挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
気付いたらオークになっていたので日記をつけることにした 作者:藤屋順一

第一章 集落と周辺の環境を良くすることにした

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
39/43

豚日記39

豚歴1年3月8日 晴れ


昨日の狩りでバニラのレベルが上がって賢者になれるようになったらしい。

何でもレベル20を超えてハロワ神殿に行くと転職させてくれるそうだ。

うっ…… ハロワ…… 転職…… 俺の封印されし禁じられた記憶が……!?

戻ることはなかったが、心に何かトゲのようなものが突き刺さるのを感じた。

何で遊び人のレベルが上がって賢者になれるのかは謎だが、この世界はそういうシステムになっている。

でもまぁ、こくまろミルクを発射した後も賢者になれる事を考えるとそんなに不思議でもないかもしれない。

ティエラによるとホントは結構前からレベル20を超えていたらしいが、豚畜生との生活からお別れするのが惜しくて先延ばしにしていたそうだ。

全く難儀な奴だ。こっちは好きで豚畜生になった訳でもないのに豚畜生として生きていかなきゃなんねぇってのに。昨晩ティエラとマリアで説得して、やっとここを離れる決心をしたらしい。

高性能な性奴隷であるバニラを失うのは惜しいが、奴もこの集落と豚畜生共の為に良くやってくれた。

と言う訳で朝のうちにティエラにヤリモク町まで行ってもらって豪華な食事を用意して集落の全員でバニラの送別会をした。

バニラは豚畜生一匹一匹に抱き着いて別れの挨拶をしていた。

ナカジマはめっちゃ吠えて泣いててうるさかった。デンマもなんかふよふよしていたがきっと寂しいんだろう

族長なんかもブヒブヒ言ってめっちゃ泣いてた。そう言えば居たんだった族長。影が薄いから忘れてたぜ。

女共も泣いて抱き合って別れを惜しんでた。ティエラとマリアには特に感謝していたようだ。

俺にも特に長い事抱き着いてなんか言っていたが何を言っているかはわからねぇ

でもちゃんと気持ちは伝わってるぜ。

日がずいぶん傾いて、バニラは山を下りるとき何度も振り返って手を振っていた。

さらばだ、バニラ。もう二度と戻ってくるんじゃねぇぞ。



豚歴1年3月9日 雨


朝から騒がしいバニラが居なくて物足りない気分でいたらナカジマがバニラを犯しているところに出くわして驚いた。

そんでよく見るとバニラに形態模写したデンマを犯しているだけだった。またこのパターンかよ。

なんだそりゃと思ったが、まぁ、こいつらなりの寂しがり方なんだろう。何とも言えないんでとりあえずそっとして置いた。

昼になる前に雨が降ってやることがなくなったんで糞ド田舎貧乏村へ遊びに行くことにした。

最近は日用品なんかはティエラがヤリモク町から買ってくるし、豚畜生共の性欲も満たされている。農場の運営も順調で食料の確保も十分。つまり糞ド田舎貧乏村を襲撃する理由が見事になくなって、豚畜生共からも『襲撃(ヒャッハー)する価値無し』の烙印を押されている。

俺が村人なら恥ずかしくて自ら村を滅ぼしてるわ。

今回は嫌がらせ魔法があるんで正面から堂々と入村した。

見るべきはデカい家や穀倉やら作物を治める倉庫がある家、ヤリモク町からの荷馬車が出入りする家だ。

途中で男共が武器を持って出てきたんで混乱させる魔法をかけてやったら武器を捨ててパンツレスリングを始めて最悪だった。汚ねぇもん見せやがって。死んでしまえ。畜生。

調査の結果、どうやらこの村は村長の家らしき一番デカい屋敷と、穀倉と粉ひき小屋がある屋敷、それに教会が結託して富を独占しているらしい。無知な貧乏人を利用して良い思いするとか、人間のダメな所丸出しだわ。これは粛清が必要だな。

用事が済んで集落に戻ると偽バニラが豚畜生共から輪姦(マワ)されてた。

お気楽で良いな。こいつら。



+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。