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竜、きょうG戦 絶対勝つ

2018年8月5日 紙面から

中日-巨人 8回表1死、長野に勝ち越しソロを許すロドリゲス=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)

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 中日の連勝は5で止まった。4日の巨人戦(ナゴヤドーム)、新加入のジョエリー・ロドリゲス投手(26)が同点の8回、長野の一発などで2失点、4-6で敗れたが、打線は依然、好調だ。2試合連続、巨人のエース、菅野を打ち崩すなど、この試合も14安打を記録。5日は勝って、3カード連続の勝ち越しで、6年ぶりのCS進出へ、弾みをつける。

 新外国人左腕が痛恨の1発を浴び、竜の連勝は5で止まった。同点の8回。マウンドに上がったロドリゲスが1死から長野に左越えソロを被弾した。その後も暴投で1点を献上。3つのアウトを取れずに降板すると、ベンチで顔をしかめた。

 「内角のサイン。もっと低く投げなければいけなかった」。4度目の登板で喫した初安打初失点が初黒星に直結。7月22日に来日したばかりのドミニカンにとっては、これも勉強だ。積極的に振ってくる長野。最も警戒すべき初球が甘く入った。

 森監督が強く指摘したのも、その点だ。「長野ということを考えると、簡単にいきすぎじゃないか、というのは誰もが思う。それは少し覚えていかないと」。駆け込み補強で加わった左腕には勝ちパターンでの重要な1イニングが託される。この1球の怖さを今後に生かすことが、貸借のバランスをプラスに転じさせることにつながる。

 負けるときはこんなものかもしれない。結果的に白黒が区分されたのは8回。しかし、そこに至る流れには、よどみがあった。相手を上回る14安打。菅野を攻め、塁を賑わし、それでも4点に留まった。

 「結局は最初(1回と3回)の2点、2点だけの4点だけ」。指揮官が指摘したとおりだ。連勝を6に伸ばすには、それでは十分ではなかった。1回に2点を奪った直後の無死一、三塁も、3回に再び2点を奪った直後の無死一、二塁も、モノにできなかった。

 終わってみれば、今季最多の14残塁。回収できなかった走者の分だけ勝機は逃げた。「点を取れなかったら相手にアドバンテージを与える。次が大事だし、真価を問われる」と土井打撃コーチ。いかにして安打を得点に結び付けるかは永遠のテーマでもある。

 

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