現代版羊システム

為になることならないことなんでも書いていく雑記です。

【ロードバイク】100キロサイクリングと熱中症になった話


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どうも、あきよし(@G_SheepSystem)です。

この記事では、猛暑日にロードバイクで100キロサイクリングと40℃近い気温のせいで熱中症になってしまった話をまとめています!今回の件を経てどのような熱中症対策を取ればいいのかを考察もしてみました!

100キロサイクリングは初めて

僕は今まで100キロサイクリングはしたことがありませんでした。

せいぜい40~50kmぐらいでしか走ったことがなかったので倍の距離になると、どれほど体力を使うのか全然わからない状態。

体感ではなくネットで見た、人に聞いた話だけ、いわば机上の空論。

ただ、100キロ走ってみたい!というモチベーションだけはかなり強かったので、100キロ走ってみることに

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コースは市街地→山→山→山→市街地

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今回走ったコース。市街地から山へ、そのあとは山、山、山。さすが奈良県、どこに行っても山です。

鬼門は桜井市~宇陀、五條市~御所市。ここには長い登り坂があります。

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最初の坂、桜井市~宇陀は登り→平坦→登りの繰り返し。距離は長いですが、平坦で足を休めることもできるので登りやすいコース。

最後の坂、五條市から御所市は80キロ地点から続く長い坂。先ほどとは違い登りだけが続き、足も死んでいる状態なのでかなりキツイ。

事前準備

さすがに準備無しで、というわけにはいかないので事前準備はしっかりとしておきました。

カーボローディングでエネルギーを蓄積

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普段は炭水化物を極力食べないようにしています。が、それだと普段からのエネルギー蓄積分がありません。

なので、前日に炭水化物多めの食事をすることに(といっても夕食だけですが)

炭水化物としてご飯1合とロールパン3つを食べました。

前日に炭水化物を多めに摂り、エネルギーを蓄積することをカーボローディングと呼ぶみたいですね。

携帯食は羊羹とグミとアミノバイタル

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100キロ走るので携帯食はいつもより多めに。

羊羹3つ、果汁グミ、アミノバイタルを持っていきました。

杉本屋のお好み羊羹はペリペリタイプの開封方式なので、漕ぎながら片手で食べることもできます。

水分は700mlx2で計1.4リットル

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天気予報で37℃となっていたので、水分補給はしっかりしておかないと脱水症状になってしまいます。

ボトルは700ml2本,なくなり次第随時補給をすることにしました。普通の水ではなく、ポカリスエットの粉末を溶かし、効率よく水分補給、吸収できるようにしています。

↓使ったボトル、ポカリ粉末です。10L用はかなりお得です!

サイクリングは気持ちいい

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途中の川で休憩 めっちゃ気持ちいい

最初の登りを抜けると長い下りと木陰の多い平坦コース。途中の川で水浴びをして体温を一気にクールダウン。

当日は40℃近くあったので、めちゃめちゃ気持ちよかったです。(サイクルウェアのまま入ってしまった笑)
普段行かないような場所にも行けてしまうのはロードバイクの魅力ですね。

熱中症の症状が…

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85km地点あたりで、あれが最後の坂だと勘違いし、その坂を登るときに体力を使いきってしまいました。その後に続く長い坂、なんとか登り切りったのはいいんですが、体力ほぼ0の状態で登ってしまったので若干気持ち悪くなってました。

この時まで、水分補給はかなりしっかりしていたつもりです。

坂を下って市街地に入り、残り3キロぐらいで『フラフラ感と若干の吐き気、息もずっと上がった状態』に陥りヤバいと思ったので、下車。

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立っているのもしんどいので、急遽日陰で寝ころがって応急処置。友達に近くのスーパーまで氷を取ってきてもらい体温を下げました。 

救急車を呼ぶレベルではなかったと思うのですが、自転車を漕げないほどに辛い状況に… 動けるまで回復するのに20分はかかりました。

夏場の100キロの一番の辛さは熱中症ですね。

クーラーの効いた場所で休憩と日焼け止めで熱中症対策

今回のことを踏まえて、夏場長距離サイクリングをするときに気を付けないといけないポイントをまとめてみました。

  • コースはしっかり頭に入れておく
  • 水分補給はしっかり(できれば冷たい水で)
  • 休憩はコンビニなどのクーラーの効いた店内で
  • 日焼け止めを塗っておく

水分補給は当たり前ですが、できれば冷たい水で体温を下げるほうが良いです。今回のライド中日が強すぎて水が体温以上になっていました。これでは体温を下げることも難しいですね。

クーラー効いた場所で休憩することで効率的に体温を下げることができます。というか外だと体温は上がる一方。

今回かなり日焼けしたのですが、日焼けでも熱が上がることがあるとのこと。日焼け止めを塗ることで間接的に体温を下げることもできますね。

さいごに

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失ったカロリーをあるべき場所に戻す作業

前日85kgあった体重も81キロにまで減少。えげつないほどの水分とカロリーが失われていました。

水分は帰宅後すぐに、その後温泉を経由してから天下一品に。失ったカロリーをあるべき場所に戻しておきました。

夏場の100キロサイクリングはかなりきつかったんですが、かなり楽しかったです!

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あとはこの3段日焼けをどうするか…

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