術が変化するメールテクニックです。補足など入れつつ、移民→市民→官吏→英雄→皇帝のそれぞれを解説していきます。

<移民>

女との関係性・・・社内やサークルの同僚レベル。社内などの飲み会では飲んだことある。

女との連絡網・・・社内やサークルで会話はできる。メールアドレス、メッセIDなど知らない。

恋愛フィールド・・・社交辞令、社内やサークルの人間関係優先

女の気持ち・・・★

状況の把握と連絡網の確保。この2つができていれば、移民は飛ばしてください。市民に移行できます。

連絡網は、メルアドとかの連絡網。携帯メルアド、LINE、Skype、カカオトーク、Twitterメッセ、Facebookメッセ、mixiメッセなど、何だって構わない。女から聞いた連絡網がある。これがいかにすごいことか再認識してください。

通信手段がなければメールテクニックも何もありません(笑)

ただし、この連絡網は女から聞いた連絡網を持っているということが大前提になります。社内の緊急連絡網で連絡先を知ったとか、偶然Facebookであの子のアカウント見つけたから、いつでもメッセができるとかは「確保した連絡網」とは、根本的な意味が違います。

例えばあなたが、好きでもない女からメルアド教えろって言われたらどうしますか?Facebookメッセとか、mixiメッセは確実に教えませんよね?見せたくない情報が多すぎる。携帯メルアドも微妙だし。うーん、普段使わない連絡先教えとけばいいかな・・って思いませんか?

相手によって使い分けますよね?

どうせ頻繁に連絡しないし、なにより距離感を保ちたい。だからメインアドレスは教えないです。

そう。これ、女も同じなんです。あなたが、女から直接教えられていない連絡手段を使って 「こんちわー♪ 営業ニ課の〇〇です。ヒマやしメールしてみましたお」 とか、連絡先の不正使用(内容もイタすぎ)を、やっちまったら、女からまともな返信来ますかね?(苦笑)

ましてやLINEとか、Facebookとか、プライベートな領域に勝手に入ってきてメッセしたとしたら、どうでしょうか?

♀「なんでこのアドレス知ってるんですか?」 って返信来ませんか?

教えてないのに、勝手に送ってこないでっ!!(怒)て、ことです。

社内やサークル内など、リアル(実生活)での関係性がある女とのメール攻略は、距離感を読み間違えたら終わります。

移民の下に「奴隷」というランクもありますので、落ちないように気をつけてください。復活は厳しいです。女から聞いた連絡網を持っているということは、女の心のなかに受信箱ができたということ。社交辞令もありますから、ちょっとのことでは、拒否もしません。この大義名分が必要なんです。

また 「連絡先の聞き出し方」 については、ネットで検索すると、あの手この手と信じられないような、奇抜で奇っ怪な内容がいっぱい出てきますが、聞き出し方は1つだけ。

♂「メアド教えて♪」 って、直接聞く。

これだけです。シンプルなこのセリフを言える立ち位置、言える関係性を構築することが大事。これを言えないというのであれば、関係性を作り上げるという作業が必要。客席から降りて、あなた自身、恋愛ステージに上がってください。

あの子が好きだって思ってることが恋愛ではありません。獲得競争に参入することが恋愛です。

そして「メアドダメならLINE IDでもいい」とか「メアドだめならSkypeでもいい」とか、絶対に言わないこと。こういう聞き方をすると、女はメアドどころか、LINEさえ教えてくれないし、SkypeIDさえ教えてくれないでしょう。

だって、どんどんランクを落としていく提案は、気づかいでもなんでもなく、何がなんでも要求を呑ませたいという執念に見える。怖い。だって会社出会えるのに。直接会えるのに。

メールで連絡を取り合う必要性がないなら、メアドの交換なんてそもそもいらないし、連絡を取り合う必要性があるならば、LINEなんてメッセIDじゃなくメアドを教えあいます。
(大学生ならばLINEなどメッセも、普通にありですけれど )

メアドダメならLINE IDでもいいよーとか、Twitterやってる?Twitterメッセでもいいよ?とか、連絡網のランクを落としていく提案は、もともとの関係性がないネットでの出会いならばOK。

だって知らない同士だからそれは気づかい・優しさに見える。でもリアルでこれをやられると執念に見える・怖い。ネットでの出会いメールと、リアルでのメールは、やり方が違います。

そして、現状把握について。本当は現状把握しましょうって言われなくたって、ある程度の状況把握がデキてなきゃ、おかしいです。(情報なさ過ぎて、そもそもメアド聞き出せないし、この先何をメールしあうんだ? ってコトにつながります。)

移民では、まさに移民の名のごとく、場になじむ、場を理解する、場に溶け込む。これが大事になってきます。自分の本当の立ち位置を知ることが大事。

♂「俺、入社6年目なんだけど」とか、♂「俺、四回生で、みんな顔なじみなんだよね」とか、仕事場やサークルでの「場」ではなく、恋愛フィールドの「場」。プライベートな「場」。

そういう見えにくい「場」を見つけて、なじむ・理解する・溶け込むということが大事になってきます。

後輩から ♂「週末、●●さんたちと飲みに行って面白かったっっす!!」とか、♂「経理の〇〇さんたちとゴルフの打ちっぱなしに行ってきたんですよ〜(笑) 女の子たちメチャクチャ飛ばしますね!」 とか月曜日に言われて、そんなウラヤマシイ話があったなんて、俺知らねえんけど・・とか、置いてきぼり感バリバリの、さみしい経験ってないですか?

同僚から、♂「総務の●●さん(女)って、このあいだ、彼氏にフラれたらしいぜ? あ〜、週末メールで聞いたんだけど」 とか。なんでオマエが、あの子のメアドとか知ってんだ!?俺知らねえぞ!って敗北感を感じたこととか。

こういう経験って、ないですか?(笑)
社内やサークルなど、パッと見ではわからない人間関係っていうのが必ずあります。社内報や緊急連絡網などでは見えてこない、本当の人間関係、本当のつながりというものが、必ず存在します。当然、遊びに行って、その後は飲み→カラオケとか、遊ぶっていう流れ。

上司と会いたくないから会社の飲み会に行かない人、サークルの飲み会は先輩がウザイから行かない人とか。こういう人はホント損しています。

無理に行けとはいいませんが、公私を切り分けすぎると、恋愛フィールドの「場」・プライベートな「場」だけじゃなく、それにまつわる様々な情報網から外れているのは事実です。

あの子のこと、社内の誰が好きなんや?とか、誰と誰が隠れてつきあってるか? プライベートで誰がつながっているか? 会社内やサークル内では話せないことが、酒の席にはいっぱい詰まっているんです(笑)

飲み会のメンツを見て、女子社員が少ないから行かないとかいう男って、ホントもったいない!!女がいない席だからこそ、こういう下(シモ)関連の情報がドバドバでてくるんです。

また、♂「メアド教えて♪」っていう、シンプルなこのセリフを言える立ち位置、言える関係性を構築するという部分ですが、聞き出しやすいのは、

  • 出会ってすぐ
  • 担当が同じになって連絡しあう必要性が生まれた
  • プライベートな飲み会などで会えた 
  • 個人的に仲良くなれた
  • 会社やサークルの飲み会で送ることになった

などなど、日々とちょっと違うタイミングの時に軽く言う。

社内No.1、サークルNo.1をオトしている男たちは、あなたや周囲の男たちが夢中になるそのカワイイ女、メルアドを聞き出したくてしかたがないその女のことを、実はあんまり好きではなかった男たちです。

この「移民」の段階では、移民に徹して、感情を伝えるようなマネはしないで軽く聞く。粛々と話す。

メアド教えてよでもいいですし、何か理由をつけて ♂「俺のアドレスにメールして」 と言いながら名刺のウラにメルアド書いて、わたしてもいい。

1回きいて教えてもらえなかったからと落ち込まず、また別の機会に軽く聞いてください。軽く連絡を取り合おうとしてください。

何の話をきかっけにメルアド聞き出すか? 何を踏み台にして話をもっていくかは、あなた自身が決めてください。あなたの状況を世界一理解しているのはあなたです。

それと、まじめで丁寧な日々を送ること。女たちは見ています。不良社員は×。それでは、メアドなんて教えてもらえるわけがないです。

<市民>

女との関係性・・・社内やサークルの同僚レベル。社内などの飲み会では飲んだことある。

女との連絡網・・・社内やサークルで会話はできる。メールアドレス、メッセIDなどを知っている。

恋愛フィールド・・・社交辞令、社内やサークルの人間関係優先

女の気持ち・・・★

あなたを取り巻く環境は、移民のときとほとんど変わりはありません。ただ、メルアドをゲットしている状態です。そして、ここからはいつでも 奴隷に落ちる可能性があるので、注意してください。

それぐらい、メルアドでの連絡網開通というのは、地雷なんです。【メールで失敗する男の特徴!モテる男のメールの使い方とは?】でもお話しましたが、メール=会話そのもの。

メールなんだし、顔見えないんだし、会って話すわけじゃないんだし、直接会うのと違って返すタイミングはいつでもいいんだし ♂「会話そのものとまでは言えないよな。ちょっと大げさw」っていう油断が、あなたに感情的なメールを未だに書かせて、女に送信させている。

そして、女から着信拒否、着信無視、メアド変更、アカウントブロックなど喰らってはじめてミスしたと気づく。人は神ではないので物理的に連絡体制を遮断されたら打つ手はなくなる。(モテる男たちはこの状態に陥ることを、徹底的に避ける)

■ 受け取る女は、あなたの言いたいこと、出来事に興味はない。
■ メールは日記やブログではない。グチなど絶対に書かない。

それを頭ではなく、肚(ハラ)に叩き込んでください。

メールを「自爆製造機」にしている人って、決まって甘えんぼさんです。相手が見えないから、つい甘えすぎてしまう。なぜか自分の言い分をがまんできない。

自分勝手な論調で、一方的に飛躍した内容のメールを、グチを交えて送ったりする。社内やサークル内など、リアル(実生活)での関係性がある女とのメール攻略は、距離感を読み間違えたら終わります。(しつこいですが何度でも言います)

例えば、♂「彼女もいない週末。さみしくて君にメールしています。君へのメールだけが俺の希望。バカ上司にこき使われ、人生を無駄に浪費して、マジでやってられないよ!君は今、何してるのかな? いつも気にしています。」

こんなドン引きもの、危なすぎるメール運用をしては、女とウマくいくはずがない。(これは私がモテない時代、会社員をしてたときに女へ送っていたメール文章です。即拒否られました・笑)

何度もいいますが、また月曜日に顔を合わせるんです。社内で会うんです。リアルな関係性がある女とのメールの難しさがココです。気まずくさせたらどんどんやりづらくなる。

メールは相手の顔が見えない。だからいつもと違うキャラを出しちゃったりします。新しい自分を演出したくて、大ミスをする。

この市民のタイミングは実に微妙で、メアドゲットからわずか3往復程度で奴隷に落ちる男が多すぎます。

市民がしても良いメールは「要件メール」「3行メール」のみです。それがガマンできず、好きにさせたいと口説きに入ったり、いきなり告白したりすると、距離感をミスってハズします。女から「ありえない」とあっさり思われて終わる。

♀「いいかな〜?と思っていたけど、なんかヘンな男だった」
と、女に思われてしまい、男が100人いれば85人はここで脱落しています。例えば、「市民」で送れるメールは次のようなカンジです。

  • お疲れ様でした。幹事大変でしたよね?今度、少人数で打ち上げをしましょう♪
  • 好きだと言っていたミスチルのコンサートがドームであるんだって。チケット2枚あるんだけど、いっしょにどう?

50文字〜100文字に押さえる。長文もダメです。3行メールでも十分すぎる。用件だけなのに長文になる必要もない。長々と日記のようなメールはダメ。感情を入れたメールもダメ。

でも時々 ♂「3行メールでは長文を打てないから、いっぱい連投しよう!!」とかいう方もおられますが、こんな考えでメール攻略していたら、人間関係が1時間もたず壊われます。

メールは電話の代替手段とか、特別な機能ではなく会話行為そのものですから、返信がないのに女へどんどん連投するなんてマジキチ。正気の沙汰ではいない。

メールの連投行為は、無言の女に向かって、あなたがひたすらしゃべり続けるようなモノですし、受け取っている女もどのメール内容に対して返信していいかわからなくなる。会話といっても文字を使ってのやりとりですから、言葉を使ったやりとりみたいに、すぐの返信はないです。

♂「え?メールは会話なんでしょ? だったらすぐ返信を求めても当然だよね? 」 っていう モンスターボーイもおられますが、一度、近所のお寺の坐禅会にでも行って、心体をひとつにし、相手の立場でコトを考えるという人としての基本を、学んだほうがいい。

恋愛アプローチにはメールも含めいろんな局面がありますが、メールの連投ほど(男の側が意識せず) 恋愛を壊す行為は他にありませんし、ストーカーでもなんでもない、ただの普通男性に♀「あいつはちょっとヤバい男」との、悪のレッテル貼り・犯罪者予備軍のイメージを女に貼らせる行為は、他にありません。

逆にいえば、そんなとんでもない悪のレッテル・ストーカーイメージを作れてしまうほどの、イメージ形成能力があるのも、メールのチカラです。

会話とは、何を話すか?だけではなく、どういうペースで相手と話すか?という、話し方・返すペース・雰囲気・しぐさ、それら全部をひっくるめて「会話」です。

会話そのものになったメールでも同じ。何を3行メールに書くか?だけではなく、どういうペースで送るか? というペース配分もひっくるめた全部=それが「メール」という行為です。

50文字〜100文字に押さえ、長文もダメ。必殺の3行メールに徹してください。

この3行メール=要件メールに返信がなければ、月曜日に会社に行ったときでも直接話せばいい。女も♀「どうせ月曜日に会うんだし、その時話せばいい」と普通に思っているケースも多い。要件メール1件だけだから、特に気まずくないし、いつもどおり話せる。

好きだと言っていたミスチルのコンサートがドームであるんだって。チケット2枚あるんだけど、いっしょにどう?
みたいに、一歩踏み込んだ要件メールを送っている場合は、次、会社やサークルで会うときまでに、しっかりと準備をしておいてください。今まで以上に女から見られます。何をどう準備すればいいかは【「この男ありだなあ」と思わせる男のファッション】【清潔にしているのにモテない!清潔感と実際の清潔は違う】など、を読んで対策しておいてください。

一歩踏み込むということは、踏み込んだ分、迎撃される射程距離に入るということになります。

それと、3行メールの内容についてですが、(笑)とか(汗)とかもかなり危ない。女によって受け取り方が様々で、反応が読めなくなります。

♂「社内で配ってた、〇〇さんの手作りクッキーおいしかったよ(笑)」

♀「何がおかしいの? 真剣に作ったのに!!!」

私はモテない時代に、これでイキナリ縁を切られたこともあります。

<市民>の目的は誘い出すことです。これに徹してください。会社やサークルで会える女に対して、メール一辺倒で誘うというのもオカシイ話ですから

3行メールで要件伝える → 会って確認を取る

これを粛々(しゅくしゅく)と続ける。嫌がられないように、嫌われないように、好意があるとバレすぎないように続ける。

これが<市民>のあなたがクリアーすべきミッションです。

そのために、業務連絡みたいな3行メールという道具を使う。あなたが男友達に送るメールと、同じ感覚・同じ熱量で誘い出す。これを絶対に忘れないでください。

あなたは、男友達に♂「さみしいぜ」とか♂「お前に会いてえ」なんて感情的な内容のメールをしないですよね?男友達にメールする、この感覚と全く同じことしかできない=これが市民です。

そして、1回、ないし、2回。食事や映画やドライブに誘えた段階で次の<官吏>に昇格です。

でも、複数の友達を交えていっしょに遊びに行けただけとかであればノーカウントにしたほうが安全です。まだ<官吏>に移行しないほうが<奴隷>に落ちず、ミスなくスムーズに皇帝まで進めると思います。

あなた自身があなたの現状を一番良くわかっているはずです。状況を冷静に判断し、間違えないでください。

実際に会えて、楽しい時間が過ごせた場合、その後も用件メールだけっていうのは、ちょっとおかしいので、何回か会えた段階での市民メールなら♂「いっしょに遊びにいけて楽しかったね」くらいの感情は付け加えてもいいと思います。

<官吏>

女との関係性・・・直接2人で会うことができる。

女との連絡網・・・社内やサークルで会話はできる。メールアドレス、メッセIDなどを知っている。

恋愛フィールド・・・社内やサークルの人間関係が60%、2人での関係性40%。

女の気持ち・・・★★

まだ勝負の時期は続きます。皇帝に「あがる」まではずっと勝負です。1回、ないし、2回。食事や映画やドライブに誘えた段階で<官吏>に昇格です。

官吏は、2人きりで会って、何度か遊びに行けている段階。これぐらいの関係性があると仮定して話を進めます。

もし2人でいっしょに会えない、女が会おうとしない、複数の同僚といっしょにしか会ってくれないのなら、メールテクニックの前に自分自身の「準備」の段階に戻ってください。

男として足りない、男として魅力に欠けていると思われている可能性があります。もしくはオシャレをやりすぎていて、あなたが軽いと思われているかも知れません。もう一度、自己点検をしてみてください。

<官吏>

では<官吏>そのものの説明に入ります。

2回ほど2人で会えたあなた。メールの内容を少しだけ感情的な部分にシフトします。で♂「お前のこと好き」とか♂「○○(女の名前)て、かわいいよね」とかは、まだダメです。

ましてや告白なんて自殺行為。まだまだ我慢してください。一気に<奴隷>に落ちます。
※ 実は「告白する」という行為は、大人の恋愛にいらない行為です。

数回、2人で会えた段階で女もあなたのことが気になっています。この<官吏>での目的は好意をちょっとだけ匂わせること、3回目のデートにきてもらうこと。この2つです。

官吏は英雄へのつなぎ。これだけです。

好意をちょっと匂わせるとは、つまり、女に♀「この人、あたしのこと好きなのかなー?」ってさりげなく気付いてもらうってこと。

つまり「重くならないよう」に、女にあなたの好意に気付いてもらうこと。好意をちょっとだけ匂わせるために、会っている会話の中で次のようなことを時折り入れ込んで言います。

♂「○○ちゃん(女の名前)といっしょにいると楽しいよ」
♂「○○ちゃんってめっちゃモテるよね。きっと」
♂「俺、○○の笑顔 見てると、俺までうれしくなってくる。もっと笑わすわ。」
と、女がちょっとうれしくなるようなことを言ったりします。やんわりと、自然体で伝えてあげてください。そして、いっしょにいることであなた自身が楽しんでいるかどうかも女は見ています。

さりげなく伝え、さりげなく気付いてもらうことで重くならず、3回目の山場に足を運んでもらえます。ここが天王山、決戦の舞台。

そして2人きりで会う 3回目というのも、女にとってはちょっとした勝負です。

♀「告白されちゃうのかな?」
♀「決めなきゃいけないのかな?」
♀「なんか求められるかな?」

女が3回目来てくれるかどうか。ココが山場。だから事前に重い話をしていると、女との進展がここでストップします。だから「さりげなく」なんです。

「好意をちょっとだけ匂わせること」と「次のデート(3回目)の約束を取り付けること」これで<英雄>への事前条件は、すべて満たされたといえます。

そして3回目のデートに来てもらった。3回目のデートそのもは2回目までと同じでOK。楽しんでください。(女は勝負だと思っているので、2回目までとは違って元気ないかも。。。)

引き続き、さりげなく好意を匂わせてください。ここで女の表情が少し曇るようなら、緊張している証拠。仕方ありません。だって勝負の3回目のデート中ですからね(笑)

でも、あなたまで緊張することなく、楽しんでください。 そして、特別良い雰囲気があるとか、ほぼ今夜オトせそうだという感じがしないなら、無理をせず何もないまま、いつもとおり、その日はバイバイしてください。

もし、このタイミングで、メチャクチャいい感じがあるとか、朝までいっしょにいれるように誘えるムードがありまくるとかであれば、エンペラーメールテクニックではなく、後述する

会社の同僚女であるとか、サークルの仲間であるとか、リアルな関係性がある場合、 たった数回遊んだだけで、オトせるムードが形成できるというケースは少ないと思います。

なので、特別良い雰囲気があるとか、ほぼ今夜オトせそうだという感じがしない場合は、<英雄>へ移行します。

少しは勝負があるかも? と思っていた女に、肩透かしを喰らわせます。女は思いっきり安心するかもしれませんし、残念がるかもしれません。

そして♂「家に無事についたらメールしてね」とかなんとか、用件を見つけて、あなたに一本メールするように促してください。きっと女からメールが来るはずです。女からまた♀「会おうね」とか、♀「また遊ぼうね」とか、今日はありがとうとかメールがあります。

そして、それを完全に放置してください。それで<官吏>は終了です。

ここまでの標準的なデートの内容をまとめると

  1. 1回目は軽く食事だけ
  2. 2回目は普通に半日〜1日
  3. 3回目も普通に半日〜1日

だいたいこんな感じでしょうか? 2人きりでここまで時間を共有できれば十分です。デート代は(あたりまえですが)ここまでは男が全部、持ちましょう。割り勘はNGです。女が勝負の3回目まで足を運んでくれませんし、社内やサークル内でのあなたの印象を、良い意味で裏切れません。

また、デート中 ♀「常に全部出してもらうのは男に借りを作るみたいでイヤ」というプライドの高い女もいると思います。

そういう場合は、「じゃあ食後のドライブの缶コーヒー代だけ出して(笑)」とか「食事代の端数(小銭分)の、320円だけでいいワ」とか、借りを作らせないやさしさで対応してください。

同僚女だからこそ給料はお互いバレてますし、サークルの仲間であればバイト生活がどれほど厳しいかお互い知っている。だからこそ、女には経済的な負担をかけない。会社の飲み会やサークルの飲み会では割り勘だけど、おまえとの食事代だけは絶対に俺が持つ。負担をかけたくないという主義主張を見せ続ける。

実際に付き合い出せば、彼氏に負担を掛け続けさせたくないと思うのが普通の女です(あなたの女を見る目、次第ですが・・・)。なので初期投資と思って、最初は男が出します。見返りは求めません。粛々と出し続けます。

それに、3回目が終わった段階で、女を呼び捨てで呼べるようになっておきましょう。 これも【当然意識】をもって呼び捨ててください。

♂「俺のことは〇〇ってよんでいいから、サトミって呼ぶな。社内じゃさんづけで呼ぶけどw」
♂「俺のことは〇〇って呼び捨てでいいから、俺もサトミって呼び捨てするぜ」

もちろん、〜さん付け、〜ちゃんつけでもOKですが、呼び捨てがベスト。呼び方は関係性の象徴ですし、あなた自身が進展具体に応じて判断してくれればOKです。社内での関係性もありますからね(笑)

あなたの恋の状況はあなたが一番良くわかっています。でも早めに早めにお互いの「呼び方」を固めないと、そのままいってしまうもの。お互いどう呼び合うか?って提案をすることも、官吏の「好意をちょっとだけ匂わせること」に付随します。

私の知り合いに、夫婦になってもお互いを「名前」で呼べないカップルが大勢います。最初って大事、鉄は熱いうちに打てって本当だなあと思います。

<英雄>

さて、最終局面です。ここの対応次第で、あなたが皇帝にあがれるか?官吏止まりか決まります。3回目のデートのあと♂「無事に家についたらメールして」とかなんとか、用件を見つけて、あなた自身にメールするように促す。そして無視する。

それで<官吏>は終了。今、この段階だと思います。と同時に、女からメール返信が瞬間から<英雄>の始まりです。

女にあなたのことを ♀「あたし、彼のこと好きかも?」 と気付かせる段階にきました。そのために、女から来たこの♀「今日はありがとうメール」に返信しません。

例え♀「今日はありがとうメール、〇〇すきだよぅ!!」 とか、こっちの予想を上回る踏み込み方を女がしてきたとしても、あくまで冷静に無視する。俺も!!とか、むざむざノラないこと。他の男たちにも同じように言ってますから。こういう女は(笑)

女が自分の価値や関係性の優位性を維持したいと思っている、あくまで引っ掛け問題です。食事代とか飲み物代とか、奢られっぱなしでちょっと劣勢になった。ツラくなってきたかも(笑)

でも良い傾向ではあると見て取れます。恋愛フィールドに女から乗ってきたし、こちらにも乗ってこいと言っている(笑)

話を戻します。女からメールを受信した後は、これ以降、彼女からのメールは、ほぼすべて放置します。

緊急の用事や、質問にはもちろん答えていいです。リアルでの関係性を壊すわけにはいかない。ただし返すとしても、あっさり3行メールで終わり。彼女への返信のペースもがっくりと落とします。

鬼!といわれようと、今までより、ガックンとトーンダウンさせます。あなたから一方的に温度を落とします。

こうなると、女は少しあせります。 ♀ 「あれ、やばい。なんか怒らせたかな? ♀ 「どうしたのかな?」 女に揺さぶりをかけます。喪失感を与えます。

女も「勝負の3回目デート」があっさり終わってしまい精神的に不安定になっています。

♀ 「私に魅力がなかったのか?」
♀ 「嫌われたかな?」

あなたからのさりげない好意や、楽しい食事の時間をうれしく思っていた彼女はかなり不安になります。アイドル女など、周囲からモテモテな女ほど、こういう放置経験がないので不安になります。

他の男からは、もっとガツガツされてきたのに。なぜあなたは違うのか? いや、あなたは他の男たちと違うんだ! 特別なんだ!と思ってもらうのが狙いです。

女からのメールを無視することで、あせらせるとともに、あなたが貴重な男であるという認識を植えつけます。次回のデートまでこのままです。無視。女は傷つきたくないから、彼女からあなたにメールは来ないかも知れません。でも、あなたからもメールはしません。

もし女からメールが来ても数日間しっかり放置して、あっさり一文メールを送ってあげてください。社内やサークルでは、いつもどおり女と接するのにメールは返さない。

恋はパワーバランスです。主導権を握り続けないとダメ。好きにさせることができません。しっかり主導権をあながた握るための段階が、この<英雄>なのです。

ここであっさり、いつものように楽しくメールしたり、耐え切れず、女のご機嫌を取るようなことをしたら、あなたはただの「ファンな男」。その他大勢の男たちと同じです。

狙った女の心を揺らす・オトすとは、たくさん泣いて、たくさん悩んでもらうこと。女心をつかむとは、恋心を苦しめること。

女は不安でたまりません。好きかも・・・って思っていた男が去っていく感覚。喪失感。きっとこのときの女の反応は様々だと思います。怒り出したり、女も無視したり、逆に別人のようにアプローチしてきたり女の反応は様々です。でもいい反応です。それを承知で、男が心を揺らしているんです。

英雄の段階では、彼女に安心感は与えません。徹底的に苦しめます。怒らせます。そうすることで女の気持ちを「引っ張る」のです。

これで常に女に「あなたのことを考えさせる」状態ができました。女ってヘンな生き物で、その男のことを好きかどうかすぐにはわからない生き物です。

♀「ああ、あの男ムカツク!・・・って、わたし、ずっとあの男のこと考えている。これってもしかして、あの男のことが好きってこと?」

恋する自分を客観視できて、初めて「あの男のことが好き」と確定するんです。つまり、ムリヤリ好きにさせようとするより、一度、怒らせ、自分に対して悩ませるほうが女心を奪う近道。

彼女を怒らせると不安ですか?ライバル男に取られそうですか?

でも気にしないでください。これが一番の近道。彼女を感情的にさせるのはとても良いことなのです。

今まで失敗してきたパターンと同じように、あせって、あわてて、たくさんの言葉を伝えたり、たくさんメールしたり、自分を売り込み必死に口説いても、どうせ彼女は抱けません。

そして数週間、放置した後、4回目のデートのために、ようやくあなたから何事もなかったかのように普通に彼女へ連絡を入れます。またもや3行メールで。女からみたら、他の男たちと全く違うあなたの反応。常に対等に接してくるあなたの反応。

上から目線も、卑屈さもいりません。常に自然体で、対等に接することです。

良く、ネット上に転がっているありきたりな恋愛テクニックで上から目線で女に接しろ、とか、上から目線で女にメールしろとか、強い男のふりをしろノウハウがありますけれども、アレは人間関係のあまりない、リアルでの関係性が薄い女に対するノウハウです。

社内やサークルであなたの器量・人間関係・対人能力を見て知っている女に、わざわざ上から目線の新キャラでメールした瞬間何が起こるか? あなたの新しい一面を見て、ときめくか?(笑)

上から目線で女に接しても、良い進展はありえないです。自分の器の小ささを露呈するだけ。大きく見せよう見せようとすればするほど小さく見える。大きく見せよう見せようとすればするほど、かまって欲しいかまって欲しいという弱わに見える。

本当に自信のある人は、男女とも、言葉・振る舞い・メールすべてに安定感が満ち溢れていますし、誇張しません。常に自然体ですし、自然体で人に接します。

逆の言い方をすれば、うかつな表現をして、自分を小さくみせないために3行メールしか打たないですし、内容も重くできないので、3行メールの進展速度が一番早い。

<英雄>に話を戻します。数週間、放置した後、4回目のデートのために、ようやくあなたから何事もなかったかのように普通に彼女へ連絡を入れます。またもや3行メールで。

女は内心怒っていると思いますが、軽く受け流してデートの約束を確認してください。

つまり女から
♀「もうあなたとは会わないわ」
♀「もう知らない」
♀「あら、ひさびさ。でもさ
よなら」
とか言ってきても軽く受け流してこう答えてください。女が感情的になっているのは、あなたが恋愛対象になっている証拠です。

♂「あれ?もしかして連絡しなかったこと怒ってる?○○(女の名前)でもあせるんだね。ごめん、ごめん!お詫びするから機嫌直してよ〜(笑)」

上から目線でもなく、卑屈でもなく、何この余裕!?って女をいかに怒らせるか?が大事です。一度は逆に、音信不通になるかもしれません。でも、それはあなたに仕返しをしてるだけ。放っておかれたことに対して怒っているだけ。

あなたが恋愛対象から外れたわけではないので、安心して会う約束を取り付けてください。そして、4回目に向けてのお誘いは、あなたが しっかりと彼女を誘わないとダメです。

あなたにしっかり追われることで、彼女があなたの気持ちを確かめたがっています。1声かけてだめだった。それで終わり。。。では<英雄>ではダメです。今までの苦労が無になります。

4回目会うに向けてしっかり、何度でも、しつこくないように、うまくデートにこぎつけてください。怒って「プリプリ姫」になってるかも(笑)女ってホント、反応がかわいいです。

<皇帝>

4回目のデートです。きっちり心を揺らしきったあなたは、大好きな女にメールする際、もう気を使いすぎる必要はありません。

この段階まできて、初めて気付いたと思いますが、長文メールを打つ必要を、もうあなたは感じてないと思います。

「市民」「官吏」のときはガマンして「友達感覚」の3行メールに徹していた。でも今は、3行メールさえがラク、早い、カンタン。めんどくさいはず。これがメールテクにこだわるのではなく、彼女との関係性にこだわった結果です。メールは単なる連絡手段です。目的ではありません。

<皇帝>の目的はいつでもデートに誘い出せる関係になることです。っというか、もうなってますネ。 ここまでくれば彼女にすることは、ものすごく簡単です。

言葉がやたら多い男が、女からよく嫌われるように、男の側がメール文章をガッツリ打って(がっつり話して)、送信して、恋愛がさくさく進む男女ってあまり見たことありません。

別れの際に男がダラダラと「責めメール」を送ったり、すがりつくような情けないメールを送るときに、決まって長文になっているんです。

<奴隷>

メールテクニックの移民、市民、官吏、英雄などを理解していただければ、まず奴隷に落ちるようなことはないのですが、それでも感情的にふるまって、奴隷に落ちる男たちは少数ですが確実に存在します。

エンペラーメールテクニックにおける<奴隷>とは、人関関係における負債(借金)を抱えて破産した、恋愛禁治者。

好かれる早さより、嫌われる早さの方が早かった。好かれ量より嫌われ量の方がはるかに多かった。お金と同じで、返せる金額より借りる金額の方が多くて首が回らなくなってBANしちゃった。

人間関係的な嫌われ負債(借金)を抱え、払いきれず奴隷に落ちたというよりも、払いたくても、返したくても、女に受け取ってもらえなかったというのが現実ですが、恋愛フィールドにおいては、絶対<奴隷>に落ちないように 好かれ量は増えなくとも、嫌われ量だけは絶対に増やさないよう、慎重に振舞うのも、男の大事な役目です。

女から嫌われる原因は男の勘違いが多い。女のことを知らないだけじゃなく、自分自身さえも見えてない、自分のことなのに自分という己自身も掌握できていない。

例えば

女に「普通に挨拶」されただけで、「あの女は俺に気がある」と思い込む。
自分が傷つくのを怖がり、「俺が告白してやるんだ」とあくまで上から目線で自己防衛。
社交辞令を真に受けて女にアプローチ。♀「あなたに気があるわけじゃない」と言われて落ち込む。
女に「やんわり」お断りされても気にしない。 気付けない。
女に「きっぱり」お断りされたら、それは「あいつは俺に気があるのに、気を持たせるためにあんな事言ってる」と脳内変換する。
男は自分の希望をごり押しして通して当然、女はいずれそれを受け入れて当然と考える。
俺が拒否されるなんてありえないという謎の信念に基づき、女にアプローチ。

こういう傾向がある男たちは、思うまま、気分のまま恋愛フィールドでメールしていて、

・返信を待てずに追撃メール。
・自分の言いたいこと、聞きたいこと、知りたいことを一方的にメール。
・返信がないと、女と会っても不機嫌。女を見せしめに無視。
・受け取ったメールには必ず返信しなくてはいけないと勝手に思い込み、女にも「それがマナーだ」と強要する。

・返信がないと、「俺のこと好きにさせようとしてるんだな」と、勘違い。

・お互いどう呼び合うか決めてないのにメールでいきなり名前で呼ぶ。会えば「さん付け」なのに、メールでいきなり呼び捨て。

・会っているときとメールで、性格が違いすぎて怖い。(でちゅね自殺をしまくる)

・下ネタ、グロネタ、セクハラネタ、悪口ネタ、暴力ネタ、俺スゲー自慢ネタ、政治ネタをメールしてくる。

・女性を女って表現する。(本書のマネしちゃだめですよ)

・2ch語、アニメの名セリフ、ネットスラング語を使って話す。メールする。

・勤務時間帯、大学の講義時間帯、明らかな睡眠時間帯にメールを送信してくる。

・あなたのLINE、Twitterなどのアカウントのプロフ画が、なぜか女アイドルとか初音ミク。

・ブロックされても、教えられてない別の手段で、女にメールする。

こういう考えで恋愛・メールしていると、好かれる早さより嫌われる早さが早いに決まっています。ルールや好みは女に合わせましょう。それで、十分すぎるほど戦えます。

恋愛成功・恋愛攻略とは、あなたのことを好きでもない女を、ムリヤリ強引に好きだと思わせることではないですし、あなたの好きという気持ちをムリヤリ押しこむことではない。

そのあたりが理解できずに、ここまで読み進めてしまっているようならば、思春期のような恋愛を大人がすると失敗する!その理由は?】を、丁寧に読みなおしてください。

あなたの失敗、まだまだ止まりません。移民、市民、官吏、英雄の内容なんて、つまらない! もっとドンドン攻めたいっていう抑えきれない欲望が、あなたを奴隷に突き落とす。

私もフラれまくった恋愛最底辺時代が長かったですからアレなんですが、奴隷はほんと辛いです。もう二度とカンベン。