共産主義の陰謀を明かすドキュメンタリー映画 知られざる事実に全米が驚愕
南アフリカのピーター・ハモンド博士は講演会でロシア作家ソルジニーティンの話を引用し、「共産党はなぜロシアを占領したのか、それは我々が神を忘れたからだ」ハモンドは、自由主義社会と共産主義社会のイデオロギー対立は、「アメリカを守る戦いであるだけではなく、人類の文明を巡る戦いだ」と語った。
トレバー・ラウドン氏はスターリンの奇妙な行動について語った。「もしスターリンがそれをコントロールすることができなければ、東方正教会を復活させると思いますか?スターリンは自ら無神論者であると公言している。国家が全力で宗教を弾圧する無神論体制下に君臨した。しかし彼はロシア正教会を復興させた。それは彼らがロシア正教会をKGBのもとにコントロールし、もって世界のほかの教会に浸透することができると踏んだのだろう」
「アジェンダ」はアメリカのアメジスト協会が浸透された現状を語った。いま、キリスト教徒は様々なところで制限を設けられ、教会に行く多くの人はもはや神を信じていない、そしてもはや神学校においてさえ神の言葉を信じようとしない。人々は普遍的に創世主を信じなくなり、本当の神は今や取って変わられている。それは、実は共産主義者によるサタンのような計画だ。
アメリカ共和党政治家で作家でもあるスター・パーカー氏は、今日のアメリカでは「宗教はすでに人々に是非、善悪をわきまえさせる能力を失っている」と話す。
バウアー氏は研究の中で1953年のアメリカ国会の証言を発見した。証言していたのはまさにアメリカのエリート共産党員だったマンニング・ジョンソンだった。ジョンソンは証言において、「宗教を崩壊させる最も簡便な方法は教会に浸透することだと共産党は気づいた。もし人手が足りなければ、共産党のエージェントを神学校に集中させるべきだ。このような学校では非常に微々たる人数でも将来の宣教師たちに影響を与えることができる。策略は、人々の関心を精神から物質に移させることだ」と話した。
証言ではアメリカ共産党創始者の一人であるベンジャミン・キトローの話を引用している。彼は、「メソジスト教会社会行動連合会はハリー・ウォード博士よって組織された。その目的はメソジスト教会とキリスト教を社会主義を実現するための道具にすることだ」と話した。
驚くことに、ハリー・ウォード博士は共産主義者だけでなく、社会主義団体「フェビアン派」の成員でもある。彼とその親友のウォルター・ローゼンブッシュはアメリカ全国教会の協会を創設した。
アラン・キエス博士は共産主義者がキリスト教を壊滅させようとする理由をこのように分析する。「キリスト教は、神を信じ良心を持つ人々に対し、正義の側に立つ勇気を与えるからだ」
巨人ゴリアテを打ち倒すのは誰か
「アメリカは一つの健康な体のようなものだ。愛国主義、道徳観念、そして精神性を重んじる生活という三つの免疫力を兼ね備えている。もしわれわれがその三つの免疫力を破壊することができれば、アメリカは内部崩壊を起こすだろう」これはソ連の独裁者スターリンの言葉だ。
今日、現実は驚くほど厳しい。共産主義のマイナスな要素はアメリカ社会の各階層に影響を及ぼし、甚だしきに至っては主導的役割さえ果たしつつある。道徳の下落や精神の退廃、離婚率の上昇、教育の変質、経済の失速、などなど。自由主義社会の基準はすでに揺らぎはじめ、形成は予断を許さない境地まで来ている。小石で巨人ゴリアテを打ち倒すダビデはいったいどこにいるのか。
映画「アジェンダ」は共産主義の浸透に対する対抗策を数々提案した。自由主義の礎石を固守し、邪悪に成功させてはならないと強調する。学者たちは、道徳的な責任に基づいて、国民はみな投票に参加するべきであると強調する。バウアーズ氏は、2016年に保守派の大統領を選出することを願っている。
大きな流れの中で一人一人が何らかの作用を引き起こしているため、私たちは反省すべきだと「アジェンダ」は訴える。このドキュメンタリー映画が示す悪夢の発端はアメリカに限ったことではない。共産主義が奪おうとしているのは、全世界の平和であり、人類共通の未来だ。そのため、一人ひとりが誠実と善良を保ち、勇気を出して邪悪に対抗しなければならない。
(翻訳編集・文亮)