問6
環境基準が設定されている有害大気汚染物質はどれか。
(1) アクリロニトリル (2) 塩化ビニルモノマー (3) ジクロロメタン (4) 1,2‐ジクロロエタン (5) クロロホルム
問7
酸性雨に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1) 酸性雨の主な化学成分として、硫酸イオンと硝酸イオンがある。 (2) 硫酸はSO2が酸化されて生成する二次汚染物質である。 (3) SO2の硫酸への酸化速度は、NO2の硝酸への酸化速度よりも大きい。 (4) 硫酸とアンモニアが反応してエーロゾル(硫酸塩)になる。 (5) 生成した硫酸、硝酸が雲や雨に吸収されて地上に降下することを湿性沈着という。
問8
ハロカーボン類の大気中濃度の経年変化を示す図中にある(ア)~(ウ)の中に挿入すべき化合物の組合せとして、正しいものはどれか。
(ア) (イ) (ウ) (1) HCFC‒22 CFC‒11 CFC‒12 (2) CFC‒12 CFC‒11 HCFC‒22 (3) CFC‒12 HCFC‒22 CFC‒11 (4) HCFC‒22 CFC‒12 CFC‒11 (5) CFC‒11 HCFC‒22 CFC‒12
問9
発生源・施設とそれに特徴的な大気汚染物質の組合せとして、誤っているものはどれか。
(発生源・施設) (大気汚染物質) (1) 塗装施設 テトラクロロエチレン (2) ごみ焼却炉 ダイオキシン類 (3) ドライクリーニング施設 石油系溶剤 (4) コークス炉 ベンゼン (5) 印刷施設 イソプロピルアルコール
問10
大気中の粒子状物質の性質と、呼吸に伴って吸入されたときの生体への影響に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1) 粒子状物質の生体影響は、濃度以外に粒径及び粒子の化学的性質で決まる。 (2) 微小粒子には、硫酸塩や硝酸塩、元素状炭素などが含まれている。 (3) 口呼吸では、0.05~2μmの粒子は、気管気管支領域への沈着率が低い。 (4) 肺胞領域に沈着した粒子は、肺胞上皮の線毛運動によって呼吸器外へ排出される。 (5) 微小粒子の濃度が高いときには、呼吸器系や循環器系疾患のある者は、健康への影響がみられることがある。
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