夏真っ盛りで、新聞を取りに表に出るのも億劫な状態ですが、子ども部屋を片づけることになりました。
子ども部屋の使い方を見直し、そして断捨離に取りかかることを決めました。
今は子ども部屋をどう使っているのか
わが家で子ども部屋と名づけている部屋は10畳ほどの広さになります。
その部屋に昨年ネットショッピングで購入した「ロフトベッド」「デスク」「大容量ラック」の3点セットで64,800円也のものを2セット置いています。
つまりベッドとデスク、ラックが2つずつあるというわけです。
それまでは、その部屋で家族5人が川の字になって寝ていました。個別の勉強机というものはありませんでしたが、子ども達はダイニングテーブルやリビングの座卓で宿題やお絵かきをしていました。
昨年、育児雑誌を読み過ぎてそろそろ子ども達で管理する部屋を作らなければいけないという心境になり、さんざん迷ったあげく「ロフトベッド」「デスク」「大容量ラック」の3点セットを2つ購入した次第です。
この3点セットを選んだのは、3つの理由からです。
スペースを有効に使える
ロフトベッドは116㎝の高さがあるので、下のスペースを有効に使えると思いました。
大容量の収納ラック
ランドセルや教科書、習字道具や絵の具セット、リコーダーなどをまとめて収納できると思いました。
大人になっても使えそう
デスクはシンプルな平机なので大きくなっても使えるかなと思いました。
子ども達も気に入ってくれましたし。ただ、組み立て式だったので夫と2人で重たい部品を2階に持って上がり翌日全身筋肉痛になったのを覚えています。
このセットは長女(中1)と二女(小4)の分です。三女(小1)の分はありません。
子ども部屋の実態は
現状は、長女だけがベッドで寝て二女と三女は私たち夫婦と寝ています。
また、長女も最近リビングで勉強しているので、実質子ども部屋は長女が寝ているのと、二女と三女のリカちゃんルームになっています。
子ども部屋が徐々にリカちゃんの部屋へと化しています。
この実態に見かねた長女が立ち上がりました
ある日、長女が「もうベッドと机いらんわ。もっと広く使いたい。」と言い出しました。
机とベッドがあるにもかかわらず、リビングで宿題をしたり、私たちと一緒に寝ている二女の分の机とベッドはいらないと言います。
「なんなら私のもいらん。大きくて邪魔なし。」と自分の机もベッドも必要ないと言いました。
リビングで勉強もできるし、2階に上がったところにあるフリースペースには備えつけの机があるので、そこで勉強してもいいと。
なんじゃと~!せっかく買ったのに何様のつもりじゃ~!と一瞬思ったような気がしましたが、実は私も「もういらん」と思っていたのです。
そうなんです。大きくて邪魔なんです。
渡りに船の申し出だ!と、「分かった。じゃあベッド売ろう。」と快諾しました。
ところが現実は‥
さっそく、近くのリサイクルショップに電話をして出張買取に来てもらいました。
部屋に入ったとたん、買取担当の方は渋い顔をしています。
「これねぇ、うちでは子ども用のベッドは売れんのですわ。ちょ~っと今回は買取できませんのでね。有料での処分になりますわ。」とおっしゃいます。
子ども用のベッドは需要がなく売れないので、店舗に置いておけない、故に買い取れないということです。そこで処分するとしたらいくらになるか聞いてみました。
「2t車で4万円です。」‥‥そんなにかかるの?
しかも、机も収納ラックも買取はしてもらえず有料処分の対象となりました。そこのリサイクルショップではとりあえず有料処分の見積書だけもらいました。
他のリサイクルショップも同じ回答でした
先ほどのショップでは買い取れないけど、他のリサイクルショップなら‥と電話帳を見て問い合わせてみました。
念のため、こんな形のベッドですと伝えると「そのベッドは買取できません。」という回答をなんと3つのショップからもらいました。
「そのタイプのベッドはどこも取らんと思うで。うちで処分するんならベッド1つ5千円で引き取るよ。」と言う担当者もいました。
三女じゃないけど、まじまんじん?です。
そのタイプのベッドとはこちらのベッドです。
ベッドの下にあるのが「大容量ラック」です。この手の背の高いロフトベッドは買取していないということでした。需要がないということですが、「子ども部屋に大人気」って楽天市場に掲載されていたぞ、でも現実はそうでもないのかもしれません。
さて、どうしましょうか
有料処分で一番安かったのは、ベッド1つ5千円とご提案いただいたBショップでした。でも、机と大容量ラックも一緒に処分となったらもっと高くなるにちがいありません。
問い合わせをする前は、300円でも売れたら充分だと思っていました。(8年前、無印良品の脚付きマットレスベッドを300円で買い取ってくれたからです。)
それが処分に数万円かかるとは。
でも現状は10畳の部屋が粗大ごみ置き場になっているに等しいのです。
断捨離本などでは、処分するときのことも考えて購入しましょうなどという記述がありますが、まさかこんなに早く処分を考える日がくるとは夢にも思いませんでした。
ベッドや机を購入すると決まったときには、子ども達も自分たちの部屋で過ごす毎日を思い描いたことでしょう。「毎日机の上を片づけるね!」「ときどきベッドで一緒に寝よう!」とはしゃいでいました。
こんな日が来るとはつゆ知らず‥とめくるめく日を思い出しても、目の前のベッドは消えてくれませんので、具体的な対策を考えたいと思います。